【一条・築2年の盲点チェックポイント10選】一時帰国時に点検します!

我が家の仕様

2023年、終の棲家にと、一条工務店のグランスマート平屋を新築しました。
まだ、タイにて現役サラリーマンやっておりますが、今年度一杯で日本への本帰国が決まっています。ただ、それももう少し先の話しですので、今年10月の一時帰国の際に、”本帰国前点検”をやっておこうと思っています。

そこで、今日は、築2年のチェックポイントを作成してみました。
SNSの情報なども参考に、意外と気付かないポイントをリストアップしました。

グランスマートは、高性能住宅のはずですが、気づきにくい初期変化を見逃さないようにしたいと思います。
若い頃、品質保証の仕事も随分やってきましたので、こういうのって楽しいです。(HMいじめではなくて・笑)

🏡 一条工務店の家、築2年目の盲点チェックポイント10選

1. 窓サッシまわりの結露やコーキング劣化

ほとんどの窓は、工場で取り付けられ検査も終わった状態で現地に運ばれるので、職人さんの技量で窓の取り付け精度や品質にバラツキが出ることは考え難いですが、細部のコーキングの劣化や隙間がないか気になるところです。
壁と窓枠の隙間なども、自撮り棒などを使って検査してみたいと思います。
それにしても、4枚3層ガラスによる断熱、遮音性能は凄いです!
ツインLow-Eガラス

ガラスの内外の厚みは5cmもあります。

なお、引違い窓で、『大雨の時に水が内側レールに入って来て驚いた!』という話しを聞きますが、それは、わざと水を入れて蓋をする仕掛けですので、ご心配ご無用です。
【一条・引き違い窓の「水密性能」実はすごい仕掛け!】サッシレールにあえて水をためる!?

2. 床下・天井裏の湿気・カビ臭(高気密ゆえに注意)

床下の状態がどうなっているか、点検口を開けて、ホース周辺を中心に覗いてみようと思います。床に水が溜まったり、カビ臭くないかなどをチェックします。
天井裏点検は、まだ脚立がなく、次回一時帰国時はスキップです💦

3. 全館床暖房の異常(床のきしみ・温まりのムラ)

ここで点検することは、床の歪や、きしみなど。
床暖房用ホースを埋め込む溝は、CADデータに従って工場にて全自動加工されているので、ホースが溝からはみ出たり、溝の無い所にホースが飛び出したりする可能性はありません。
一条工務店の床暖は、室温に近い温水が流れていて床はポカポカしませんので、温まりのムラは確認できないと思います。
温水の行きと戻りをコントロールするヘッダー周りは、是非目視検査しておきたいポイントです。電磁バルブへのケーブルや、ホースとマニフォールドの接続に異常がないか点検します。

あと、屋外機の給水キャップをあけて水の量が十分か確認します。
配管の中の水が腐敗したらいやですから浄水器の綺麗な水を補充しています。

和室の畳は簡単に取り外せるので、ダメージを受けるリスクが高いです。
畳の着脱時は注意が必要です。

余談ですが、和室を洋間に変えるのは、そうハードル高くないです(笑)

4. 換気システム(ロスガード90)のフィルター詰まり・風量低下

24時間換気は性能を維持するために定期清掃が必要。吸気・排気の強さはティッシュで簡易チェック可能。
我が家は、ずっと留守のままですが、フィルターはご覧の通りです。
いかに家に取り込んでいる外気が汚れているかが分かります。

5. クロスの目地割れ・隅の浮き(構造材の乾燥収縮による)

特に梁まわり、天井と壁の境目に注目。1~2mmの隙間も、後々拡大することがあります。
また、廻り縁の角のところ”留め(とめ)”の隙間なども要点検です。

6. コンセントやスイッチのゆるみ・接触不良

日常で気づきにくいですが、ぐらつきや押したときの違和感は、将来的なトラブルの元。
取り付けビスがしっかりねじ込まれておらず、長年使っているうちにコンセントやスイッチがグラグラしてくることがあります。
また、埃によるトラッキング現象も要注意です。年末を待たずに大掃除は小まめに!
【一条・エアコンのコンセントの位置】火災を引き起こすトラッキング現象とは?

7. キッチン・洗面下の排水にじみや湿気

扉の奥の配管や床板が湿っていないかを触って確認。
フィルター交換時に締め付けが甘かったりしますので、定期的に観察した方がいいです。
また、臭いが気になる場合は、封水切れや逆流も疑ってみます。

8. お風呂まわりの目地・シーリングの黒ずみ・カビ

一条のユニットバスは高耐久ですが、継ぎ目の防水処理に異常がないか確認です。
また、カビがないか全体をチェックします。
バスルームの乾燥が十分に出来ていないとカビの原因にもなりますので、換気扇のタイマーが十分な時間にセットされているかも要点検です。ここケチらない方がいいです。

9. 太陽光発電の発電量推移(前年同月との比較)

発電量が不自然に落ちていないか、発電の記録を取り続けることをお勧めします。
屋根の上を点検するのはちょっと難しいですが、我が家はドローンを使います。
無免許で飛ばせる99gタイプを使っています。

10. パワコン・蓄電池の異音・エラー・蓄電効率の低下

普段気にしない場所ですね。異常音、発熱、蓄電が不安定などの兆候があれば早めに相談です。

✅ 一条オーナーの方からのアドバイス

  • 一条工務店の家は「性能が高くて静か」だからこそ、不具合に気づくのが遅れがちです。
  • 築2年は構造材や設備の“初期変化”が現れやすい時期でもあります。
  • 多くの項目が「2年以内の保証対象」になる可能性があるため、メーカーの2年点検を有効活用しましょう。
  • 何か気になることがあったら、些細なことでも、遠慮なく、躊躇なく、一条工務店に連絡しましょう!

一条工務店 グランスマートの主な保証・補償期間一覧表

項目 保証期間 備考
構造躯体(柱・梁・壁など) 30年(※条件あり) 初期20年+点検・有償メンテで最長30年まで延長可
基礎 30年(※条件あり) 上記と同様
防水(屋根・バルコニーなど) 初期10年 10年後に有償メンテで延長可
白蟻(しろあり) 初期10年 基礎パッキン工法など採用、有償延長可
外壁 初期10年 塗装やサイディングの種類による差あり
サッシ(窓・ドア等) 初期10年 部材や施工不良対象、消耗品除く
住宅設備(キッチン、浴室等) 2~10年 各メーカー保証に準じる(一部は延長保証あり)
太陽光発電パネル 15年(出力保証) パネル性能の自然劣化対象
蓄電池 10年またはサイクル回数 メーカー保証に準じる
換気システム 10年 「ロスガード90」など対象
床暖房 10年 部材保証と施工保証含む

補足事項

  • 「構造躯体」と「基礎」は初期20年保証、必要な点検と有償メンテナンスにより最長30年保証となります。
  • 定期点検(引渡し後、1年・2年・5年・10年)があり、それに基づいたメンテナンスが必要です。
  • 一部保証内容には一条オーナーズサポートサービス(長期サポートプラン)加入が前提となる場合があります。

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