【水が無くても使える簡易トイレ】非常用グッズの備え “Be Prepared !”

ためになる話しメモ

自然災害、断水、トイレの故障などでトイレが使えなくなるケースを想定しまして、今日は、”簡易トイレ”についてスタディーしておこうと思います。
特にトイレは、プライバシーに直結する非常にデリケートな話しですので、しっかり備えておきたいものです。(Be Prepared)

石川県能登半島地震とその関連の事故によって犠牲になられたすべての方々にお悔やみを申し上げます。また、被災者の方々に衷心よりお見舞い申し上げますと共に、被災地の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈りしております。

早速ですが、以下はNHKの命を守る情報サイトからの抜粋です。
いざと言う時の重要な情報ですので、そのまま転写しました_(._.)_
それぞれの見出しにリンクを張っています

1. 災害時のトイレ不足 水が流せない…簡易トイレの作り方と注意点地震などの災害で断水しトイレの水が流せない…地震で壊れてトイレが不足している…。そんなときに自分たちで簡易なトイレを作る場合のポイントです。簡易トイレを作るには携帯トイレなど災害用のトイレを使うのが望ましいですが、無ければ次の方法で代用できます。20240103_01_01①便器の上から大きめのポリ袋をかぶせる
②さらに便座の上から大きめの袋をかぶせる
③袋の中にオムツやペットシーツなど吸水性のあるものを入れる
④捨てるときは袋をしっかり結んでまとめ、ゴミ収集ができる状態になったら自治体の指示に従って廃棄
⑤手指を洗う
自宅以外で使用する場合は、プライバシーに配慮してトイレの周辺を小型テントや布などで覆うようにしましょう。便器が無い場合20240103_01_02便器がない場合は、厚手の丈夫な段ボールで箱を作り、上にだ円形の穴を空けて使用することも可能です。何度も使うと弱くなってくるので注意しましょう。また、かぶせるゴミ袋を二重にすると段ボールが汚れにくくなります。バケツでも代用できます。ただ、これらを使う場合は体重をかけすぎないよう注意が必要です。新聞紙を使う場合20240103_01_03袋の中に入れるオムツやペットシーツなどがない場合は丸めた新聞紙などが使えますが、吸水性が低く汚くなりやすいので、衛生管理に気をつけてよりこまめに捨てる必要があります。
吸水性は落ちますが環境用クロスやアルコールを含んだティッシュなどでも代用できます。
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トイレが不足していることで水分をとるのを我慢すると健康を害するおそれがあります。仮設トイレや災害用トイレなどの支援が届くまでは周辺の人と助け合い簡易トイレを作り、しっかりと水分をとりながら過ごすようにしてください。banner

 

2. 災害用のトイレ どんな種類が?どう使う?

想像してみてください。地震や水害、突然の停電でトイレが使えなくなったら…。マンションでは一見使えるようでも、下の階が汚水であふれてしまうことも。災害時にトイレを我慢することは健康被害にもつながり、備蓄を進めることが非常に大切です。どのようなトイレを備蓄すればいいのか、そして便利な使い方はどういうものなのでしょうか。

自宅用には便器取り付けタイプがおすすめ
自宅でどうやって備えておけばよいのか。
専門家などがすすめるのは「携帯トイレ」。中でも冒頭の画像で赤囲みしている
「自宅のトイレの便器に取り付けて使う袋タイプ」が特におすすめです。
簡易トイレはトイレが破損してしまったり、避難所などでトイレが足りなくなったりした時に使います。
携帯トイレは最低3日分、できれば7日分あると安心です。例えば、1日に5回行く人であれば、5回×3日=15回分。7日で35回分です。
4人家族であれば3日で60回分、7日で140回分。1箱10回分入りの携帯トイレならば6箱~14箱…多いと思いますが災害時のトイレの不安は心身ともに影響を及ぼすことを考えると多めに用意することが重要です。ではどうやって使うのか?

