サワディーカップ！
バンコク31年間駐在。現役サラリーマンのシニアライフビギナー65歳です。
今日は、10年ほど前から私の座右の銘になった”天意夕陽を重んじ、人間晩晴を尊ぶ”とその心得についてです。
若い方も、決して先の話しではないですよ♪
↓最近流れて来た致知のメルマガにこんな説明がありました。
栄一が晩年、好んで揮毫した言葉である。
朝日の美しさは言うまでもないが、
夕陽の美しさも格別である。
太陽は一日中働き、
沈む瞬間に一際鮮やかな光を放つ。
夕陽があんなに美しいのは、
天がそういう生き方を賞賛しているからである。
人間もまた夕陽のように、
晩年になればなるほど晴れ渡り、
残照で周囲を照らすような生き方をしなさい、
ということをこの言葉は教えている。
自然の流れを受け入れる
**「天意夕陽を重んじ」**の部分は、人生の変化を自然の一部として受け入れることを示しています。リタイアは人生の一つの節目であり、これまでの仕事中心の生活から新しい生活への移行を意味します。これを恐れるのではなく、自然の摂理として受け入れる心構えが重要です。
新しい役割の発見
**「人間晩晴を尊ぶ」**という言葉は、晩年にも価値があることを示しています。リタイア後も、自分の経験や知識を活かして社会に貢献する方法を見つけることが大切です。例えば、ボランティア活動や地域コミュニティへの参加、新たな趣味の追求など、新しい役割を見つけることで充実感を得られます。
継続的な学び
リタイア後も学び続けることが大切です。新しい趣味やスキルを習得することで、知的な刺激を保ち、生活に張りを持たせることができます。デジタル技術の進化により、オンラインでの学習や趣味の拡充が容易になっているため、自分の興味や関心に応じて新しいことに挑戦しましょう。
健康の維持
健康はシニアライフにおいて最も重要な要素の一つです。適度な運動、バランスの取れた食事、定期的な健康チェックを心掛けることで、長く健康な生活を送ることができます。また、ストレス管理や心の健康にも配慮することが大切です。瞑想やリラクゼーションの時間を取り入れることで、心身のバランスを保ちましょう。
社会との繋がり
リタイア後も社会との繋がりを維持することが重要です。家族や友人、地域のコミュニティとの定期的な交流を通じて、孤独感を防ぎ、心の健康を保つことができます。また、オンラインコミュニティを活用することで、新しい人々との繋がりを築くことも可能です。
ポジティブな姿勢
人生の晩年を迎えるにあたり、ポジティブな姿勢を持つことが大切です。これまでの人生を振り返り、自分の達成したことに感謝し、未来に向けて新しい目標や夢を持つことが、充実したシニアライフの基盤となります。
経済的な準備
リタイア後の生活を安心して過ごすためには、経済的な準備も欠かせません。年金や貯蓄を見直し、無理のない予算を組むことで、安心感を持って新しい生活に踏み出すことができます。
心の柔軟性
リタイア後の生活は、これまでのルーチンとは大きく異なることが多いです。新しい環境や変化に対して柔軟に対応する心構えを持つことが、スムーズな移行を助けます。変化を楽しむ心の余裕を持つことで、新たな人生のフェーズを前向きに迎えることができます。
このように、「天意夕陽を重んじ、人間晩晴を尊ぶ」という考え方は、リタイア間近のシニアが持つべき心構えとして、自然の流れを受け入れ、晩年の価値を見出し、健康と学びを大切にしながら社会と繋がりを持ち続けることの重要性を教えてくれます。また、ポジティブな姿勢と経済的な準備、そして心の柔軟性を持つことが、充実したリタイアライフを送るための鍵となります。
