【一条・重い家具を移動させる方法】床への負荷は慎重に!

我が家の仕様

2023年、終の棲家にと一条工務店のグランスマート(平屋)を建てました。
まだタイで現役サラリーマンをやっていますが、来年春には本帰国が決まっています。

そろそろ歳のことも考え、重い家具や家電を持つことは控えようと思っているのですが、我が家の場合、日本に持ち帰って終の棲家に置きたい重量級の家具や楽器が何点かあります💦
しかも、レイアウトは未だ流動的で、置いてみて『やっぱりあっちがいい!』なんてことも十分にあり得ます💦💦 
また、高齢になって生活様式が変わり、部屋の模様替えもあろうかと思います。

2年前に建てた家は平屋で、どこにも段差のない、老後も安心なバリアフリーですから、モノを移動する際に障害になるようなものはありません。
ただ、厚さ12mmの床材の下に床冷暖房用のパイプが家中を駆け巡っていますので、床に大きな負荷(特に集中荷重)がかからないよう気を付けたいと思っています。 

【一条・床材の仕様とレイアウト】家にいる間、床はずっと触れている場所♪人もペットも♬

そこで、重量物を手軽に、かつ床にも大きな負担をかけずに移動できる方法はないかと、アイデアを探しているところです。

以下、家で重い荷物を移動させる5つの方法をリストアップしてみました。
参考にさせて頂いたリンクも張らせて頂きました<(_ _)>

1. 家具スライダー(すべりパッド)を使う

滑りやすいパッドを家具の下に取り付けます。あまり力を使わずともスムーズに家具を移動でき、床の傷も軽減できます。
軽く動かせる秘密は、低摩擦のテフロン(PTFE)の採用で、家具と地面の間の摩擦力を著しく低減させることが出来ます。
(ちょっと話は飛躍しますが、テフロンとステンレスの組合せで、数百トンのモジュールを移動させた例などもあります)

  • 実際の使用感や工夫も紹介されています。
    こだわりを楽しむ♪
  • YouTubeで家具移動スライダーの使用例が紹介されています。
    あまり大型の家具でなければ、これが最も簡単な動かし方だと思います。
    ★ youtube.com

 

2. 毛布や段ボールを使って滑らせる

不要な毛布や段ボールを家具の下に敷いて、その上を滑らせることで楽に移動させることが出来ます。床へのダメージも軽減できるため、引っ越し屋さんもクッション性のある素材を使って上手く移動させていますね。

3. テコの原理とキャスター(ドーリー)を使う

家具の四隅にキャスター付きの台を取り付けると、滑らせるように移動でき、大型家具も簡単に動かせます。
重量物を台車に載せる際の秘密兵器が、テコの原理を応用したステックです。

  • ホームセンターなどにあるリフターを使い、てこの原理で持ち上げてキャスターをセットする方法があります
    ★ dcm-hc.co.jpbenriya24.com
  • 360度回転出来るキャスターなどが売られています。
    amazon.co.jp+1

4. リフター付きの専用台車を使う

リフターと台車が一体化したもので、二台でモノを挟み込んで運びます。

  • 家具下にローラー付き台車を設置して動かす手法です。リフター+ローラー台車を使った移動です
    ★ kikaiya.shop



5. 無駄な抵抗はやめてプロに依頼する

昔は難なくできたことが、今は出来なくなっていることってあります!
不安を感じたら、迷わずプロや、体力のある若者にお任せした方が無難です!
それに、腰を痛めて寝込んでしまったら、それこそ元も子もありませんね!
それと、最近では、”便利屋”を生業にする会社や、個人事業主さんが居ます。気兼ねなくお願いできるので便利かと思います。最近では、妻の実家の大型ゴミの引き取りに便利屋さんに1時間ほど手伝ってもらったことがあります。使わなくなったダブルベッドや椅子も引き取ってくれました。

少なくとも、ピアノの移動は専門家に任せること肝要です💦

まとめ

モノを移動させるためのアイデア出しって、脳の訓練にもなって面白いものです。
会社でも、”マテリアルハンドリング”と言う言葉がよく出てきますが、『いかに安全に効率よくモノを動かすか?』は、あらゆる分野でも注目されている重要なエンジニアリング力です。

それでは、以下今日のまとめです。

方法 説明
家具スライダー 床へのダメージを防ぎつつ滑らせる
毛布・段ボール 身近なもので簡単に滑らせられる
テコとキャスター台 車輪で滑らかに移動できる
ローラー台車 専用機器で“楽々”移動
専門家に依頼 少しでも不安を感じたらプロや、体力のある若手にお願いする。

モノを動かすために必要な”背筋力”や”握力”が歳に取るにつれてどう変化するか下の表にまとめました。減少率は、40〜44歳を基準とした場合です。

私は今66歳ですが、40歳ころに比べて、握力20%減、背筋力17%減、、言われてみれば、何となく納得できる数字のような気がします!
しゃがんだ状態から立ち上がる時の『よっこらせ💦』も、かなり気合いが必要になって来ました💦 


最近は、皆との記念撮影の際、最前列でしゃがまないようにしています(笑)
↓この態勢です💦撮影が長引くと立ち上がるのが大変(笑)

(↑生成AIの絵です)

🧔 男性の握力・背筋力(40歳以降)

年齢層 握力(kg) 背筋力(kg) 握力減少率 背筋力減少率
40〜44歳 45.0 115.0 0% 0%
45〜49歳 43.0 112.0 -4.4% -2.6%
50〜54歳 42.0 110.0 -6.7% -4.3%
55〜59歳 40.0 105.0 -11.1% -8.7%
60〜64歳 38.0 100.0 -15.6% -13.0%
65〜69歳 36.0 95.0 -20.0% -17.4%
70〜74歳 34.0 90.0 -24.4% -21.7%
75〜79歳 32.0 85.0 -28.9% -26.1%
80歳以上 30.0 80.0 -33.3% -30.4%

👩 女性の握力・背筋力(40歳以降)

年齢層 握力(kg) 背筋力(kg) 握力減少率 背筋力減少率
40〜44歳 29.0 70.0 0% 0%
45〜49歳 28.0 67.0 -3.4% -4.3%
50〜54歳 27.0 65.0 -6.9% -7.1%
55〜59歳 25.5 60.0 -12.1% -14.3%
60〜64歳 24.0 55.0 -17.2% -21.4%
65〜69歳 22.5 50.0 -22.4% -28.6%
70〜74歳 21.0 45.0 -27.6% -35.7%
75〜79歳 19.5 40.0 -32.8% -42.9%
80歳以上 18.0 35.0 -37.9% -50.0%

見どころ

  • 男性は80歳以上で握力が約33%、背筋力が約30%減少。
  • 女性は80歳以上で握力が約38%、背筋力がなんと50%減少。
  • 背筋力の方が加齢による減少率が大きい傾向があります。

それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!