【会社でも対話型AIは使っていいの?】避けようがありませんからルール決めます!

メモ帳

最近、会社で『ChatGPTやCopilotを仕事で使ってよいか?』なる問い合わせが多数寄せられるようになりました。
DX担当としましては『どんどん使えー!』が基本スタンスではありますが、セキュリティー保護の観点からそう簡単な話しではありません。
遅ればせながら、東京本社との確認に入ったところです💦

私の会社でも、色々な過去のデータを元に、プロジェクトスケジュールとリソースの最適化や、自動設計など、人間よりも正確に、しかも劇的なスピードで処理できるよう改善を重ねているところです。 小さな改善では埒があきませんので、まさにイノベーションが不可欠なようです。

『5%削減せよ!と言うと鉛筆をあと1cm使おうと考えますが、50%削減しろ!と言ってあげると鉛筆そのものを捨ててシャープペンを発明するしかないことに気付いたりします。イノベーションは、大きな目標を掲げないと起きないですね!

いずれ、こうしたAIテクノロジーは家づくりにも活かされるのだと思います。

特に私のように初めて家を建てる人などは、建てた後で後悔することのないよう、いつでもシミュレーションができる、対話型のAI設計システムが欲しいものです。
『もう少し玄関を洋風なモダンな感じにして。それとドアの色は白!』
『キッチンをもっと広くして、冷蔵庫は見えない所に隠して』
など、”言葉による指示”で瞬時にイメージ図が出来上がります。
設計士さんにあれこれケーススタディをお願いするのも気が引けますしね・・(私のように気が小さいと特に💦💦)

これが分かる人は昭和の方ですね!自分専用の製図台を持てることは設計士の掘頃でした!

因みに、ChatGPTに、ChatGPTとCopilotのセキュリティーについて尋ねたのが以下です。
なんとな~くChatGPTが負けを認めているように読めて笑ってしまいました。

ChatGPTとGitHub Copilotのセキュリティについて教えて。

簡潔に比較すると以下のようになります:

  1. 利用目的と設計
  • ChatGPT
    • 主に一般的な会話や情報提供、生成タスクに特化。
    • 広範な用途に対応するため、ユーザーの会話データの収集が行われる可能性がありますが、これはセキュリティ改善やモデルトレーニングのために限定的に利用されます。
  • GitHub Copilot
    • プログラミング支援に特化。
    • ユーザーのコードやリクエスト内容を処理しますが、一般的な個人情報を含まないコード関連のデータが主な対象。

優劣:Copilotは主にコードに限定されているため、個人情報を含むリスクが低い設計。

  1. データの収集と使用
  • ChatGPT
    • 会話データは一部、匿名化され、モデルの改善に使用されることがあります。ただし、商業契約やオプトアウト設定によりデータ使用を制限可能。
  • GitHub Copilot
    • ユーザーの入力データ(コードやコメント)がMicrosoftのプライバシーポリシーに従って処理されます。商用ライセンス環境では、データがモデルトレーニングに使用されないオプションも提供。

優劣:Copilotは、商用利用向けの制限オプションがあるため、機密データ利用の管理が容易。

  1. セキュリティ管理
  • ChatGPT
    • 会話内容は基本的に暗号化され、プラットフォーム内で処理されます。ただし、誤った情報や意図しないデータの共有に注意が必要。
  • GitHub Copilot
    • 企業向けのプラン(Copilot for Business)は、エンタープライズグレードのセキュリティとプライバシー機能を提供。

優劣:Copilotは企業利用を想定したセキュリティ機能が充実している。

  1. 機密データの扱い
  • ChatGPT
    • 機密データや個人情報の共有を避けるべきと推奨されています。
  • GitHub Copilot
    • コードに特化しているため、一般的な会話データよりも機密情報の扱いがシンプル。

優劣:Copilotは機密情報がコードに限定されるため、管理が容易。

結論

  • ChatGPTは多用途で柔軟な反面、利用者の管理が甘いとセキュリティリスクが生じる可能性があります。
  • GitHub Copilotは特化型のツールであり、企業向けセキュリティオプションが充実しているため、セキュリティ上のリスクが比較的低いと言えます。

利用目的に応じて適切なツールを選ぶことが重要のようです 😊
それでは明日も良い日でありますように!
Have a Good Day!

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