【うちの会社にはまだFAXがあります(笑)】やがて人間 vs. シンギュラリティ

ためになる話しメモ

私は、今年65歳になるシニアライフのビギナーです。
劇的に移り変わるテクノロジーを目の当たりにして来た生き証人の一人です🥸
アイキャッチの写真は、今も会社に置いてあるファックスですが最近では使うこともありません。でもおかしなことにお客さんとの間で交わされた契約書に”ファックスの設置”が残っていたりして廃棄できません(笑)。
ただ私が新人だった昭和は、まだテレックスなんてものが残っていた時代でしたから、紙に書いたものがそのまま送れるファックスの登場は画期的で、業務効率を倍増させる大発明でした!例えば、図面に直接コメントしたり漫画絵を加えたりして言いたいことを正確に伝えることが出きたのです!

ウィキペディア(Wikipedia)何とも言えませんが、ここに写っている方々は既に80歳前後とお察しします。

そして時代が変わり、スキャンしたものをそのままメールなどで電子的に送れるテクノロジーの登場です。しかもカラーです。写真なども添えることで情報の密度や正確さはファックスの数百倍になりました。通信機器も高速化、小型化され、いつでもどこで情報にアクセスできますし会話もできます。今でもファックスを使っている会社は劇レアだと思います。

でもちょっと不思議だなぁと思うことは、
仕事の忙しさは半世紀前とそう変わっていないのです😭
しかも、半世紀前に起きていた問題が今でも起きていたりします。羽田の衝突事故のような目を疑うような事故も起きました。
テクノロジーの進歩で細かいことまで高速に処理できる時代になりましたが、一方で人間そのもののCPUやメモリーは大昔から変化していないのですから、そもそも両者のシンクロナイズには無理があるのかも知れません。
となりますと、もしシンクロ出来ない人間がボトルネックになっているのならそこは生成AIに。AIに出来そうにない所だけは人間が!となりますが、後者の領域は日々狭まっていると言われています。つまりシンギュラリティの到来です。

私は昨年から特命でDXを担当していますが、シンギュラリティ不可避を前提にすると思考も手も止まってしまいますので、先ずは人間から単純なルーティンワークを減らし社員にはAIにはない感性やリーダーシップを磨く教育を施したいと思っています。
ハードルは高いですが!シニアの手習い💦頑張っています。
若い方々にも試練の時代となりますが前向きにタックルして欲しいと思います!

ファックスのほっこり話し
老人会などの踊りの練習では、未だにテープレコーダーが主役だったりします。これはテープレコーダーが人間の目で見て分かり易いからで、音楽の位置が目て見て分かる、巻き戻せば目的の曲があることが視覚的に分かるので誰にでも使えることが大きな理由だと思います。
ファックスも似ています。原稿が機械に吸い込まれて行く様子は、相手側に自分が書いた文字や絵が送られていることがイメージ出来てとても分かり易いです。
最近では、ZOOM、ライン、アレクサ、グーグルなどを使って遠く離れた人との会話も簡単になりましたが、今でもファックスで連絡を取り合っているご家族がおられます。『今度来る時に、あれとあれ、買ってきてな』みたいなファックスがお爺ちゃんから来るわけですが、安否確認と認知症確認などにも役立つのです。ただ、悩みは紙の補充忘れだそうです(笑)

アナログは人間の脳で視覚的に理解出来ることが多いので安心でホッとします。レコードブームの再来、、特に癒しを求めるこの時代に全くうなずける現象ですね!

【60代の趣味・ワクワク復活♪】昭和の宝物・ステレオ💛

↑昭和52年に買ったステレオ。今でも田舎に保管しています。

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ラブレターもアナログにかぎります(笑)

 

シンギュラリティー(技術的特異点)とは、
自律的な人工知能が自己フィードバックによる改良を繰り返すことによって、人間を上回る知性が誕生するという仮説です。 人工知能研究の世界的権威であるレイ・カーツワイル氏が2045年にシンギュラリティーに到達すると予測していることから、2045年問題とも呼ばれています。
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