サワディーカップ!
2023年に”終の棲家”にと一条工務店のグランスマート平屋を新築したシニアライフのビギナーです。
今月は3週間ほどの一時帰国を利用しまして新居に滞在しています。
4月24日にバンコクへ戻ります。
さて今日のお話しは、”風呂上がりの脱衣場はひんやり寒い”です。
【課題】
一条工務店の家は、風呂場にも床暖が入っていますので、入浴するまでの過程でヒートショックに襲われる可能性はありません。問題は、風呂からあがって濡れたまま脱衣場に移動した時です。
風呂上りの濡れた体は、蒸発の際の気化熱により体温が急激に下がるので要注意です。
【対策】
そこで、ずっと使っていなかった遠赤外線ヒーターが実家にあったことを思い出しまして、早速脱衣場に置いてみましたら想像以上に快適でした!
アイキャッチ画像が浴室のドアの横に置いた遠赤外線ヒーターです。
随分前に買った遠赤外線ヒーターで、”夢暖房660型”と言う商品です。←PRではありません(笑)
当時いくらで買ったか記憶が定かではありませんが、現在の価格は約4万円です。
輻射熱を利用したストーブですから、じんわり、ほんわか暖かいです。
87歳になる義母が大そう喜んでくれました!
風呂に入る直前にスイッチオン。400WでOK。
風呂からあがる頃には脱衣場はほんわか暖かくなっています。
体をタオルで吹き上げたら直ぐにスイッチオフ!
QOLを最大化すると共に、シニアライフの健康管理にも気を付けたいと思いました。
まだ数週間しか住んでませんので一条工務店の家を評価するのは時期尚早ですが、高気密、高断熱に関する性能は間違いなく凄いです。
ただ、要所要所に暖房や冷房機器のある贅沢もありかな、と思いました。
【一条・全館冷暖房を誇る家にエアコンを追加した訳】”隠ぺい配管”って何?
まず、簡単に輻射熱の原理を解説します。そもそも熱エネルギーは、温度の高いところから低いところへ移動しますが、その伝わり方は、「対流」「伝導」「輻射」の3つに分類されます。
このうち「輻射」は、物と物が直接触れていなくても、遠赤外線の作用により熱が伝わるというもの。その時移動する熱エネルギーを「輻射熱」といいます。ちなみに、気体や液体の流れによって熱が移動するのが「対流」、直接触れている物体と物体の間で熱が伝わるのが「伝導」です。
輻射熱を体感できるのが太陽やたき火です。太陽はとても遠くにあり、途中に宇宙空間があるにもかかわらず、日光に当たるとぽかぽかと暖かいですよね。たき火も、直接触れていないのに暖かさを感じます。
同様に、輻射熱により涼しさを感じることもあります。例えば、洞窟や蔵の中に入ると、気温は変化していないのにひんやり涼しく感じます。これは、私たちの身体から出た遠赤外線が、洞窟の内側や蔵の壁など温度の低い方へ移動するため、涼しく感じるのです。
出典:イシンホーム