タイ在住32年になります、現役サラリーマンをやっておりますシニアライフビギナーです。
今日は”強みを生かす”のお話しです。
愛読書『致知』の連載「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」の中に、「状況に適応し、自らを変える」という言葉が紹介されていました。
その中で特に印象的だったのが、「強みを生かすことの大切さ」です。
人はつい、自分の弱点や不得手な部分に目を向け、他人と比べて落ち込んでしまいがちです。ですが、実際に私たちが日々の生活や職場で居場所を築く際に発揮しているのは、自分の強みの部分にほかなりません。
仮に上手くいかなかったり、もっと上達したいと感じたら、強みを更に強化しようとはしますが、わざわざ弱みを引っ張り出して『一から鍛え直してみよう』なんて思わないですね。
皆さんは「何を省き」「何に集中する」ようにしていますか?

ちょっと言い過ぎ感は否めませんが💦
「弱みを避け強みに集中!」
このシンプルな姿勢こそ、変化の時代を乗り越えるための最速、最強の武器だと思います。

人生は、思ったほど長くはないです。
弱みを強化している暇はありません。
時々、会社で”SWOT分析”をやりますが、その中の”W”は、『そうだね!』と自覚さえできていれば、特にWeaknessを強化する対策は必要ないと思っていますので、部下の皆さんにもそう伝えるようにしています。
それに、最近は生成AIの登場で、苦手なことは代わりにやってくれるようになって来ましたし!

はい、お任せ下さい
ただ、勘違いしてはいけないことは、まだ始めたばかりで不慣れ故どんくさい状態は弱みではありません。
下手でも、好きだからもっと上手になりたいと思って頑張れることは、後に強みになる可能性が非常に高いですからね😎
↓致知10月号;仕事と人生に生かすドラッカーの教え”状況に適応し、みずからを変える”の要約です。
そんな時代に、ドラッカーは二つの指針を示しました。
一つ目は 「外に出て情報を得ること」。顧客や市場と直接対話し、変化を自らの目で感じ取ることです。トヨタがアメリカ進出時に社長自ら顧客を訪ね歩いたように、新しい環境では外部との接点が何よりの学びとなります。
二つ目は 「組織のニーズを起点に考えること」。自分がやりたいことではなく、「なされるべきこと」をまず問い直し、その中から自分の強みを活かせる領域を選び抜くことです。
ここで大切なのが、ドラッカーの強調した言葉──
「弱みに立って考えていては、何事も成就しない。土台になるのは強みだけだ」。
人は弱みを意識しがちですが、成果につながるのは強みを磨き、それを社会に役立てることです。不得手なことに時間を費やすより、自分の強みを見極めて集中する方が、はるかに成果を生みます。では、あなたは何を省き、何に集中していますか?
「弱みを避け強みに集中!」──このシンプルな姿勢こそ、変化の時代を乗り越えるための最強の武器なのです。

今日のお話しは、決して私のような人生折り返し点を通過したシニア族の話しではありません。
若い人にも通じる話しです。
『弱みを避け強みに集中!』
是非心がけてみてください!
それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!