秋の空気が一段と心地よく感じられる季節になりました。
先日、妻の実家の庭整理のために思い切って短く伐採した木がありました。
すっかり姿を変え、静かにその役割を終えたかのように見えていたのですが、今日ふと目をやると、驚くような光景が広がっていました。
切り口のすぐそばから、鮮やかな緑と赤みを帯びた新しい葉っぱが元気に萌え出でていたのです。
こうして再び力強く芽を吹く姿には、何とも言えない生命のたくましさを感じてしまいます。それと同時に、雨粒を纏ってしっとりと潤う新芽の姿には、どこか風情があり、心をすっと落ち着かせてくれる不思議な魅力がありました。
伐採するつもりで切り落とした木ではありましたが、この溢れ出る生命力を目の当たりにし、この残った切り株は抜かずにそのまま大事に残しておこうと思います。これからどんな姿を見せてくれるのか、日々の成長を見守る楽しみがまた一つ増えました。

季節の移ろいとともに表情を変える庭の木々や花々。
日々の忙しさの中で忘れがちな「生きる力」や「時の流れの美しさ」を、身近な植物たちがそっと教えてくれている気がします。
この歳(67歳)になるまで、そんなことをしみじみ感じたことはなかったので不思議です。。
静かな秋のひととき、たくましく芽吹く小さな命に元気をもらいながら、穏やかで豊かな時間を過ごすことができました。
伐採直後の写真です。今年7月19日でした。
もっと下の方で切ってもよかったのですが、何となく残していました。

そして今日です。
わずか3ヵ月ですが、生き生きと葉を付けています。
こじんまりした木の幹もバランスよくたたずんでいます。

この木の種類が特定できなかったので、AIに聞いてみましたところ、「レッドロビン(セイヨウカナメモチ)」ではないかとのことです。
その根拠は、
- 新芽の特徴:芽吹いたばかりの葉が鮮やかな赤色から橙色を帯びており、成長するにつれて緑色へと変化していく様子が典型的なレッドロビンの特徴です。
- 樹皮・幹:伐採直後の切り口や滑らかな灰褐色の樹皮の質感、また周囲に散らばっているしっかりとした楕円形の葉の様子もレッドロビンと一致します。
- 強健な萌芽力:レッドロビンは剪定や伐採に非常に強く、丸太状に切られても幹から直接「胴吹き(どうぶき)」して新しい芽を勢いよく出す性質があります。
生垣や庭木として大変人気のある木ですので、そのまま大切に育てていくと、季節ごとに美しい赤と緑のコントラストを楽しませてくれます。
ちなみに、アイキャッチ画像の木も7月にばっさり枝を払ってまして、そのうち根元から撤去しようと思っていたのですが、ご覧の通り、今は緑の葉っぱに覆われています。
これも暫く様子見となりました。

それでは良い日でありますように!
Have a Nice Day!



