【家と外のバリアフリーと快適移動手段】カッコよくシニアライフを楽しもう!

ためになる話しメモ

2023年5月に一条工務店のグランスマート平屋を新築したシニアライフビギナー(64歳)です。
今はまだ空き家のままですが、終の棲家のアップグレードをあれこれ考えています。
今日のトピックは、まだ研究中の家と外のバリアフリーと快適移動手段です!
住環境コーディネーターの出番です(笑)

これは、戸建て住宅で車椅子を使うシニアライフを想定した話しでして、

  1. 家と外のバリアフリーアクセス、
  2. それと、電動車椅子の現状、

の二点についてです。

歳を取るにつれ上手に歩けなくなるかも知れませんが、きっとテクノロジーが足になってくれます!

家と外のバリアフリーアクセス

車椅子を戸建てで使用する場合、エレベータのあるマンションやアパートとは違って、家と庭、庭と道路など高低差が課題になります。そこで解決方法として最もオーソドックスな方法としまして、

  1. 車椅子用電動昇降機(段差解消機)の設置
  2. スロープの設置
  3. 介助者に手伝ってもらって車椅子へ乗り換え

などが考えられます。

  1. 車椅子用電動昇降機(段差解消機)
    テラス、掃き出し窓、玄関の框などで垂直に昇降できます。平らなまま移動できて安全。
    段差解消機は、建築基準法における特殊な用途の昇降機(エレベーター)として規定されています。構造的にはシンプルなのでDIYで挑戦したくもなりますが、信頼できるメーカー品を使った方が安全で無難です!また、使用期間も限られるでしょうからレンタルがお勧めです。

    例えば↓こんな機材のレンタルがあります。
    高低差65cmの昇降が可能です。

    出典:ダスキンヘルスレント
    レンタル料金:23,380円~/月
    介護保険利用時負担額:2,338円~/月
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    ↓昇降設備のイメージです。(ちょっと大型で移動式ですが)
    移動式段差解消機_段差らく~だ630st._車いす用リフト_昇降装置_PR動画
    移動が可能な車いす用 段差解消機「段差らく~だ630st.」です。キャスターの出し入れが可能なため、移動時はキャスターを出して、昇降する時はキャスターを格納すれば段差解消機本体が床面に接地して安定した昇降が可能です。キャスターの出し入れは油圧式によるもので、無線操作スイッチで行います。キャスターにはオムニホイール...
  2. スロープ
    こちらも、テラス、掃き出し窓、玄関の框などで使えますが、安全な傾斜角度を維持する為に十分なスペースと墜落防止のための手摺や脱輪防止枠などが必要になります。
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    下図は、スロープを我が家のテラスに設置したイメージです。
    恒久的な設備にするよりも、単管足場などで簡易スロープを設置してもいいと思います。

    模型のテラスに昇降スロープを付けてみました。手摺はまだです。

    車椅子でもテラスへ出られるようリビングとの高さを近づけました。
    タイル製のデッキをリビング高さまで上げるとグレーチング設置等もあって高額になりましたが『家中真っ平の終の棲家』を踏襲しました!
    また、タイル張りだと高圧洗浄機がガンガン使えます。
    【一条・中庭を採用した訳】ちょっと奥まった感でプライベートタイムを満喫

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    ↓こちらは、スロープを我が家の玄関先に設置したイメージです。
    1/7勾配(傾斜角度は8度)ですので介助必要。電動なら不要。
    玄関框の段差約20cmが解決されたらこの選択肢もOKです。

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    ↓こちらはレンタルのスロープです。
    このタイプは手摺がないので介助者と共に慎重に移動する必要があります。
    それにしても昔に比べて品揃えが豊富です。
    出典:ダスキンヘルスレント
    スロープ(介護予防福祉用具)のレンタルは「要支援1・2」「要介護1以上」の方が対象
    レンタル料金:13,200円~/月
    介護保険利用時負担額:1,320円~/月
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    スロープ角度の参考値です。
    サンリブさんのバリアフリー・スロープ・階段などの注意事項から。
    電動車椅子でないとかなりスペースが必要になりますね。
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  3. 介助者に手伝ってもらって車椅子へ乗り換え、はこの投稿では割愛します。
ここで課題として残る点は、
玄関以外から出入りする際の施錠です。
例えば、掃き出し窓を出入り口に使う場合は、外から施錠出来るような鍵を追加で設置する必要があります。念の為に防犯カメラもあった方がいいですね。

電動車椅子の現状

  1. こちらは、移動用の車椅子についてですが最近の進化は凄いです。
    中でも驚いたのが、車椅子に電動の牽引装置をワンタッチで取り付けられるものです。普通の車椅子が突然電動車椅子に!操作性バツグンでしかもカッコいいです!
    しびれたのは、ディスクブレーキが付いているタイプ。私のような元ライダーには超たまりません💛

    出典:comfygomobility.com
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    出典:外国製。確認中_(._.)_
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    アマゾンで『着脱式車椅子牽引』と検索したら12万円くらいで売ってました。
    車椅子なくても欲しくなります(笑)

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  2. また、最近のシニアカーもカジュアルでカッコいいです。
    折り畳んでバスや車にも積めるものもありますので、健常者の方と一緒に旅行することも可能です。勿論、エレベータにも乗れますしレストランやスーパーなどへも制限なく入って行けます。

    出典:ミノッティ

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    最近、ホンダのモンパルなどのやや重厚なシニアカーが姿を消した理由が何となく分かります。

    【参考になる動画】
    ↓ちょ~っと前奏部分が『あれっ?』ですが、その後の動画は分かり易いです(笑)
    行きたい所に一人で行ける電動カート。折りたたみ式なので車にも、バスでも、タクシーにでも積めます。

     

今年も、
”シニアライフを生き生きと過ごせる工夫”
を考えていきたいと思っておりますし、その為のお手伝い、特に福祉機器の普及活動に参加できたら嬉しいです!

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