【なかなか出来ることではないですが『Pay it forward』】シニアに出来ることは?

ためになる話しメモ

サワディカップ!
タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナー66歳です。

サラリーマン人生も、いよいよ終わりが近づいてきました。
これまで本当に多くの方にお世話になってきたと、あらためて感じています。
もちろん、「ちゃんと恩返しをしなければ」とは思うのですが、気がつけば、お世話になった諸先輩方はすでに引退されていて、直接お会いする機会もなかなかありません。
ただ、自分が後輩たちに、わざわざ「恩返ししてほしい」と思っている先輩が、果たしておられるのだろうかと思ったりもします。
そんなことを考えていたとき、ふと思い出した言葉があります。
今日のテーマは、“Pay it forward(恩送り)”です。
”恩送り”につきましては、二回目の投稿になります。

ペイフォワード(Pay it forward)とは、自分が受けた善意を他の誰かに渡すことで、善意をその先につないでいくこと。 直訳すると「先に払う」という意味です。 善意を与えてくれた本人に恩を返す代わりに、他の誰かに(先に)善意を送ることから、日本では「恩送り」とも言われていますね。
私が始めて”恩送り”と言う言葉を知ったのは、13年ほど前に参加したPMシンポジウムでした。

長い人生の中で、私たちはたくさんの「恩」を受け取ってきました。
家族からの愛情、友人からの支え、職場での助け、そして時には見知らぬ人からの思いやり。
思い返せば、胸が温かくなるような出来事もあった気がします。

この「受けた恩」に対して、どう応えるか。日本には「恩返し」という言葉があります。
恩をくれた相手に直接お返しをするという意味ですが、もう一つの素晴らしい考え方があります。それが 「恩送り(おんおくり)」、英語で言う “Pay it forward” です。

恩送りとは?

恩送りとは、自分が受けた恩を、そのまま相手に返すのではなく、別の誰かに渡していくという考え方です。まるでリレーのバトンのように、優しさや思いやりを次の誰かにつなげていく行動。それが、恩送りと言うことですね😊
たとえば、若いころに上司から励ましの言葉をもらったことが心の支えになったなら、今度はあなたが若い人に励ましの言葉をかけてあげる。誰かに親切にされた経験があるなら、今度は街で困っている人を助けてみる。

恩送りがもたらす幸せの連鎖

恩送りの素晴らしさは、自分だけでなく、周りの人々、そして社会全体にやさしさを広げていけることにあります。
ある日、あなたが手を差し伸べた人が、また別の誰かを助ける。そうして、小さな善意が波紋のように広がっていくのです。たとえ自分の名前が残らなくても、あなたの行動は確実に誰かの心に温もりを残します。
シニア世代である私たちは、人生で多くを学び、多くを与えられてきました。その経験と気持ちを、これからの世代に「恩送り」として渡していくことができます。それこそが、豊かな人生の集大成とも言えそうな気がします。

小さな一歩から始めよう

恩送りは、決して大きなことをしなければならないというものではないと思います。

  • 道に迷っている人に声をかける
  • 疲れていそうな店員さんに「ありがとう」と笑顔で伝える
  • 若い人の話を真剣に聞いてあげる
  • 困っている友人にそっと手を差し伸べる

そんな、日常の中の小さな親切も、立派な「恩送り」と言えそうです。

最後に

「受けた恩は、次の誰かに」
この考え方を胸に、私たち一人ひとりが優しさのリレーをつないでいけたら、きっと世の中はもっと温かくなるはずですね。Pay it forward !

懐かしい動画です!
恩送り「奇跡体験!アンビリバボー」ものは順繰り完全版 下仁田納豆
35分あたりから感動のシーンです!

それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!

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