【惚けない工夫ではなく、正しい惚け方、周りから羨うらやましがられるような惚け方】さすがは五木寛之!

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今日は朝から気温が高いです。
タイは常夏の国。季節は、Hot, Hotter, Hottestの三種類しかありませんで、今はHotterです・笑
最も暑い季節は4月💦で、ちょうどタイ正月の頃。
水かけ祭りで賑わいます。

さて今日は、こんな記事を見つけましたので記録に残しておこうと思いました。

惚けない工夫ではなく、正しい惚け方、周りから羨うらやましがられるような惚け方
致知の4月号からの一部抜粋になります。

  • 作家:五木寛之
  • 東洋思想家;境野勝悟
人生百年時代をどう生きるか

人生百年時代。当初は希望的な印象の強かったこの言葉に、次第に現実の厳しさが加味され、私たちに生き方の再考を促している。数々の話題作を通じて人生のヒントを提示し続けてきた五木寛之氏と、東洋思想にもとづき人の生き方を探求し続けてきた境野勝悟氏は、この問題をいかに捉えているのだろうか。共に卒寿の二人が語り合う、人生の四季の歩み方に耳を傾けてみたい。

周りから喜ばれる惚け方
五木 人生百年時代というのは、当初は希望的なスローガンでした。けれども100歳以上の人が10万人近くにもなって、切実な問題になってきた。人生百年をどう生きるかという問題をいよいよ真剣に考えなければならない時代に入ったといえます。人間はただ生きているというわけにはいきません。後期高齢者は後期高齢者の希望というのを見出していく必要があります。
そこで思うのですが、世間では けるというと否定的に捉えられがちですけれども、年齢を重ねていくと体の機能が落ちてくるのと同様に、脳の機能も低下してくるのは当然です。ですから私はいま、惚けない工夫ではなく、正しい惚け方、周りからうらやましがられるような惚け方の本を出そうとして準備しているんです(笑)。
境野 それはいいですね。五木 先日の新聞に女子中学生の投書が載っていました。お祖父ちゃんが気難しい人で、以前はあまり好きではなかったと。けれども最近のお祖父ちゃんは少し惚けが入って、和やかになったので好きになりましたというんです。こういう惚け方もあるんだなと感心して、私も人に喜ばれるような惚け方を目指しているんですよ(笑)。
昔から高僧、名僧の奇抜なエピソードは多数ありますが、あれは半分惚けているんじゃないかとも思います。正しく惚けた人間にだけ見える真理というのがあるような気がする。ですから、高齢者は惚けを悪いものとしてみ嫌うのではなく、よりよい惚け方を求めて、それを楽しめばいいと思うんです。

私も、もうすぐ64歳。
これから少しずつ老いていく中で、(今以上に)奇妙なことを口にすることが多くなるかも知れませんが、内容は、人を愉快にするほのぼの系の惚けであって欲しいものです♪
★★★★

そう言えば、私が会社に入って間もない頃、世の中は空前の漫才ブームでして、私も後輩とコンビを組んで結婚式や忘年会で漫才をやったものですが、その時の私の担当はボケでした・笑
”人に笑ってもらう”って自分も幸せな気分になれていいですね!
笑い者になってしまうと問題ですが💦

↓最後まで最高のコンビでした!

 

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