携帯トイレの使い方
ポイントは、はじめにゴミ袋などを用意して便器を覆うようにかぶせた後、便座をおろして挟んでおき、その上から携帯トイレを使うことです。
携帯トイレが便器の底の水でぬれるのを防ぐことが出来るので衛生的です。
捨てる時、災害直後は自治体などのゴミの収集も遅れてしまうので、しっかり袋を結んでまとめておき、その後ゴミの収集などが始まったら自治体の指定にあわせて捨てるようにして下さい。
合わせて用意しておくといいモノ

携帯トイレに合わせて備蓄するといいモノ
1.トイレットペーパー
携帯トイレに気を取られ忘れがちです。災害で物流が途絶え、品切れになってしまう可能性もあるので備えておくといいです。1人当たり1ロール/週間が消費の目安です。最近では3倍巻きなど長巻きのものもあり、比較的場所を取らなくていいです。

2.ランタンやヘッドライト
トイレには窓がない場合が多く、停電すると真っ暗になります。暗いと不安ですし、見えづらくてトイレに失敗したら掃除する水も手に入りにくいので大変です。両手を空けるためにも懐中電灯ではなく、ランタンやヘッドライトをおすすめします。

3.ポリ袋(45リットル)
便器にかぶせるポリ袋は、携帯トイレセットの中に入っていないこともあるので、自分で備えておくようにしましょう。スーパーやコンビニでもらうようなレジ袋だと小さく45リットルくらいのポリ袋だとちょうどいいです。

4.アルコールウエットティッシュやペーパータオル
断水していることも多いので用を足したあとに手をふくのに使います。
マンションでは流す前に確認して!マンションで汚水あふれる
国土交通省「災害時のトイレ、どうする?」より

マンションにお住まいの方。一見、水が流せるようなトイレでも、ちょっと待って下さい。
実は故障していて下の階の人のトイレに汚水があふれてしまう可能性があります。2016年の熊本地震などで実際に起きていることです。
大きな地震のあと、停電しているとき、断水しているとき、排水管が壊れているときは水を流す前に問題がないか確認してほしいと、国は呼びかけています。マンションのトイレチェックポイント
マンションではさらにどんなことに気をつけたらいいか、被災地のトイレ環境調査などを行っている日本トイレ研究所の加藤篤さんに聞きました。

加藤さんはマンションでは、管理組合が中心となってトイレの災害時の使い方を話し合い、準備することが大事だと話していました。
加藤さんのマンションチェックポイント
加藤さんは、災害後はトイレが一番の問題になると言っても過言ではないと強調します。
現実に名古屋大学などの調査では、東日本大震災で3日以内に仮設トイレが届いた自治体は34%、半分近くの自治体では1週間たっても届きませんでした。最も日数がかかったのは65日後でした。

「首都直下地震」では幹線道路が帰宅困難者であふれて避難所や公衆トイレに人が殺到し、最悪の場合、トイレに行きたくてもすぐに見つからない状況が17時間も続く可能性が指摘されています。
想像するだけでも厳しい状況です…。食料や水といった「体に入れる備え」だけではなく「体から出すための備え」についてもぜひ考えてみてほしいです。
(社会部災害担当 清木まりあ)
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それと、”ecoばかクリエイション”さんのこの動画も参考になりました。
何と大と小をちゃんと分ける機能があります!
こんな簡易トイレを常備しておくと、とても安心だと思いました。
私は無事でした。トイレの作り方をシェアします。

我が家の屋外倉庫に格納しておこうと思います。

 

アマゾンを覗いただけでも沢山の簡易トイレが出ています。
仕様もお値段もピンキリですが、いざと言う時の準備はしっかりしておきたいものですね!

