サワディーカップ!
終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築しましたシニアライフビギナー65歳です。
今は仕事でバンコク駐在です。
先月は一時帰国休暇を利用して家の設備を色々と使ってみることが出来ました。
今日は、”エコキュートからのお湯がなかなか出ない”お話しです。
いきなりガッカリしたのがお風呂のシャワーでした。
30秒ほど待って、やっとお湯が出る・・・
『エコキュートは浴室の真裏に設置したのに、なぜ直ぐにお湯が出ないの?』
エコキュートからシャワーまでのホースの距離
そこで、給湯用の配管ルート図を眺めてみましたら、原因は↓これのようです。
エコキュートからのお湯は、一旦、わざわざざ遠くにあるヘッダーに送られ、そこからシャワーへ折り返すようにお湯が戻って来ます。
結果、
- エコキュートとシャワーの直線距離が僅か1mなのに対して、
- エコキュートとシャワーの間にあるホースの長さは、何と8mです!
つまり、その8mのホースの中に冷たい水がたっぷり入っているということになります。
しかも、ホースは床下ですから外気温と同じです。真冬は0℃以下です・・・
柔軟性のあるホースの採用で、凍結による水道管の破裂はなくなりましたが、保温力の課題は残ったままのようです。
↓こちらは、エコキュートから5mほど離れた洗面台ですが、お湯はシャワーより先に到着します。
なんだが奇妙な話しですが、ホースのレイアウトの仕業ですね(笑)
↓エコキュートからセカンダリートイレの洗面台までのホースの距離は約15m。
これは最初から覚悟していたことですが、お湯が出るまでバケツ一杯分の水が必要です・・
この洗面台は、来客の人が冷たい思いをしないように、またちょっとした洗い物も出来るようにとお湯を引きました。
冷たくさせない対策案
本帰国したら、何らかの対策をと思っています。
給湯用ホースに保温材を巻きつける
オーソドックスな方法ですが、やる価値はあると思います。
実際のところ、直ぐに暖かいお湯が出てくれるのが理想ではありますが、もっと大事なことは『水が冷たくないこと』です。
顔を洗う際、ぬるま湯以下の温度でも『お~っ冷たっ!!』でなければOKですね!
保温材は、DIYで簡単に取り付け可能です。
床下の配管に巻き付けるので見た目を気にする必要もありません。とにかく、熱が逃げないよう断熱性の高い保温材をしっかり巻けば効果はあると思います。
★保温材のリンクNo1です
★保温材のリンクN02です
★給湯ホース3重巻き!保温マシマシにしてお湯がすぐ出るようにしてみた!床下断熱の方必見!
加温設備を設置する
エコキュートからのお湯を待つ間、給湯をアシストする設備が市販されています。
これらは、セカンダリートイレの洗面台にどうかなぁと思います。
蛇口をひねったらほぼ瞬間的にお湯が出て来るので、超High-QOLが実感出来ます。
”費用対効果”は、ヒートショックによる病院代との比較が分かり易いかもです(笑)
魔法びん電気即湯器
4~5万円くらいです。
加温自動水栓(瞬間式)
弱口まわり一式で15万円くらいです。
簡易温水器ですと数万円からでも設置可能です。
まとめ
節水の為にもお湯は直ぐに出て欲しいものですが、なかなかそうも行きません。
私の実家でも、シャワーを使う際にお湯が出るまで水を捨てていることに罪悪感を感じるものです。
先ずは、給湯ホースの保温(DIY)からチャレンジしようと思います。
一方、一条工務店さんも将来的には『給湯ホースの保温は標準仕様』にされたら更に迫力のある世界最高峰の高断熱の家になると思います。
本帰国になったら、あちこち改造してアップグレードしたいと思います!
それでは明日も良い日でありますように!
Have a Nice Day!
我が家の場合『このヘッダーの位置はもっと浴室寄りでよかったのではないか?』と言えそうです。
要は、”ホースの折り返し部分を減らす”です。