昨年、終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築したシニアライフビギナーです。
今はまだバンコクで現役サラリーマンをやっていますので家は空き家のままです💦
今日は、最近まで知らなかった一条工務店の動画を記録に残そうと思いました。
4年前に作られた動画で15万回ほど再生されているようです。
フィリピン工場の様子も見れて、ギネス認定の工場生産率80%がうなづける内容になっています。
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その動画が↓これ↓です!
★5分でわかる一条の家づくり。工場生産から上棟、完成まで一挙大公開!
非常に短い動画ではありますが、熟練工の腕に依存しなくても、高い品質を担保できるシステムが上手く構築されていると思います。
工場内の映像は、フィリピンのHRD社(House Research Development)です。
壁は、トラックで運べるサイズに区分けされパネル化されています。
パネルは、寸法に狂いが出ないよう、強固なテンプレートや治具に固定され組立てられています。
接着剤の塗布も自動ですから接着力にムラがないことが分かります。
これは、家の強度や気密に関わる重要なポイントですね!
釘打ちも全て機械化されていますので、寸分の狂いもない頑丈なパネルが作られていると言えそうです。釘打ちは人間の10倍以上の速度!まさにマシンガンですから、工場内の生産性がいかに高いかが分かります。
↓床暖用ホースの溝を高速で掘って行く機械です。
動画でも見れますがかなりのスピードです。
CADから送られて来る座標に従って溝を加工するヘッドがX-Y方向へ高速で動きます。
仕上がり精度は±1mm以内であることは間違いです。
この後、銀色のシートが上面に貼られます。
↓これは床の施工風景。一条の風物詩”銀世界”です。
床冷暖用のホースが溝に収まります。このホース(架橋ポリエチレン管)の耐用年数は50~60年以上と言われています。
↓我が家の和室です。パネルどうしの溝が誤差なくピッタリ合っています。
タイルの最終位置決めも高精度にセッティングされたテーブル上で機械がやっています。
以上、出典は全て一条工務店です(動画から抜粋)。
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機械化を進める為に設計の標準化が不可欠ですが、それ故に例え注文住宅と言えども譲れない設計制限も出て来るのでしょう。”性能優先”とは言え、一条工務店も多少のジレンマは感じておられると思います(笑)
↓フィリピンの工場はとても大きくてビックリです。Google で見ることが出来ます。
工場の屋根には所狭しと太陽光パネルが張られています。
一条工務店は、昔から実物を使った実験が大好きな会社ですから、この自社製太陽光パネルも性能試験も兼ねてますね、きっと。
★HRD社とは?
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高気密な品質を達成すべく、管理が行き届いた工場で窓がパネルにガッチリ埋め込まれ済みです。なかなか見れない光景ですが、ここまでやらないと工場生産率80%達成は厳しいと思います。
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昨年完成した、私達夫婦の終の棲家”グランスマート”です。
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我が家の仕様
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それでは明日も良い日でありますように!
Have a nice day!