タイ時間13時20分過ぎのことです。
妻から電話『家がすごく揺れてる!!』
その時、私が居た会社のオフィス(5階)は何ともなかったのですが、その数十秒後、揺れが到来しました。横揺れです。机に置いてあるモノが落ちたりはしない周期の長い横揺れでした。外の高速道路を見ると照明のポールがかなり大きく揺れていました。
妻は、建物がミシミシ音をたてながら揺れていたこともあって、かなりパニクったようです。
アパートは築30年以上経っていますので、それも不安を煽ったようです💦
地震後、アパートの管理オフィスから、下へ降りるように言われ、妻がみーこ=^_^=を連れて一階のエレベーターホールへ避難しました。
私がアパートに戻れたのは、地震発生から1時間半後でした。いつもなら30~40分の道のりです。
アパートの管理オフィスの責任者は、どのタイミングで避難解除していいものか途方にくれていたらしく、私を見かけて小走りにやって来て『日本ならどうするの?次は?』なるストレートな質問!
『地震発生から2時間くらい余震は全くないし、取り敢えずは部屋に戻って頂いていいと思いますよ・・・』と小さな声で返答。。何とその5分後に『みなさん!部屋に戻って大丈夫ですよー』とアナウンス。
これほど重責を感じたことはありませんでした💦
地震に対してほぼ備えのないタイですから、いまだ震度らしき情報は公表されていません (※ 30 March updated)
幸い、タイ時間21時30分現在、まったく揺れは無く、いつものタイに戻っています。
エレベーターホールで避難中のみーこと妻です。
こちらは、避難解除後、部屋に戻った時のみーこです。
エレベーターホールは、エアコンが入っていたので涼しかったはずですが、舌を出して『はぁはぁ💦』極度な緊張のため過呼吸になったのかも知れません。
会社から家に戻る時の写真です。
たくさんの人がビルの外に退避していました。
※ 30 Marchに入手した資料です。

この画像に表示されている数値は「震度(Shindo)」ではなく、MMI(Modified Mercalli Intensity scale、改訂メルカリ震度階級) です。
MMI は、地震の揺れの強さを示す指標の一つで、人間の感じ方や建物の被害状況を基準にした尺度です。画像を見ると、震源地はミャンマー(Naypyidaw付近)で 8.7 の強さが記録されており、その影響がタイ国内にも及んでいることが分かります。

タイは地震が比較的少ない国とされていますが、過去にはいくつかの大きな地震が発生しています。
過去の主な地震記録:
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2004年12月26日:
インドネシア・スマトラ島沖でマグニチュード9.1の大地震が発生し、タイ南部も大きく揺れました。
プーケットなどアンダマン海沿岸地域は津波に襲われ、5,000人以上の死者を出しました。タイイクマガジン -
2014年5月5日:
タイ北部チェンライ県でマグニチュード6.1の地震が発生し、建物の倒壊や道路の亀裂などの被害が報告されました。タイイクマガジン+1Hikers Bay – Best time to travel+1 -
2025年3月28日:
本日、ミャンマー中部マンダレー近郊を震源とするマグニチュード7.7の強い地震が発生し、タイのバンコクでも大きな被害が出ています。建設中の33階建て高層ビルが倒壊し、少なくとも3人が死亡、約90人が行方不明となっています。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。

それでは、明日はいつものタイでありますように!
Have a Good Day!