【師走の屋台村@バンコク】タイ在住32年!この光景も最後になります!

タイでの生活

タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナーです。
あっと言う間に、タイの三連休が終わりました。

師走になると、楽しみの一つが臨時屋台です。
タイ国民の9割以上が仏教徒ですが、クリスマス前も大いに賑わいます(笑)

今日ご紹介する写真は、近所のデパート前に出店された屋台群です。
数日間限定で、毎年開催されます。
タイも物価が上がり、生活が年々苦しくなる中、こうした屋台だけは、まだまだ庶民の味方です。中には怪しいものもありますが、10バーツ、20バーツなどの値札も沢山見ることができます!
タイの屋台文化の魅力は、その手軽さ、多様性、そして価格の安さが大きな特徴だと思います。私は、ここタイに32年おりますが、この文化は変わることなく、ずっと受け継がれています。

  • 食文化の核
    屋台はタイの人々の「台所」とも言え、朝食から深夜の軽食まで、一日を通して利用されます。家庭で料理をするよりも、屋台でテイクアウトや食事をするのが一般的です。
  • 料理の多様性
    有名なパッタイやトムヤムクン、カオマンガイはもちろん、地域ごとのローカルフードやデザート、新鮮なフルーツジュースまで、驚くほど多種多様な料理が提供されています。特定の屋台が特定の料理の「専門家」として知られていることも多く、独自の味を追求しています。
    何と!中にはミシュランに認定された屋台もあります!


    「ลิ้มเหล่าโหงว」(LimLaoNgow): “魚団子が跳ねるような弾力=『跳ねる魚団子(ลูกชิ้นปลากระโดดได้)』” というキャッチコピーも見られます。
  • 経済的な利点
    ほとんどの料理が高くても50バーツ(約200円)前後と非常に安価で、観光客だけでなく、地元の人々にとっても経済的に優しい食事の選択肢となっています。
  • コミュニティの場
    屋台街や市場は、単に食事をする場所というだけでなく、人々が集まり、情報を交換するコミュニティの社交場としての役割も担っています。
  • 雰囲気
    熱気あふれる活気、調理の音や匂い、カラフルな食材が並ぶ光景は、タイの都市のエネルギーそのものであり、訪問者に強烈な印象を与えます。

このように、タイの屋台は単なる外食ではなく、人々の生活、経済、そして社会的な交流を支える「タイらしさ」を象徴する文化なのです。


ただ、今年度末に本帰国ですから、タイの一住人として、このような師走の光景を見るのも最後です。
思い出がたくさん詰まった場所を離れるのは、何度経験しても寂しいものですね。

ただ、夫婦二人の思い出は全て日本に持ち帰ることが出来ますし、お別れの後には、新しい出会いや、初めての経験が待っていることも経験で分かっていますので、不安はありません!
それでは、いい日でありますように!
Have a Nice Day!

タイ