タイ在住32年になります、シニアライフビギナーです。
2年前に家は建てましたが、日本に住民票がないため住民税は払っていません。
ただ、本帰国が近づく中、そうしたこともちゃんと復習しておかないといけないと思いました。何もかも会社任せのサラリーマン人生でしたので、恥ずかしながら、税金、保険、年金などの一般常識がほとんど欠落したおじさんです😭💦💦
少し前のことですが、義母が、

『図書館で過ごしている時って至福の時なんだよね~。
夏は涼しく、冬は暖かい!新聞も好きな本もタダで読み放題』
『まぁ住民税、払ってもいっか~😙』
と言ってました。
日本に本帰国したら「住民税」を払う義務を負いますが、その使い道が見えにくいせいか、“もったいない出費だなぁ”と感じますが、逆に住民税の恩恵を受けることが出来るのなら話しは違います。

そこで、ちょっと発想を変えてみると、こんな結論を得ることが出来ました。
住民税って、実は「地域のサブスクリプション!」
~使い倒してこそ意味がある、地域サービスのフル活用~
なんと、図書館、温泉、体育館、健康診断、各種講座やイベントなど、これらの多くが、住民税によって運営されており、ほとんどが無料、もしくは格安で利用できるらしいです😎
よく考えてみれば、NetflixやSpotifyのような月額制サービス、いわゆる「サブスク」と同じように、住民税も毎月支払っている“定額サービス”の一種。
であれば、遠慮せずにどんどん活用しない手はありません。
しかも、こうした公共サービスを使い倒せば使い倒すほど、地域の活気にもつながり、結果的にまち全体が元気になっていくのかもしれません。
それではここから!住民税サブスクで使える身近なサービス5選です(ChatGPTの力も借りています)
① 図書館は知のオアシス
冷暖房完備、本・雑誌・新聞・CD・DVDも無料。スマホ講座や朗読会も充実。
週2回通えば、月2,000円相当の価値!
ミニマリストを目指すためにも、本は図書館で読んだ方が得かも知れません。
② 公営温泉・健康施設でゆるっと節税
シニア割で1回100〜300円。
血行も良くなり、医療費削減にも効果あり!
高級旅館のような豪華な施設は期待できませんが、財布の中をあまり気にせずに利用できるので、逆に贅沢さを感じたりします。ものは考えようですね!
③ 市営体育館・プールで“節約&健康”両取り
1回200〜400円で運動習慣をキープ。
健康寿命延伸は、未来の医療費削減につながります。
特に、足腰は健康の基盤です。私は、掛かりつけのドクターに『時々でもいいから軽い有酸素運動も』とアドバイスされています。
④ 市報&地域イベントで暮らしが豊かに
フードバンク、野菜配布、防災訓練、地域コンサートなど、知らないと損な情報がぎっしり!そういえば、近くの海岸にオートキャンプ場開設というお知らせが書いてありましたが、無料キャンプ場の運営などにも力を入れているようです。
セカンドカーに軽バンを買おうか迷っているところです(笑)
⑤ ふるさと納税で“返礼品つき納税”
住民税の一部を前払いして、和牛・フルーツ・お米などの特産品が届く、お得な制度です。
海外にいるので、やったことはありませんが、今のうちにしっかり勉強したいと思います。
さて、年間どれくらい得できる?実例でチェック!
◎ Aさん(引退後の穏やかな生活)の場合:(一年を通しての概算)
利用サービス | 頻度 | 金額換算 |
図書館 | 週2回 | 年2.5万円 |
市営温泉 | 週1回 | 年1.5万円 |
市営ジム | 週2回 | 年4.2万円 |
健康診断 | 年1回 | 8,000円 |
市民講座 | 月2回 | 年1.2万円 |
地域イベント | 年5回 | 5,000円 |
粗大ごみ処分 | 年2回 | 3,000円 |
市民農園 | 年契約 | 2万円 |
合計:年間 約12.5万円分の価値!→ 住民税の“実質全額回収”も夢じゃない!
さらにある!“元が取れる”地域サービス10連発
- 無料・格安の健康診断やがん検診
- 公民館の講座(スマホ・料理・俳句など)
- ごみ・粗大ごみの格安処理
- 市民農園での家庭菜園体験
- 孫と行ける児童館やプレイルーム
- 地域ウォーキングやスタンプラリー
- 公営の音楽練習室やピアノルーム
- 作品展示ができる市民ギャラリー
- 市民ライターや地域FMへの参加
- ボランティア参加で地域貢献&交流

結論:住民税は“払うだけじゃなく、使ってナンボ”!
本帰国後は、“地域密着の住民税サブスク生活”を試してみようと思いました😄
公的なサービスは、国と地方とで分担して提供しています。その費用は、国も地方も、主に税金によってまかなわれています。
教育、福祉、消防・救急、ゴミ処理といった、私たちの生活に身近な行政サービスの多くは、市区町村や都道府県によって提供されています。地方税は、こうしたサービスをまかなうためのお金であり、その地域に住む人たちなどが広く負担を分かち合うもの(地域社会の会費)です。
地方税の中でも、所得税(国の税金)と同じく、私たちに身近な税が、住民税です。住民税は、広く、その地域に住む人たちが、地域社会の費用を分担するもので、「市町村民税」と「道府県民税」があります。
住民税には「個人住民税」と「法人住民税」があり、その市区町村・都道府県に住所などがある個人が負担するものが「個人住民税」です。
出典:財務省
タイでは、日本のように住民票を持つことによって課税される「住民税」制度はないため、「図書館や公共施設が住民税で運営されている」というような感覚は基本的にありません。一方で、公共サービスは主に国の予算(中央政府)と一部地方自治体の手数料収入でまかなわれています。

それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!