タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナーです。
もうすぐ日本に本帰国になりますので、正月休みは、だらだら断捨離やってました💦
我が家のミュージアム(押入れ)には、6石トランジスターラジオなど、義父の形見が眠っているのですが、妻の実家から貰って来たはずの”大昔の電卓”がずっと見つかりませんでした。
そして今日、かれこれ17年間くらい開かずのクローゼットを断捨離していましたら出て来ました!「おーっ!こんな所にあった!!」
それは、シャープ製の”ELSI MATE(エルシーメイト) EL-8111”です。
世の中に電卓が出始めた頃は、カシオもシャープも、表示部分が自ら発光する蛍光表示管を使っていました。ですから暗い所でも、はっきり見ることが出来ました。
ただ、消費電力は大きく、貰った義父の電卓も、単3電池が4本も入りますし、6VのDCアダプターの端子も付いています。
明らかに50年は経ってますが、数字は一桁も欠けることなくちゃんと光っています。

お互い歳をとったけど、まだまだ現役だなぁ!
ルート2=1.4142135、、が瞬時に出るのは、『電卓が、ひとよひとよにひとみごろ(一夜一夜に人見ごろ)を記憶しているからかなぁ?』なんてアホなことを考えました(笑)


今の親は、「生成AIを宿題に使ってはいけません」と言いますが、当時の親は「電卓を宿題に使ってはいけません」と言ってました。
これが電卓の内側です。
入れたままだった電池はすっかり腐って、リード線も腐食して通電出来ない状態でしたので、取り換えました。

不思議なことに、
はんだ付けする時は、
なぜか老眼でなくなります(笑)


真空管に取って代わったトランジスターは大発明でしたが、それをコンデンサや抵抗などと組み合わせてチップに集積した、いわゆる”集積回路 (Integrated Circuit) ”が更に、電子機器の小型化、高性能化をばく進させました。
”IC”は、今でも耳にしますね! ”ICレコーダー”、”ICタグ”、、
ところで、トランジスタは、「Transfer(伝達)」と「Resistor(抵抗)」を組み合わせた造語で「抵抗値を変化させて信号を伝達する」という意味が込められているそうですす。
以下、我が家の家宝について、生成AIが調べてくれました。

写真の計算機は、シャープが1970年代半ば(1975年〜1976年頃)に製造・販売した「ELSI MATE(エルシーメイト) EL-8111」というモデルです。
この一台には、日本の家電メーカーが世界をリードした「電卓発展期」の歴史が凝縮されています。その歴史をいくつかのポイントで紐解きます。
1. ブランド名「ELSI MATE」の由来
- ELSI(エルシー): これは「Electronic Large Scale Integration(超集積回路)」の略称です。1960年代後半から70年代、シャープは巨大だった計算機を小型化するためにLSI(大規模集積回路)の開発に心血を注ぎました。
- MATE(メイト): 「あなたの親しい仲間」という意味を込めて付けられました。それまでの「事務用品」という計算機のイメージを、個人が持ち歩く「ポケットパートナー」へと変えようとした時代の象徴です。
2. 美しい緑色の光「蛍光表示管(VFD)」
- この電卓の最大の特徴は、写真でも鮮やかに光っている**蛍光表示管(VFD)**です。
- 現在の液晶(LCD)が普及する前、1970年代の電卓はこのように自ら発光する緑色の表示が主流でした。
- VFDは視認性が非常に高い一方で電池の消耗が激しいため、この後1970年代後半からは電池寿命の長い「液晶」へと技術の主役が移り変わっていきます。
3. 「電卓戦争」の中での多機能化
- 1970年代はカシオやシャープなど多くのメーカーが価格と機能を競い合う「電卓戦争」の真っ只中でした。
- この「EL-8111」は、当時のポケット電卓としては非常に多機能でした。
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平方根($\sqrt{}$)ボタン: 写真でも計算されている「$\sqrt{2} = 1.4142135$」をワンタッチで出せる機能は、当時の学生や技術者にとって非常に重宝されました。
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メモリー機能(M+, RM/CM): 計算結果を一時的に保存する機能も搭載されており、実用的な一台でした。
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4. 時代背景とデザイン
- デザイン: 無骨な黒いボディに金色のフレーム、そしてクリック感のあるしっかりしたボタンは、当時の「高級ガジェット」としての風格を感じさせます。
- 当時の価値: 1970年代初期の電卓は、初任給の半分以上するような高価なものでしたが、EL-8111が登場した頃には量産技術が進み、ようやく一般家庭や学生の手にも届く存在になりつつありました。
エピソード:写真の「1.4142135」
この電卓が今もなお、これほど鮮やかに、そして正確に「ルート2」を算出し続けている姿は、当時の日本の精密なものづくり精神を象徴しているようです。
蛍光表示管の原理
蛍光表示管(VFD)はノリタケ伊勢電子(旧:伊勢電子工業)が1966年に世界で初めて開発した日本生まれのユニークな表示素子です。
蛍光表示管は、電子の信号を人が見える光に変える働きをします。 コンピュータなどから出る信号を人に伝えるため、電子の信号で蛍光体を光らせ、数字、 漢字、かな、アルファベット、記号や図形などを表示します。
出典:ノリタケ伊勢株式会社

VFD : Vacuum Fluorescent Display

さて、1月5日は仕事始めです!
それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!



