2023年5月に、終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築したシニアライフのビギナーです。仕事の都合でまだバンコクにおります。
さて今日は”和室を採用した訳”です。
計画段階の経緯の記録と、将来もしも気が変わったら💦を纏めておこうと思いました。
和室を採用した訳(理由)
家を新築する際『和室をどうするか?』は、日本人なら年齢にあまり関係なくどなたも悩まれる話しかと思います。統計によりますと、和室の採用率は20~40代の方ですら70%を超える人気で、数年前と比べても和室を採用する割合は増加傾向らしいです。
以下、私、シニアが和室を欲しくなった理由です。
- 抵抗なく横に慣れる場所。
- 畳の匂いが心地いい。
- 和室は何となく落ち着く空間。
- 洋室の様に用途が決まっていないので何かと融通が利く。
⭐️客間として使える。
⭐️食事もとれる。
⭐️布団を敷けば数人は泊まれる。
⭐️家事スペースとして使える。 - 実家に和室があるので何となくあった方が良いと思う(日本人のDNA)。
- 親との同居や、親が遊びに来た際は、和室があった方が親孝行だと思う。
- 急なお客さんなどで、リビング周辺に散らかったものを緊急避難させる場所。
みたいなことを色々考えてましたら、結局最後は『よしっ和室を採用しよう!』と言うことになりました。ただし和室の広さは4.5帖とコンパクトサイズに。
また、一時は小上がりの和室で盛り上がりましたが、真っ平なバリアフリーをベースにと考え不採用です。【一条・和室に小上がりを採用しなかった訳】終の棲家は”家中真っ平”を基本としました♪
一条さんによると、検討段階で和室をどうするかは必ず出て来る話題らしいです。最初は『和室は不要』と断言されていた方も、検討途中で『やっぱりなぁ、和室あった方がぁ』と揺らぐ方多いらしいです(笑)
ここまでの判断は間違っていなかったと思います。
和室の東側に畳とほぼ同じ高さのタイルテラスの中庭。
西側に2帖のトイレがあります。4.5帖ですが我が家の一等地です。
将来、気が変わって洋室に変更できるのかなぁ?
せっかく採用した和室ですが、将来の柔軟性として洋室への改造可否についてです。
【結論は、出来ます】※
最も大きな課題は、畳をフロアリングに変えることが出来るかですね。
一条工務店の家で床暖を採用した場合、フロアの下に床暖用の給湯管が走り回っていますので、床の仕様を変えるのは大変かなぁと思ってしまいますね。
でも、実はそう難しくはなさそうです。
以下、根拠の一つです。
給湯管が取り付けられた床暖パネルは、洋室、和室どちらも床表面から12mm下に設置されています。これは一条工務店が開発した畳の厚みが洋間のフロアリングと同じ12mmの厚さだからで、和室の床暖房を可能にさせた理由でもあります。
と言うことで、洋間で使っている床材と同じものを使って和室を洋間にすることは可能と言えそうです。しかも床暖性能を維持したままです。
勿論、床と和室の内装のチグハグさは残るでしょうが、クロスを貼り変えるなどで変更は可能です。
下に断面図を描いてみました。素人絵ですみません_(._.)_
↓この通り、畳は簡単にはがせます。
極端な話し、この畳の代わりに木のパネルを敷けば洋間に早変わりします(笑)
但し、床暖の給湯管を破損させたらその代償は大きいですので、ここは一条工務店の専属の大工さんにお願いした方が間違いないです。
少なくとも、指定床材の代わりにカーペットやじゅうたんを直接敷くなどは厳禁ですね!給湯管を破損させるリスクがとても大きいです。
※但し一条さんに直接確認した話しではありませんので、実施される際はご確認下さいm(__)m
まとめ
- 和室を採用するか否か迷っている場合は、和室を採用する。
- 将来、もし生活環境や、気が変わったら、床暖機能を損なうことなく洋室に改装することは可能。床の仕様次第だが、そう大掛かりな工事でもなく大きな出費にはならないと思う。
- だから、和室を採用するにしても、将来洋間になるかも知れないことを考慮したレイアウトにしておく。(実際のところ畳仕様の洋間は設定可能です。但し吊り押し入れがオプション扱いになります)
- 但し、間違っても畳の代わりにカーペットなど給湯管を傷める可能性のある代替品は厳禁。
あまり無責任なことは言えませんがヒントにされて下さい。
我が家の和室も、将来は洋室になる可能性あります(笑)
・「日本間」に対しては「洋間」、
・「和室」に対しては「洋室」、
ということが多いです。
最近は、「日本間、洋間」よりも、「和室、洋室」という言い方が多いです。