今日はタイ王太后の葬儀に向けた”功徳の儀式”に参列しました。

タイでの生活

サワデーカップ。
タイ在住32年になります、現役サラリーマンです。
今日は、会社を代表するメンバーの一人として、タイ王国のシリキット王太后の”功徳の儀式”に参列しました。

この儀式は、この1年にわたる葬儀・服喪期間の中で、各団体や企業が割り当てられる「功徳の儀式(Merit-Making Ceremony)」の一環で、公式な葬儀工程の中に位置づけられたものです。

2025年10月24日、タイ王国のシリキット王太后(Queen Mother Sirikit)がご逝去されました。 享年93歳。 現国王ワチラロンコン国王(ラーマ10世)の母であり、前国王プミポン・アドゥンヤデート(ラーマ9世)の王妃として長年にわたり国民から深く敬愛されてきた存在です。
王太后(おうたいごう)は、先代の国王の王妃であり、現国王の母親(母后)である女性に贈られる尊称・称号。王国の元首の母を指し、タイのシリキット王太后のように、国民から「国母」として敬愛される例が多く見られます。

これは、今日のイベントのための入場許可証です。

私の会社から参加したメンバーです。
セレモニーは、約一時間ちょっとでした。
王太后が眠る、Dusit Maha Prasat Throne Hallに入り、お坊さんがお経を唱えます。
このホールはエアコンがしっかり効いていて、とても高い天井が印象的でした。

 

帰りに、王宮の門で係りの人に頂いたカードです。

こんなことが書かれています。

シリキット王太后陛下による、様々な機会に賜ったお言葉
お言葉 1967年3月2日、アンポーン・サターン宮殿にて タイ社会福祉協議会(王室後援)のボランティア委員会およびボランティアの方々が拝謁した際に賜ったお言葉。
「…私たちタイ人は、幸福や苦しみは、個人や特定の家族だけのものではないという理想を堅持しています。これは現代社会において通用する考え方です。私たちは、周囲にいる多くの人々の困窮を顧みず、自分一人だけで幸せでいることはできません。公共の利益を願う慈悲の心を持つ人は、他者のために幸福を分かち合うことを知っており、常に自らの力と機会に応じて、他者の苦しみを和らげる助けをする準備ができているものです…」

お言葉 1968年3月1日、タイ・ガールガイド協会(王室後援)主催の「奉仕活動」イベント開会式に際し、カイシェック・ホール(ศาลาไคเช็ค)にて賜ったお言葉。
「…真の奉仕(社会貢献)とは、職務そのもののために職務を果たすことです。仕事の成果を追求し、人類への善意を持って行い、その利益が自分に返ってくることを期待せずに行うことです。職務のため、そして他者のために行い、誤解や誹謗中傷、あるいは称賛に対しても、恐れたり動揺したりしてはなりません。何事も私利私欲のために考えず、名声や地位を望まず、あたかも『仏像の背中に金箔を貼る(※人知れず善行を積むというタイの格言)』かのように行うのです。もし奉仕活動を行う方々がこのように実践できるならば、私は、皆さんは人間として完成された方々であると信じています。なぜなら、皆さんは人間がなすべき最善のこと、すなわち『真の奉仕』を実践されたからです…」

シリキット王太后

以下に公表されている主な内容をまとめました。(少し間違っているかも知れませんがご容赦ください)

公式発表の概要

  • 崩御の発表: 王室事務局は、シリキット王太后陛下が2025年10月24日 21:21にチュラロンコン病院にて崩御された(享年93歳)と発表しました。
  • 服喪期間: 政府機関、国営企業、教育機関は2025年10月25日から30日間、国旗を半旗で掲揚。公務員および王室職員は、崩御の日から1年間(2026年10月まで)を服喪期間とし、喪服を着用。
  • 安置場所: 御遺体は王宮(Grand Palace)内のドゥシット・マハ・プラサート殿(Dusit Maha Prasat Throne Hall)に安置されています。
    ホールの中は写真撮影禁止。

儀式のスケジュール

  • 100日祭(100-Day Memorial): 2026年1月31日から2月1日にかけて、王宮にて国王夫妻が参列し、100日祭の儀式が執り行われました。
  • 火葬式(Royal Cremation): 火葬のための施設(Phra Merumas)の建設が2026年2月に開始され、2026年12月14日に火葬の儀式が執り行われる予定です。

ソースについて

これらの情報は、以下の政府機関および公式メディアから発信されています。

  1. タイ王室事務局(Bureau of the Royal Household / Phralan): 王室行事の公式発表。
  2. タイ政府広報局(PRD / Thailand.go.th): 服喪の指針や政府の決定事項の告知。
  3. 官報(Government Gazette): 儀式の詳細スケジュールの公示。
  4. 主要メディア(Bangkok Post, Nation Thailand等): 政府発表に基づく報道。

タイを離れる直前に、王宮を訪れ、シリキット王太后にお別れを告げることが出来たことは、この上ない功徳だと思います。
それでは、いい日でありますように!
Have a Nice Day!