また、周りを囲める簡易トイレなどもあります。
トレイも付属して9000~11000円くらいです。
↓出典;メテックス


 

以下の情報は、色々な情報からChatGPTが選んだ『災害に備えておきたもの30アイテム』です。(一部、追記・修正しています)

  1. 快適な靴: 長時間歩く必要がある場合のため。
    靴は、日頃からベッドの下など寝室内にも置いておくべきだと思います。
    震災などで、部屋の中が割れたガラスなどが散乱する場合があります。
  2. 非常食: 長期保存が可能な栄養価の高い食品。
    賞味期限が近付いたものは普段の食事にまわし、不足した分を補充します。
    結果フードロスも抑制出来ます。(コロナやSARSの備蓄で散々経験しました)
  3. 飲料水: 十分な量の飲料水を確保。
    これも非常食と同様、定期的に使って補充した方がいいと思います。
  4. 急救キット: 医薬品、絆創膏、包帯などの基本的な医療用品。
    ほぼ毎日服用する持病の薬もこの救急セットに入れておいて、毎日ここから取り出すのがベストです。常備薬を持ち出すことはけっこう忘れ勝ちです。
  5. 防寒具: 寒冷地域では毛布や防寒着が必要。
    コンパクトに畳める防寒着とヒートテックは必須です。
  6. 懐中電灯と予備電池: 照明を確保するため。
    電池も放電します。
    懐中電灯のケースに、電池の取り換え時期を書いておいた方がいいです。念の為、最長一年だと思います。
  7. 携帯ラジオ: 緊急情報を入手するための手動発電ラジオ。
    手動発電はお勧めです。
  8. 予備の電池: 電池駆動の機器の動作確保のため。
    予備の電池も放電します。年に一度は取り替えた方がいいです。
  9. 太陽光発電器具: 携帯電話充電や照明のための太陽光パネル。
    100Wでもあるとちょっと安心です。
  10. 携帯電話と充電器: 通信手段として。
    乾電池から充電するタイプも便利です。
  11. 重要書類とコピー: パスポート、保険証、身分証明書、免許証など。
  12. 現金: 電子決済が使用できない場合のための現金。
    例えば、1.で記載した靴の底に一万円札を忍ばしておくと、着の身着のまま+一万円になります。
  13. 予備の眼鏡・コンタクトレンズ: 視力補正が必要な場合。
  14. ヘルメット: 頭部保護のため。
    折り畳めるものもあります。
  15. 使い捨てカイロ: 夜は冷えます。
  16. シートやテント: 避難所が提供されない場合の仮設対策。
    寝袋があるとベストです。
    また、断熱アルミシートも重宝します。
  17. 予備の衣服: 長期の避難に備えて。
  18. 衛生用品: 石鹸、歯ブラシ、生理用品など。
  19. 地図とコンパス: 方向感覚を確保するため。
    地域ごとの避難マップなど。
  20. 予備の鍵: 住居や車の鍵の予備。
  21. ノートと筆記用具: 状況や連絡先を記録するため。
  22. トイレットペーパーとティッシュ: 衛生状態の維持のため。
    また簡易トイレは必須です。
    ウェットティッシュもあった方が。
  23. 食器と使い捨てカトラリー: 食事のための器具。
  24. 携帯用調理器具: 非常食の調理のため。
  25. 予備のガス缶: キャンプ用ストーブなどの動力源。
  26. ゴミ袋: ごみの処理。また着替えの保管。
    いざとなればトイレに出来ますので多めに。
    ロールになったものがかさばらずにいいかも。
  27. 防犯用品: ホイッスルや防犯ブザー。
  28. ペット用ケージ、食料、ハーネス: 一緒に行動出来るように準備
  29. 娯楽用品: カードや本などの時間つぶし。
  30. 非常用ツール: ロープ、ナイフ、ハンマーなどのユーティリティツール。
これらの非常用グッズが難なく車に積めることも日頃からシミュレーションしておいた方がいいですし、車中泊の可能性も考慮した準備があれば更に安心です。

上述とかなりダブりますが、↓こちらもご参照下さい。

【ご参考まで】
こんな本をよく眺めているのですが、非常時に役立つアイデアがあります。

参考にされて下さい。

 

Be Prepared!【備えよ、常に!】

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