昨年、終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築しましたシニアライフのビギナーです。
我が家の自慢の一つが6帖ほどのロフトでして、私のブログの中でも最も閲覧頂いているトピックになります 🙂
以前の投稿とも重複しますが、今日は改めて”ロフトの昇降設備を、梯子ではなく階段を採用した訳”についてです。
【結論】
ロフトに階段を採用した大きな理由は、
① シニアに梯子の昇り降りは危険。
② 二階建てのように気楽に行き来できる場所にしたかった。
③ ロフトを多目的に使う上で昇降動作の制限が少ない
④ ロフト(秘密基地)専用の階段で贅沢感を満喫・笑!
みたいなことです。
階段と梯子のメリットとデメリット
ロフトの昇降における階段と梯子のメリットとデメリットは以下の通りです。
階段の場合
メリット
- 安全性: 手すりがある場合が多く、シニア層でも昇降動作が安定して安心。
- 使いやすさ: 荷物を持っての昇降が楽。
- デザイン性: 家全体のインテリアに調和しやすい。
- 拡張性:将来、電動昇降設備が設置可能。
人や物が簡単に昇降出来れば、ロフトを長期に渡って活用出来る!
デメリット
- スペースを取る: 設置には広いスペースが必要。投影面積で1.5畳ほどになります。
- コストが高い: 梯子に比べて材料費や工事費が高くなる。(一条の場合は追加2万円でした)
- 固定される: 移動や取り外しが難しい。
Hint: 一条では採用不可ですが、折り畳んで壁に収納可能な階段もあります!
↓これです。この発想はとても面白いですね。一枚の板から全ての部材が切り出されています! 別途ご紹介しますが、このアイデアは隙間家具にも応用されています!
↑Folding staircaseとか、Retractable stairsなどと呼ばれます。
参考になりそうな動画です→ The Bcompact folding staircase
↓我が家のロフト階段です。
★【一条・勾配天井高さの最大化】+ ロフト高さ1.4m維持
★【一条・終の棲家にロフトを採用した訳】シニアライフのワクワク秘密基地!
梯子の場合
メリット
- 省スペース: 階段に比べて設置スペースが少ない。
- コストが低い: 階段に比べて安価。
- 移動可能: 必要に応じて移動したり取り外したりできる。
デメリット
- 安全性: 安定性が階段に比べて低く、特に小さな子供や高齢者には危険。
- 使いにくさ: 荷物を持って上がるのが難しい。
- デザインの制約: インテリアの一部としてのデザインが限られる。
それぞれの用途や家族構成、スペースの広さに応じて選ぶと良いでしょう。
↓こちらは、梯子式のロフトです。ちょっと非日常的、かつ秘密基地感バリバリで、子供には最高です!
一時期、一条の屋根裏収納も考えましたが、実際に↓この階段を昇り降りしてみましたら、かなり怖かったのでその時点で検討中止となりました!手摺も貧弱です。
しかも屋根裏収納は、断熱区域外ですので、くつろげる場所にもなりません。
↓ただ、海外では、それなりにしっかりした、取り扱いが簡単な伸縮型の階段もあるようです。
何と踏板もしっかりと幅があって安心です。
このような情報は、Pintarestで集めています。
出典:Amazon
参考になりそうな動画です → https://www.youtube.com/shorts/wXOYVRX1oIc
これ以降は、ロフト全体に関するお話しです。
ロフトを設置する際の注意点
ロフトを設置する際の注意点は以下の通りです。
1. 天井の高さ
- ロフトの最大許容高さは140cmです。ここでも快適に過ごせる条件とは?要確認です。
2. 安全性
- 階段や梯子の選定: 安全に昇降できるものを選び、手すりの設置を検討します。
- 踏み外し防止:階段の場合、踏面の端をしっかり視認できるよう工夫が必要です。
- 床の強度: 重量を支えられるか、しっかりと強度を確認します。
3. 換気と採光
- 窓や換気口を設けて、空気の流れや自然光を確保します。
我が家は、ロフト内の窓は諦めましたが、勾配天井側に窓に儲けました。 - 階段周りも、足元がしっかり見えるよう、照明には注意が必要です。
4. 使用目的
- 寝室、収納、作業スペースなど、目的に合った設計を行います。
我が家には、ロフトのコックピット構想があります・笑
★【一条・ロフトに㊙書斎】タラップをあがったらコックピットのような趣味の空間!
↑出典:Michel - ロフトにマッサージチェアを設置する案です!
誰にも邪魔されず、くつろげます!
- ロフトは多目的に使える空間ですので、昇降設備は階段にしておいた方が融通が利くと思いまます。
5. 法律・規制
- 建築基準法や地域の規制を確認し、適切に設置します。
ロフトを作る際は、建築基準法上の制限だけでなく、家を建てる地域の自治体による制限にも注意が必要です。 自治体による制限には、例えば『はしごは可動式でなければならない』、『階段も設置可能だが、ロフトの床面積に算入する』、『電話やテレビ、インターネット等のジャックは設けない』、などがあります。
出典:Vacancesさん
6. 断熱、対流
- ロフトは高温になりやすいので、サーキュレーター等を使って快適性を保ちます。
7. スペースの有効活用
- 狭いスペースでも収納や家具配置を工夫して、最大限活用できるように設計します。
繰り返しになりますが、階段にしておくと活用幅が広がります。 - 工夫次第では、ロフトの天井裏も活用できます。
★【一条・ロフト天井裏の収納メカニズム㊙】秘密基地に秘密の収納!ワクワク感爆上がり(笑)