今朝、同期の友達から『6月末付けで退職することになりました』と書かれたメールが来ました。
今は他の事業部に在籍していて、ここ数年会っていなかった友達です。
65歳を迎えるにあたって当然あり得る選択なので驚く話しではないのですが、あの日一緒に入社した彼が、もうすぐ会社を去ろうとしているリアルがなかなか受け入れられません。
”一緒に入社したあの日”とは遥か45年以上も前のことですが、メールを見た途端に当時の光景が昨日のことのように蘇りました。しかもここまでハッキリ思い出せるなんて!と思うほど鮮明にです。寮長の構内放送の声、近所のスナックからこぼれて来る歌声、研修センターでのラジオ体操。。。
彼は、同じ寮で、しかも相部屋の相棒でもありました。
彼は酒豪で私はまるで飲めない。趣味も好きな食べ物も全く違っていたので、お互いぶつかることも干渉することもなく、でも一緒に居て苦痛ではない不思議な空気観で繋がっていた友達でした。
唯一、一緒に楽しんだことと言えば”車いじり”くらいです。私が改造担当です。
彼の車は三菱ギャランGTO。マニュアルだった窓をDIYでパワーウィンドウに改造したのですが、高速の料金所でパワーウィンドウが下がった状態で故障。しかもその日は雨💦で車内びしょ濡れ。
その後、『あいつに改造は頼むな!』と延々と語り継がれることになりました(笑)。
一度だけですが、彼の実家に泊りがけで遊びに行ったことがあります。
ちょうど稲刈りの時期で少しだけお手伝い。おばあちゃんは蚕を飼う達人らしく色々なご苦労話しを聞かせてくれました。
丁度来週から一時帰国の予定ですので、久しぶりに会うことになりました。
暫くは奥さんと旅行などして余暇を過ごし、その後再就職するか否かはゆっくり考えるとのことでしたが、あれこれ意見交換したいと思っています。
そして、実際に会った後の記事はこちらです。
★【リタイア間近の旧友に今の思いを聞いてみた】Old soldiers never die, they just leave for 2nd life !
(入社式当日の写真)当時のプリントには Fuji color xx年って書いてありました。
会社勤めもあと僅かとなり、少し寂しさもありますが、
第二の人生に向けて、心は晴れ晴れとしております。
また、会える日を楽しみにしております。
これを読んで、私も元気になれました!
第二の人生に背中を押してくれている気がしました!
【更新; 30 May 22023】
本社人事との雑談の中で『特にリタイア近くの人達を対象にした悩み相談とか、カウンセリングとかあったほうがよくねっ?』に『確かに、働き方は在職者のことが中心だし、コンプラ、ハラスメントに気を取られて、リタイア前の人達の心のケアはちゃんと出来てないかもなぁ、、』との反応。