2023年に終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築したシニアライフのビギナーです。
今、一時帰国中で、ちょっとずつ家財道具を揃えているところです。
今日のお題は、”シニアライフに備えた車椅子による動線チェック”です。
アイキャッチ画像は一般的な車椅子のサイズですが、今回、私が実際に使った車椅子の寸法は以下のようになります(コンパクトでお勧めのサイズです)
- 幅:560mm
- 長さ:1000mm
- 高さ:860mm
- 座面高さ:420mm
- アームレスト高:667mm
最近は、おしゃれでコンパクトな車椅子、電動車椅子がたくさんあります。体形や用途に合わせて選択することが出来そうです。飽きのないシンプルなものがお勧めです。
それでは、以下、気になるポイントに車椅子を入れてみます。
玄関横の1.5帖のトイレ(引き戸)
引き戸を全開にした時の入り口の幅は703㎜です。
車椅子を中に置いたままドアを閉めることが可能です。
但しこの中での車椅子の転回は出来ません。
介助が必要な時は、便器の横に立つことは出来ます。
2帖のセカンダリートイレ(引き戸)
トイレ内での転回が可能です。
1.25坪の風呂(開き戸)
広さ的には風呂場の中で転回することは可能です。
1.25坪は、仮に介助が必要になった際でも、作業がとても楽な広さだと思います。
キッチンのコンロ前とパントリー入り口
写真の左側がパントリー入り口です。パントリーの中に冷蔵庫が入ります。
パントリー入り口は796mm。
キッチンの通路幅は、引き出しの取っ手と取っ手の間が760mm。(引き出しの面間は820mm)
車椅子で真っすぐ進むには、少し慣れが必要ですがストレスはないと思います。
部屋への入り口(引き戸)
引き戸の場合の有効幅は、700~740mmです。
我が家には、廊下の曲がり角や、廊下から部屋への直角のアクセスがないので、車椅子での移動は比較的楽だと思います。
ダイニングテーブルとの関係
テーブルの下面高さが676mm。車椅子のアームレストが667mm。
ギリギリですが、セーフです。
まとめ
一通りの重要ポイントはクリアです。
今回使った車椅子はコンパクトサイズながら機能は一般的なサイズの車椅子と何ら違いはありませんので、動線をストレスなく確保する為にもお勧めのサイズです。
- 幅:560mm
- 長さ:1000mm
- 高さ:860mm
- 座面高さ:420mm
- アームレスト高:667mm
障害をもって一番不便を感じることは、水と食べ物、それとトイレや風呂へのアプローチです。
歳をとって体が動かなくなっても、誰だって、人の助けを借りず自分で全部やりたいのだと思います。