【一条・洗面・脱衣場は分離か一体か?】着脱式の仕切り壁で解決♪

我が家の仕様

昨年、終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築しましたシニアライフのビギナーです。
今日のお話しは、”洗面と脱衣場は分離か一体型か?”です。
我が家でも設計段階の検討項目にリストアップされていました。

このお題につきましては、家族構成や生活様式によって答えは二分すると思いますが、今日のアイデアはどちらもOK案です。

洗面・脱衣場一体型のケース(我が家)

先ずは、我が家の今現在の様子です。
我が家の場合は、夫婦二人暮らしが前提ですから、プライバシーより広さを優先した一体型です。
有効広さは3帖弱ですが、一応車椅子も自由に転回できる広さです。
乾燥機付き洗濯機の真ん前にグレイスドレッサーがありますので洗濯→収納も楽です。


洗濯機の位置です。床下点検口の真上です。

↓こちらは、グレイスドレッサーについての記事です。ご参考まで。
【一条・こんな洗面台を選んだ訳】我が家のグレイスドレッサー👈タンスです♪

洗面・脱衣場分離型のケース(我が家をベースに)

一方で、『我が家の一体型レイアウトを、洗面・脱衣に分離することは可能か?』ですが、結論は可能です。
子供が大きくなったら子供部屋を二分するレイアウトを採用される方は多いと思いますが、似たような発想です。ただ、最初は分離型にしておいて、夫婦二人暮らしになったら車椅子もゆっくり入れる一体型に改造みたいなことを前提に置きますと、仕切り壁は着脱可能な構造にしたらよいと思います。

下のスケッチは、我が家の一体型を分離型にしたイメージです。
脱衣場がやや手狭な気もしますが、風呂場のドアを開放すればOKだと思います。

着脱可能な仕切り壁

DIYする場合、一条工務店の家は、洗面・脱衣場にも床冷暖房のパイプがフロアー(12mm)下に張り巡らされていますので、原則 ”床に釘やビスで固定しない”ことかと思います。
一方、壁や天井には釘は打てます。着脱可能な仕切り壁とは言え、頻繁に付けたり外したりすることはないでしょうから、地震も考慮して、それなりにしっかりと固定しておく必要があります。
どこなら釘が打てるか?は↓こちらの記事をご参照下さい。
【一条・グランスマート、壁の柱の位置 & 壁の補強】どこなら釘が打てるの?
【一条・床暖のフロアに釘は打てますか?】いえ、チャレンジしない方が無難です!

我が家のケースで、仕切り壁を設置する場合
仕切り壁の目的は目隠しですから、天井(2.4m)まで伸ばさなくてもOKだと思いますが、壁全体の固定方法や壁の剛性次第かと思います。
また、換気口との位置関係は要チェックです。

↓洗面・脱衣場まわりの柱や梁の様子です。しっかり構造部材の位置を確認して固定します。
(因みに、天井下の木材が薄緑に見えているのは白蟻対策の為の塗料で、木材の中まで圧入されています。ここまでやっているHMさんは少ないと思います)

↓仕切り壁のイメージです。
ドアは開き戸のような開閉スペースが不要で、出入りが容易な引き戸がお勧めです。
ドアは敷居のない吊りタイプです。

【広さについて、ネット検索による情報】
① 脱衣所とランドリールームを兼用する場合は、最低でも3畳の広さを確保することをおすすめします。
② 脱衣所と洗面所を分ける場合は、洗面スペースは1畳程度、洗濯機を設置する脱衣スペースは1.5畳程度が目安です。
脱衣所では服を脱いだり体を拭いたりするスペースや服を置くスペースが必要なため、作業や荷物が多くなるので広めにとる必要があります。

まとめ

終の棲家は、家族構成や生活様式の変化に対し柔軟性を持たせておくことが重要かと思います。
特に、生きて行く上で必須の水まわりは、あらゆるライフスタイルに順応しないといけませんし、プライバシーにも気を付けないといけません。
ただ、”大は小を兼ねる”ではお金の無駄遣いになってしまいますので、しっかりシミュレーションをやって最適解を探す努力は必要だと思います。

以下は、洗面所と脱衣所を分離する場合一体化する場合のメリットとデメリットを比較したものです。

項目 分離する場合 一体化する場合
メリット – プライバシー確保が容易。 – スペースを有効活用できる。
– 家族が同時に使用しやすい(例:洗面中・入浴中)。 – 動線が短くなり、使いやすい。
– 湿気が広がりにくく、洗面所の清潔を保ちやすい。 – 設備や仕切りが少ない分、コストを抑えられる。
– 洗濯機などを置くスペースを別途確保しやすい。 – 掃除の手間が減る(部屋数が少ない)。
デメリット – スペースを多く必要とする。 – プライバシーが不足しやすい(他人と同時使用が難しい)。
– 設備や仕切りが増え、コストが高くなる場合がある。 – 湿気がこもりやすく、カビの発生リスクが高い。
– 動線が長くなり、使い勝手が悪くなることがある。 – 洗濯物の配置や作業で不便を感じることがある。
– 扉や壁などの追加工事が必要になる場合がある。 – 長期的に衛生管理が難しい場合がある。

どちらを選ぶべきか?

  • 分離する場合:家族が多い、またはプライバシーや衛生面を重視する場合に向いています。
  • 一体化する場合:一人暮らしや夫婦など、利用頻度が少ない場合や、住宅スペースを効率的に使いたい場合に適しています。

繰り返しになりますが、生活様式や家族構成に合わせて選ぶのがポイントですが、時間の流れと共にそれらは変化して行きます。
何パターンかに対応できる柔軟性を持った構造にしておくことも重要かと思います。

 

一条の床暖房で快適な生活を送っておられる方も多いと思いますが、それでも”ヒートショック”にはくれぐれもご注意下さい。
中山美穂さんのお話しを聞いて大変驚いています。
ヒートショックには色々なパターンがありますが、いずれにせよ急激な温度変化は体に大きな負荷をかけます。

転ばぬ先の杖!しっかり予防されて下さい!

一条・脱衣場に遠赤外線ヒーター】全館床暖だけど是非設置すべし vs ヒートショック!

 

それでは明日も良い日でありますように!
Have a Good Day!

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