【サラリーマンを続けながらでも、自分がやりたいことは出来るのか?】シニアの課題!

タイでの生活

タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナー66歳です。

今年度いっぱいでタイでの生活に一区切りをつけ、日本へ本帰国する予定ですが、本帰国後も今の会社で「もう少しお役に立てそう」とのことで、サラリーマン生活はここしばらく続きそうです。

「何歳まで働くの?」と聞かれますが…

よく聞かれるのが、
「えっ!何歳までサラリーマンやるつもりなの?」
という質問。
私の答えはシンプルで、
「自分が楽しいと思える限り」
です。
逆に言えば、「楽しくなくなったとき」が引き際ですね。
それはすなわち、自分が会社の役に立てていないと感じたとき。そのタイミングが私の中での“引退ライン”です。

それと、サラリーマンには社会保険や会社の福利厚生といった特典があるのも大きな魅力ですので、サラリーマンを続けるメリットは大きいです。

私の定年エピソード

私が60歳を迎えたとき、当時の会社の定年は60歳でした。
その際には当然「退職するか?継続するか?」という選択を迫られましたが、ちょうど会社が定年65歳への延長移行の準備中でもありました。
結果、同期の中でも退職を選んだ人は2割にも満たず、多くが継続を選びました。
私自身も、何よりタイでの生活がそれなりに楽しかったことも、継続を決めた理由のひとつです。

「定年はいつがベスト?」という問いに思うこと

「定年は60歳?65歳?それとももっと先?」
「サラリーマンを長く続けると、やりたいことができないまま人生が終わるんじゃ…」
そんな声をよく耳にします。
確かに悩ましいテーマですが、私が思うのは、
結局は“時間の使い方”次第なのでは?
ということです。
雇ってくれる会社がある限り、サラリーマンは続けた方がいいと思います。
考えてみると、一日8時間働いたとしても、一日の33%です。
通勤も仕事の一部として拘束されている時間と思いがちですが、少なくとも頭は仕事以外に使える自由時間です。

人生を豊かにするのは“時間の使い方”

一日は24時間、一年は365日。時間は世界中全ての人に平等です。
しかも、どんなにお金がある人でも人生は”有期限”です。
でも、その使い方は人によって千差万別。
テレビを観ながらゴロゴロしていた1時間と、資格取得のために勉強していた1時間。
同じ1時間でも、後者は将来、数百時間分の価値を生むかもしれない時間です。
事実、日々の過ごし方の違いが積み重なると、
「同じ10年だったはずなのに、こんなに差がつくのか!」
と驚かされる場面を、何度も目撃してきました。

さて、今日のお題の結論は?

今日のお題、.

『サラリーマンを続けながらでも、自分がやりたいことは出来るのか?』の答えは、Yesだと思います。
チャンスがある限りサラリーマンを続け、仕事以外のやりたいことも全部やろうと思います。重要なことは、上述した時間をうまく使うこと、それと、どちらも楽しむことだと思います

”楽しく稼いだお金を、楽しいことに使う”って一番贅沢なことですね!

 

たまには、スラストレバーを思い切り前へ倒してマックスパワーで取り組む仕事もあるかも知れません。
『”もう”ではなく、”まだ”66歳ですからね(笑)』

【ご参考】今は引退して飛んでいませんが、これは、巡航速度マッハ2で飛べた旅客機コンコルドの速度計です。高度15000m(約50,000ft)では、対気速度が550ノットで、実際の速度は約2,150km/h=マッハ2になります。

 

 スラストレバー
スラストレバーは、航空機のコックピットに装備され、機長、副操縦士またはオートパイロットによって操作されることで、エンジン推力を制御する操縦装置です。
レバーを奥一杯まで押し込むと推力がマックスになります。離陸時のパワーです。

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↓私の一番のお気に入りの写真 Boing 747のコックピットです。
右側には、今では見ることの出来ないフライトエンジニアのパネルが見えます。
スラストレバーはエンジン出力を制御しますが、そのエンジンや、周辺の電気、油圧系統などを常時細かく監視しているパネルです。

シニアライフに限らず、人生を楽しむ為には、健康状況、資産状況、社会状況、などなど色々な監視機能が必要です!
コックピット型、ダッシュボード型、色々な監視方法はあろうかと思いますが、家族で一緒に考えてみてはどうでしょうか?

それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!