今日は”磁石で開錠するディバイス”のお話しです。
これは、引き出しやキャビネットの扉を開けられないようにする安全装置で、主に幼児やペットが誤って開けないように使われます。
ただ、ロックしている箇所が外からは見えないので防犯装置としても使えます!
磁石で開錠とは面白い発想だと思います。
こうやって引出しの外から磁石(白い丸いもの)を近づけて来ると、引出しの中の爪が外れて開錠されます。
強固な金属製のロックと、強力な磁石を使えば、本格的な鍵として使うことも出来ます。
この仕組みをもう少し説明しますと!
機構の説明
- ロック機構
引き出し内部に取り付けたロックユニットが、物理的に引き出しの内側に引っかかり、開けられない状態にする。 - マグネットキー
専用の磁石(マグネットキー)を外側から当てることで、ロック内部の部品(ラッチ)が解除され、引き出しや扉が開けられる仕組み。
メリット
- 見た目がすっきり
ロックが内側に設置されるため、外からは一切見えず、家具のデザインを損なわない。 - 簡単な操作
マグネットキーを当てるだけでロックが解除できるため、シンプルで手軽。 - 安全性が高い
通常の手段では引き出しを開けられないため、幼児やペットによる事故を防止できる。 - 取り外しや解除が容易
一時的にロック機能を無効化できるものもあり、柔軟に運用できます。
デメリット
- マグネットキーが必要
専用のマグネットキーを紛失すると、引き出しが開けられなくなる可能性あり。 - 取り付けに手間がかかる
ロックユニットの取り付け位置を正確に合わせる必要があり、設置に時間がかかる。 - どこにロックを付けたか忘れてしまうリスク
内側のどこにロックが装着されているか外からは見えないので、小さくマークを入れておくなどの工夫が必要。
まとめ
マグネット式ロックはデザインを損なわずに高い安全性を提供しますが、マグネットキーの管理や設置の手間がデメリットとなります。
幼児のいる家庭やペット対策としては非常に有効なシステムです。
終の棲家で使えそうな面白いアイデアはまだまだ沢山ありそうです!
それでは明日も良い日でありますように!
Have a Good Day!