【出家式に参加しました】タイを支える立派な社会人になって下さい🙏

タイでの生活

サワディカップ!
タイ在住32年目になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナーです。
今日は、会社の同僚の息子さんが出家されるとのことで、出家式に参加してきました。

式典は滞りなく終了し、息子さんは無事出家し、お寺に入りました。
参加者した方々はとてもフレンドリーで、とてもよい式典でした!
タイは、いい~国だ” と、改めて思った一日でした!

式の開始時刻は7時ちょうど。
我が家からお寺までの距離が115Kmですので、午前5時10分に出発しました。
お寺には6時40分頃、到着しました。

運転手さん、お疲れ様ですm(__)m

今日、儀式が執り行われた寺院はこちらです。
ワットマイ・ヌーンパヨーム(Wat Mai Noen Phayom) は、シーラーチャー郡トゥングスカラ地区アオウドム村に位置しています。
寺院の敷地面積は約2ヘクタール弱で、寺院建築物としては本堂、説法堂、僧坊、多目的ホールなどがあります。
この寺院は 1904年7月13日 に設立され、アオウドム村に住んでいた トー氏とパノン夫人(姓不明) が寺院建設のために約7ライ(約1.1ヘクタール)の土地を寄進しました。
その後、ブンロート夫人ギー氏 および インチャルーン夫人クリン氏 がさらに約2ライの土地を寄進しました。
1983年12月16日 に国王から正式な「ウィスンカームシーマ(境内地)」の認可を受け、
現在では仏教経典の教育を行う パリヤッタ仏教学校(法学部門) が開設されています。
先ずは、参加者みんな集まってお堂の周りを時計まわりに3回まわります。
今日の参加者は、200人くらいだったと思います。

この写真は、主催者が参加者にお金をまいている様子、「プロイ・ガート(โปรยทาน)」と呼ばれます。お金を撒いたり、キャンディーや小銭を包んだ袋などを空中にばらまいて、参列者が拾うというものです。特に祝い事や功徳を積む場面でよく行われ、出家式などでも見られます。

日本の棟上げ式の催しに似ていますね!
こんな風に可愛く包装されたものが沢山まかれます。
こちらは、お堂の中で執り行われている儀式の様子です。
出家したご本人です🙏
期間は、3週間と短いですが、修行がんばってください!

 

※ 出家式

仏教国タイでは成人男子は1度は出家し、親への恩と感謝と幸福を祈るという文化が残っております。一般的には3ヶ月間もの間出家するようですが、現在では仕事の関係もあり、短い場合には1週間という期間で行っている方も多いようです。

タイで若い人が寺に入門する際の儀式は「出家式」と呼ばれ、仏教徒としての修行を始める重要な儀式です。この儀式は、特に男子にとって重要な伝統であり、多くの場合、仏教徒の家庭の一部として社会的な役割を果たすために行われます。

以下は、タイにおける若い人が寺に入門する際の主な儀式の流れです:

1. 準備(出家前の儀式)

  • 家族の合意と祝福: 出家する前に、家族や親戚からの祝福と承認が必要です。家族はこの儀式に関して重要な役割を担います。

  • 衣装の準備: 入門するために、白い衣服を着ることが一般的です。これは浄化と新たなスタートを象徴しています。

2. 寺院への到着

  • 出家を希望する若者(通常は20歳前後)が、寺院に向かい、寺の僧侶から儀式を受けます。家族や親戚も同行し、儀式に参加します。

3. 儀式の始まり(出家の誓い)

  • 仏前での誓い: 若者は仏前で「三帰依」(仏、法、僧に帰依する誓い)を述べ、仏教の教えを守ることを誓います。

  • 坊主姿への変身: 出家者は、世俗の衣服を脱ぎ、僧侶としての衣装(オレンジ色の僧衣)を着ることになります。これにより、世俗からの解放と仏教修行の開始を示します。

4. 仏教の教えと修行の受け入れ

  • 戒律の受け入れ: 出家者は僧侶としての戒律を受け入れます。
    これは、出家生活を送るための基本的なルールや規律です。特に「五戒」や「十戒」を守ることが求められます。

5. 祝福と祝宴

  • 儀式の後には、家族や親戚が祝宴を開き、出家した若者を祝います。これが出家の終了を意味し、社会的に新たな役割を担うことになります。
    但し、この際「Conguraturations」は使えません。なぜなら、出家は祝い事というよりも「修行」や「精神的な旅」の始まりであり、人生の大きな節目に対する敬意を示す行為だからです。

    フォーマル May you find peace and wisdom on your path. あなたの道に平和と知恵がありますように
    カジュアル Wishing you strength on your journey. あなたの旅に力がありますように
    仏教的 I rejoice in your merit. / Sadhu, sadhu, sadhu. あなたの功徳を喜びます/サードゥ

6. 修行の始まり

  • 仏教寺院での修行が始まり、出家者は僧侶として生活しながら、仏教の教えを深く学びます。この修行期間は数週間から数ヶ月、時には数年にわたることもあります。修行を終えた後、出家者は社会復帰することが一般的です。

タイでの出家儀式は、単なる宗教的な儀式ではなく、社会的な儀礼としても重要であり、家族やコミュニティとの強いつながりを感じさせます。また、男性が出家することは、仏教に対する信仰の深さを示すとともに、家族や先祖への敬意を表す意味も含まれています。

帰り際に、主催者から、マンゴを頂きました。
飛び切り美味しかったです!
タイの果物の味は、東南アジア一だと思います!

それでは明日もよい日でありますように!
Have a Nice Day!


いきなり円高に推移しています!
4.28 バーツ/円



出典:世界経済のネタ帳

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