【一条・旅客機の客室窓も3層構造】一条工務店の窓と違いを調べてみました!

メモ帳

サワディーカップ!
昨年、終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築したシニアライフのビギナーです。
今日は、UK出張からバンコクに戻って来ましたが、12時間ものフライトで途中でやることが尽きまして、ボーっと外を眺めてましたら、飛行機の窓枠のガラスが沢山の層で成り立っていることに気付きました。
そしてふと思い出したのが、一条工務店の窓(4枚ガラスの3層構造)です。
そこで、早速、窓のスペックについて調査!
ザックリ比較表にして比べてみました。

【結論】
家と飛行機の窓では、そのスペックは大きく違うのですが、過酷な気象状況から家の中や機内を守ると言う目的は全く同じです。
外がどんなに暴風雨や極寒に晒されていようと、内側に居る人やペットは、何事も起こっていないような快適な空間で過ごせる訳です!
それってごく当たり前に欲しいことですね!

表 1;飛行機の窓と、一条工務店の窓の比較

外側から 目的と概要
飛行機の窓 一条工務店の窓
1 層目 与圧、衝撃圧に耐える。
厚さは10~12.5mmのアクリル。
外気温 -60℃、速度1000Km/hでもOK
断熱(主に外からの熱を遮熱)。
断熱性能の高い特殊な金属膜をコーティングしたLow-Eガラス
厚さは5mm
2 層目 熱応力の逃げの為に空気層を作る。
中央パネルと呼ばれ、厚さは1.25mmのアクリル
断熱(主に室内の温度を保温)
断熱性能の高い特殊な金属膜をコーティングしたLow-Eガラス
厚さは3mm
3 層目 客室側から中央パネルを保護する為。
外気温が-60℃でも窓は冷たくない。
厚さは2mm程度のアクリル。
防犯。
2枚のガラスを使った合わせガラス。
厚さは合わせた状態で6.8mm。
1層+2層+3層+空気層=50.8mm(2インチ)
4 層目 遮光の為のシェード。
ただし、Boing787の窓は電子カーテンで、2層目と3層目の間に設置されていて電子的に外の光を遮ります。
GENTEX社の開発したジェル状のエレクトロクロミック材料を用いた航空機用の電子カーテンシステム(自動防眩窓)です。


↑窓下の丸いスイッチで遮光レベルを変えられます。ちょっと反応が遅いので私的には物理的なシェードの方が好きです(笑)
ハニカムシェード。
遮光。
概要 アクリル板の2重構造で、与圧、衝撃圧に耐えられるようになっています。アクリル樹脂でできているために外部に細かい傷ができます。
時々研磨作業が必要。

飛行機の正面になる操縦室の窓は、4~5層です。
外気温の影響を受けにくい高性能樹脂枠に加え、断熱性能の高い特殊な金属膜をコーティングした2枚の「Low-E ガラス」と高い強度の「防犯合わせガラス」という3層構造。
断熱による省エネ性と、防犯性能による安心を兼ね備えた窓です。業界トップレベルの断熱性能 家族と家財を守る防犯性能
一条;HP

 

 


対象商品;グランスマート、グランセゾン、アイスマート、セゾン、セゾンA、ブリアール、百年
この数字が暮らしの差 ペアガラスアルミサッシの約6倍の断熱性 ツインLow-Eガラス

Low-Eガラス
開発したのはAGCです。
出典:AGC旭硝子
脱炭素へ、国が政策を転換 Low-Eガラスの需要拡大見込む!
図1 AGCの「サンバランス® トリプルガラス」の断面図イメージ

 

今日も、あまり為にならないお話しで失礼しました!
Have a Good Day!


@ Heathrow 18 Sep 2024

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