【スイスに学ぶ人生おもしろく生き抜くヒント】優柔不断な私には向いている(笑)

ためになる話しメモ

タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナー66歳です。

今日のお話しは、早朝ウォーキング中に流れて来た、”年収世界一のスイス人の3つの教え”です。
スイスってこんなに高所得の国だとは知りませんでした

その3つの教えとは、
  1. 安定を求める者ほど不安定な人生になる
  2. 多数派が正しいとは限らない
  3. つま先立ちは長く立てない。大股では遠くはいけない、

だそうですが、なるほどです!

子供が小さい頃から何度も教えるそうですが、特に最初の『安定を求める者ほど不安定な人生になる』は、日本の教育とは真逆で面白い視点だなぁと思いました。

それでは早速内容についての考察です。(SNSのオリジナル解説と内容は異なります)

① 安定を求める者ほど不安定な人生になる

「安定だけを追い求めると逆にリスクが高まる」という逆説的な真理ですね。
たとえば「一生安定した職に就きたい」と思って変化を避けると、時代の変化についていけず、かえって不安定になる。また金融資産も同じで「絶対に減らしたくない」と考えて現金だけ持っていると、インフレで資産が目減りしたりします。

常に変化を受け入れ、適応する柔軟さこそが安定につながる!ということですね!
今は、終身雇用で生涯の生活が守られている人でも、今後その会社そのものが継続する保障はどこにもありません。
近年、特にAIの出現で今まで人にしか出来ないと思われていた高度な仕事までもが自動化されようとしています。ですから職種に限らず人それぞれが『Be Prepared(備えよ常に)』の心得を持つことが重要になって来ていますね。
またモノづくりの世界でも、昔は売りたいものが勝手に売れましたが、今は顧客が欲しい物しか売れませんから、その変化に追従するのは”至難の業”な時代になって来ました💦

きっと解釈間違ってますが、あれもこれも柔軟に試してみたい”優柔不断な私”には向いているかも知れませんが(笑)

② 多数派が正しいとは限らない

  • 「みんながそう言っているから正しい」とは限らない、というお話しです。
  • 羊の群れのように大多数に流されると、自分で考える力を失い、時に誤った道に進むことになる。

歴史を振り返っても、多数派の意見が常に正しかったわけではなく、少数派の声が真実をついていた例は多いです。プロジェクトや会社運営でも、”右に倣えの多数派”によって誤った判断が下され、少数派の冷静な警告が無視されて悲惨な結果を招いたケースが多々あります。
”違和感には蓋をして、その場の空気を優先する”みたな風潮は今でも根強く残っていますね・・ 自分の頭で考え、疑問を持ち、独立した判断をすることが大切ですね。

③ つま先立ちは長く立てない 大股では遠くはいけない

「極端な姿勢や無理な生き方は長続きしない」という比喩ですね。
つま先立ちは一時的には高く見えるけれど、すぐ疲れて続けられない。大股で歩けば一時的には速く進むけれど、バランスを崩しやすく、結局遠くへは行けない。
無理せず、バランスよく、持続できる生き方が大切という意味です。

ただ、『人生、時には猛ダッシュで駆け抜けることも重要』と言う点は付け加えておこうと思います。
生きていると、公私を問わず色々な課題が襲って来ます💦 先ずは躊躇なくさっと着手して課題と対峙すれば意外なほど課題は早く解決できる!と思っていますが、それに”猛ダッシュ”を加えると、思わぬ差別化のチャンスをゲットすることが出きたりします。
世の中は基本『早い者勝ち』です。時間をかけてはいけません!

まとめ

この3つのモットーは、

  • 柔軟に変化を受け入れること
  • 群衆に流されず自分で考えること
  • 持続可能でバランスの取れた歩みをすること

肝に銘じて、シニアライフの要所要所に参考にしたいと思います。


①PPP調整版(国際比較用)
 と ②実際の国内統計版(現地通貨ベース→円換算) を分けてご提示します。

① PPP調整後平均年収(OECD, 2023年, 国際比較用)
購買力平価 (PPP) に基づき、物価水準を揃えて比較したものです。国際ランキングでよく使われます。
(換算レート:1USD = 150円)

順位 国名 年収(USD, PPP) 円換算(概算)
1 ルクセンブルク 89,767 約1,346万円
2 アイスランド 87,421 約1,311万円
3 スイス 83,332 約1,250万円
4 米国 80,115 約1,202万円
5 ベルギー 73,206 約1,098万円
6 ノルウェー 71,972 約1,080万円
7 オーストリア 71,167 約1,068万円
8 オランダ 70,185 約1,053万円
9 デンマーク 69,525 約1,043万円
10 オーストラリア 67,101 約1,007万円
11 カナダ 66,211 約993万円
12 ドイツ 65,719 約986万円
13 フランス 59,087 約886万円
14 OECD平均 58,232 約874万円
15 ニュージーランド 58,097 約871万円
16 スウェーデン 57,996 約870万円
17 フィンランド 57,860 約868万円
18 イギリス 57,617 約864万円
19 アイルランド 56,809 約852万円
20 スロベニア 55,660 約835万円
21 スペイン 51,336 約770万円
22 イスラエル 50,964 約765万円
23 韓国 49,062 約736万円
24 イタリア 48,874 約733万円
25 リトアニア 48,864 約733万円
26 日本 46,792 約702万円
27 ポーランド 41,050 約616万円
28 ラトビア 38,740 約581万円
29 ポルトガル 37,500 約563万円
30 エストニア 37,404 約561万円

📌 注:日本は「PPP調整では702万円」と見えますが、これは物価を揃えた比較用数値で、実際の給与水準より高めに出ています。

② 実際の国内統計ベース(現地平均給与, 日本円換算)
各国の統計機関・OECD資料などからの「名目の平均給与」。購買力調整なし。
(換算レートは同じく1USD = 150円)

国名 実際の平均給与(USD, 名目) 円換算(概算) 備考
スイス 約90,600 約1,359万円 世界トップ水準
米国 約70,900 約1,064万円 物価も高い
ルクセンブルク 約88,200 約1,323万円 小国ながら高水準
デンマーク 約68,300 約1,025万円 北欧型福祉国家
シンガポール 約64,000 約960万円 非OECDだが高水準
日本 約30,500 約458万円 国税庁2023年ベース
韓国 約42,000 約630万円 OECD統計より
ドイツ 約55,000 約825万円 EU最大経済国
フランス 約46,000 約690万円 社会保障厚い
イギリス 約47,000 約705万円 近年伸び悩み

(この表は代表的な国のみ抜粋。全30カ国分も整理可能です)

💡ポイントまとめ

  • PPP調整版 → 国際比較に使う数値、日本は約700万円に見える
  • 国内統計版 → 実際の給与(日本は約458万円)、生活実感に近い。

👉「国際比較すると日本の年収は700万円相当と見えるが、実際の平均給与は450万円程度」と 二重の見方 を示すとわかりやすいです。