【「考えてから話す」ではなく、「考えてあることを話す」】日ごろから考えてないと💦

ためになる話しメモ

タイ在住32年になります、現役サラリーマンです。
ただ、今月をもちまして日本へ本帰国です。

最近、帰国にあたって挨拶する場面が増えたのですが、そこで気付いたことの記録です。

離任の挨拶ですから、お世話になった方々にお礼を述べ、少しばかり思い出話し、そして次の職場を紹介する程度の月並みな挨拶で終わらせようとするのですが、その後容赦ない質問タイムが待っています!
例えば、『後輩達にまだ言い残している言葉があるとすれば何?』、『今だから言える失敗談Top3を暴露下さい』、、等々手厳しい問いに『うっ💦』と詰まってしまいます。
『引き出し少ないなぁ、、日頃考えてない証拠だなぁ・・』と改めて思いました。

そこで今日は、”話のネタ”に関連するお題です。
諸説ありますが、
会話の質を分けるのは口を開く直前の「数秒の思考」ではなく、日頃からどれだけ「思考の在庫(ストック)」を積み上げているか!

「考えてから話す」を意識しすぎて言葉に詰まってしまう人は、実はその場でゼロから答えをひねり出そうとしています。一方で、スラスラと深みのある話をする人は、すでに自分の中で「答え合わせが済んでいること」をクローゼットから取り出すように話しているだけだったりします。

今回は、会話を「その場しのぎ」から「在庫出し」に変えるための考え方と、具体的なメモ術についてまとめます。

1. 「考えてから」と「考えてある」の決定的な違い

まずは、この2つのスタイルの違いを表で比較してみましょう。

特 徴 考えてから話す(その場しのぎ型) 考えてあることを話す(ストック型)
思考のタイミング 話を振られた「直後」 普段の生活や仕事中の「隙間時間」
レスポンスの速さ 慎重だが、沈黙が長くなりやすい 驚くほど速い。そして迷いがない
内容の質 その場の思いつきで浅くなりがち 過去の深掘りが反映され、説得力がある
精神的な余裕 「何か言わなきゃ」と焦る 「これについて話そう」と余裕がある

会話は「生き物」です。相手の言葉に反応して、脳内でロジックを組み立て、適切な言葉を選ぶ……なんて工程をリアルタイムで完璧にこなすのは、実はプロの芸人さんレベルの高度な技術。

私たちが目指すべきは、「あ、そのテーマなら昨日シャワーを浴びている時に結論を出したやつだ」という、いわば「既視感」のある状態を作っておくことです。

2. 思考をストックするための「3つのメモ術」

「考えてある状態」を意図的に作るには、脳の外に「思考の倉庫」を持つ必要があります。そのための具体的なアクションを紹介します。

① 「1行の違和感」メモ

ニュースを見たり、誰かの発言を聞いたりした時に感じた「ん?」「なんか嫌だな」「面白いな」という感情の揺れを逃さずメモします。

  • やり方: 事実ではなく「自分の反応」を1行だけ書く。(例:「〇〇のニュース、効率はいいけど寂しい気がする」)
  • 効果: これが後に「自分の意見」の種になります。

② 「Q&A」のセルフ・シミュレーション

仕事やプライベートで、今後聞かれそうな質問に対して、あらかじめ回答を言語化しておきます。

  • やり方: スマホのメモ帳に「もし〇〇について聞かれたら?」という問いと、その答えをセットで書く。
  • 効果: これがいわゆる「台本」になり、本番での瞬発力を劇的に高めます。

③ 思考を腐らせない「音声入力」

一番いいアイデアは、歩いている時や家事をしている時に浮かびます。しかし、書こうとすると消えてしまう。

  • やり方: スマホの音声入力を使って、とりとめもない独り言をそのままテキスト化する。
  • 効果: 「書く」というフィルターを通さない分、自分の本音に近い生きた言葉がストックされます。

まとめ:会話は「発表」でいい

「会話はその場で作り上げるクリエイティブなもの」というプレッシャーを一度捨ててみてください。
日常の中でコツコツと思考をメモし、自分なりの結論を出しておく。そうすれば、会話の場はただの「在庫の発表会」になります。これだけで、コミュニケーションの緊張感はグッと減り、逆に相手に与える信頼感は増していくはずです。
「あ、これ進研ゼミでやったところだ!」というあの感覚を、ぜひ自分の思考のストックでも体験してみてくださいね。

【3秒ルール】とっさの場面で黙ってしまわない人とは?

それと、会話を詰まらせない重要なワザ!それはジョークの引き出しを増やしておくことですかね。ジョークは、話しを和らげたり、しれーっと話をすり替えるのに有効なツールですね(笑)
それでは、いい日でありますように!
Have a Nice Day!