タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナーです。
今週は、冬のボーナス支給でした。
私の場合は、シニア雇用ですからボーナスはほぼ一定です💦
元々『期待しない!』ことにしているボーナスは、”気持ちにゆとりを持たせてくれる”大きな要素でもあります。
今日(12月5日)は、プミポン前国王(ラーマ9世)の誕生日を讃え、タイナショナルデイとして祝日でしたので、夕方から妻と散歩に出掛けました。

夕食は、近所の日本料理店”シャカリキ”に行って”ボーナス感謝際”でした(笑)
バンコクでも、美味しい刺身や寿司が食べられます※

白みそ仕立てのダシが最高の鍋です!
しゃかりきの鍋には他にも「赤(辛味噌)」や「金(醤油)」、「銀(塩)」などのスープが選べますが、「白」は一番人気でマイルドかつ濃厚な味として知られているようです。

ヤムウンセン(春雨サラダ)
タイ本場のヤムウンセンとはちょっと違いますが、好きですこれ!
予め”辛さ控えめ”を宣言しないと、超スパイシーで、中和剤の卵焼き無しで完食は難しいです(笑)


総額、約1,000バーツでした。
我が家は、二人とも酒は飲めません。ですから、グラス片手にゆっくり食事を楽しむ、みたいなことはありませんので、昔からディナーはあっという間に終わります(笑)

帰りに、体調を崩しておられる知り合いのお見舞いにと買い物しました。
↓これです。色々なお菓子や小物も買い集め、店員さんにラップしてもらいました。
中には、日本のお茶なども入っています!
トナカイがなかなかいいですね!右側でやや押しつぶされているのはXmasツリーです!

街はすっかりクリスマスムードですが、シリキット王太后陛下のご崩御に伴い昨年より控え目です。

政府公式発表による服喪の概要
アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は、以下の措置を発表しました。
- 全ての政府機関、国営企業、教育機関は、2025年10月25日より30日間、国旗を半旗で掲揚します。
- 政府職員、国営企業職員、及び公務員は、同日より1年間、喪服を着用するよう要請されます。
- 一般国民には、追悼と敬意の意を表すため、90日間、黒または地味な色の服装をするよう推奨されます。
公的な行事とイベントについて;
政府は、公的な行事、娯楽イベント、事業運営の中止を求めるいかなる命令も発していません。ただし、主催者各位には、国の服喪の情勢に鑑み、自主的な判断に基づき、イベントの形式を適切に見直すことが奨励されます。 政府は、娯楽、観光、ホスピタリティ(接客・サービス)部門の多くが、活動やイベントを事前に計画していたことを理解しています。 したがって、事業者には、陛下の御業に敬意を表し、品位を保てるよう、慎重に対応し、適切な調整を行うことが助言されます。
※【バンコクで美味しい寿司や刺身が食べられるのは何故か?】
バンコクで日本国内と遜色ない、あるいはそれ以上に美味しい寿司や刺身が食べられることには、いくつかの明確な理由があります。
これは「物流の進化」「需要の高さ」「技術の蓄積」が複合的に絡み合った結果と言えます。
主な理由は以下の通りです。

1. 高度な物流システムと「コールドチェーン」の確立
これが最大の理由です。鮮度が命である魚介類を、日本の市場からバンコクのレストランまで、低温を保ったまま短時間で輸送するルートが確立されています。
- 日本からの直行便の多さ: 東京(成田・羽田)、大阪、名古屋、福岡、そして北海道など、日本各地からバンコク(スワンナプーム空港、ドンムアン空港)への直行便が非常に多く飛んでいます。
- 「朝獲れ」が可能: 例えば、早朝に豊洲市場(東京)や福岡の市場で競り落とされた魚が、その日の午前の便に乗れば、夕方にはバンコクのレストランの厨房に届きます。これを可能にする、途切れない低温輸送網(コールドチェーン)が非常に発達しています。
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専門商社の存在: 日本の高品質な食材を専門に扱う商社や仲卸業者がバンコクに多数進出しており、各レストランのニーズに合わせて最高級の魚を安定供給しています。
2. 世界有数の日本人コミュニティの存在
タイ、特にバンコクとその近郊には、世界でもトップクラスの規模の日本人コミュニティ(駐在員とその家族など)があります。
- 本物の味への需要: 日常的に日本食を食べる彼らは、「日本で食べるのと同じ品質」を求めます。この厳しい需要が、レストラン側に妥協のない仕入れと調理を促す基盤となっています。
- 日本人街の形成: スクンビットエリア(特にトンロー、プロンポン周辺)やシーロムには、日本人が多く住むエリアがあり、そこには本場の味を提供する居酒屋や寿司屋が密集しています。
3. タイ人による熱狂的な日本食ブームと味覚の成熟
現在、バンコクの日本食市場を支えているのは、日本人以上に現地のタイ人顧客です。
- 日本食=高級・おしゃれ: タイにおいて日本食は、健康的で、ファッショナブルで、ステータスの高い食事として定着しています。
- 味覚の成熟とオマカセブーム: タイ人の多くが日本へ旅行し、本場の味を知っています。そのため、「なんちゃって日本食」では満足できなくなっています。近年は、日本でも予約困難な高級店の支店や、一人数万円する本格的な「おまかせ(Omakase)」スタイルの高級寿司店が次々とオープンし、タイ人の富裕層で賑わっています。彼らは最高級のウニや大トロの価値を理解し、高いお金を払います。
- 巨大な消費市場: この巨大なローカル需要があるからこそ、大量の高級魚を日本から輸入してもビジネスとして成り立つのです。
4. 熟練した職人の存在
- 日本人職人の移住: バンコクの活気ある飲食市場に魅力を感じ、日本から腕利きの寿司職人が多数移住しています。
- タイ人職人の技術向上: 日本人シェフの下で長年修行したタイ人職人の技術も非常に高く、彼らが独立して質の高い店を出すケースも増えています。
5. 激しい競争原理
バンコクには数千軒の日本食レストランがあると言われており、競争が非常に激しいです。
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美味しい魚を出さなければすぐに淘汰されてしまうため、各店が仕入れルートの確保や品質維持に必死になります。この競争が、街全体のレベルを押し上げています。
まとめ
バンコクでは、「日本から最高品質の魚がその日のうちに届く物流」があり、「本物の味を知る日本人とタイ人の巨大な需要」があり、それを「提供できる技術を持った職人」が揃っています。
これらの要素が完璧に噛み合っているため、バンコクは世界的に見てもトップレベルの「美味しい寿司・刺身が食べられる都市」となっているのです。

それでは、いい日でありますように!
Have a Nice Day!


