【会社組織の伝言ゲームあるある!】から始まったバンコクの休日でした!

ためになる話しメモ

サワデーカップ!
タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナーです。
今日は、ラマ9世記念日で休日でした。崩御から9年が経ちました。
朝からどんよりした空模様でした。

早朝ウォーキングは5時半から、約7,000歩💦
今日もAI関連の動画を聴きながら歩いていたのですが、その合間に↓こんな笑い話しが流れて来ました。
『おっ!あるある!』っと大笑いしました。
後々手遅れになって大問題につながる典型的な”伝言ゲームあるある”です(苦笑💦💦)

現場『これ絶対やばいっすよ』
ヒラ『やばいらしいですよ』
主任『やばいかもしれないって』
係長『懸念すべき事項が一つ』
課長『一つを除き問題ありません』
部長『実に順調です』
社長『うむ』

報告って、色々な思惑も入り混じって、難しいですね(笑)

9時からは、二日遅れのタイマッサージです。
『あ~~極楽極楽💛』

その後、ペットショップ(Deeden Petmart)に、みーこのご飯を買いに行きました。

会計のカウンターの上で子猫が遊んでいました。
生後3ヵ月、名前は”ペン”だそうです。

人懐っこい猫です。
↓これ私です。

↓これ妻です。

ランチは、ペットショップ横のフードコートで、カオパットガパオを食べました。

二皿合計で85バーツでした!何と合計400円です!
庶民の味方です!

このおばちゃんが料理してくれました。
勿論、支払いはキャッシュレスでした(笑)

この後、家に帰ってゴロゴロしてました。
みーこが家でお待ちかねでした(=^・・^=)

 

それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!


 

伝言ゲーム化

1. 情報の希釈化(Information Dilution)

概要
情報が伝達されるたびに薄まる現象。
特に、階層の多い組織では、「正確さよりも理解しやすさ」や「波風を立てない表現」が優先され、結果的に緊迫度や問題の本質が失われる。
具体例
現場:「水漏れがひどくて、機械が止まりそうです!」

主任:「水漏れがあり、注意が必要です」

課長:「設備の一部で軽微な不具合があるようです」

部長:「設備は概ね良好です」
 “危機”が“軽微な注意事項”に変わる。
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2. コンコーダンス効果/同調バイアス(Concordance Effect / Conformity Bias)
概要
人は、上司や周囲の“雰囲気”に合わせようとする傾向があります。
特に日本の組織では「悪いニュースを伝えると雰囲気が悪くなる」「出る杭になりたくない」などの心理が働き、報告内容を無意識にポジティブに変えてしまう。
具体例
会議で上司が「順調そうだね」と言った瞬間、
本当は問題がある人も「そうですね、概ね順調です」と答える。
「空気を読む」が情報の正確性を損なう
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 3. エスカレーション・ロス(Escalation Loss)
概要
組織階層を上がるごとに、情報の量と質が減っていく現象。
報告ラインを経るたびに、“報告に都合の悪い部分”がカットされる。
結果として、トップが受け取る情報は**現場とかけ離れた「きれいな報告書」**になる。
具体例
現場:「安全柵が壊れて危険です」

主任:「安全設備に一部修理が必要です」

課長:「安全設備の改善を検討中です」

部長:「安全対策は継続的に実施しています」

社長:「安全管理は万全だ」
現場の危険が、トップでは“管理良好”に。
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4. 忖度フィルター(Sontaku Filter)

概要
日本特有の現象で、「上司の意向を推測して報告内容を調整する」こと。
報告者自身が「悪いことを言うと機嫌を損ねる」「自分の評価に響く」と感じ、
自主的に言葉をやわらげる・隠す傾向。
具体例
上司が「今回は順調に進んでるよね?」と聞くと、
本当は遅れていても「ええ、若干の課題はありますが、ほぼ順調です」と答える。
“忖度”により、真実がぼかされる。
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💡総合すると…

この4つの現象が重なると、
現場の「やばい!」が、社長の耳には「うむ(=問題なし)」としか聞こえなくなるわけです。