【今の上司が未来の自分】←若者が会社を去りたくなる理由? あちゃー💦

我が家のポリシー

今日もバンコク中が雲に覆われ、どんよりした天気。夕方はスコールのような雨でした。
荒井由実のベルベット・イースターという曲(1973年)の『空がとっても低い、天使が降りて来そうなほど、』がとても好きだったのですが、当時想像した光景が分厚い雲の下にほのかに広がる青白い光。今でもはっきり脳裏に焼き付いています。
さて昨日、YouTubeである動画を見てましたら、
「今の上司が未来の自分かぁと気付き会社を辞めました」とか、
「”先輩の車格好いいですね”と言ったら、”これくらいの車に乗ってないと後輩が夢見れんだろう”、と仰ったので、あぁ夢ってこのレベルかと悟り会社を辞めて起業しました」
なる会話が耳に入って来まして ”ちゃー💦!と思いました。
私ら昭和(純メンバーシップ型)の感覚は年功序列で出世して「いつかはクラウン」でしたが、働き方が大きく変わろうとしている今日、昔とは違って当然かなぁ!と改めて感じました。
これからは成果主義ジョブ型が主流になるとも言われていますが、そこは職種によって異なるべきですし、人間関係がギクシャクしないことも念頭に、ビジネス形態や会社理念にも見合う最適解を模索したいものです。

ジョブ型 メンバーシップ型
雇用の考え方 業務に対して人を配置 人に対して仕事を配置
業務内容・役割 明確に定められている
(専門的・限定的)
明確ではない。組織が決定する
(ジェネラリスト・総合的)
人事権 異動・転勤・残業命令は原則できない 勤務地・配属先・ジョブローテーションの決定ができる
給与・報酬 職務給
(業務内容や役割による)
職能給
(年功序列や役割など総合的判断)
流動性 業務の消滅・パフォーマンス結果など解雇が比較的容易 解雇は厳しく制限
組合 産業別労働組合 企業別労働組合

上表の出典元

因みに、
管理職になりたくない人にその理由を聞いたアンケート結果は男女ともに、
✓「責任が重くなる(気が休まらない)」、
✓「仕事・残業が増える(プライベート時間まで奪われそう)」
✓「管理職に向いていない(人を束ねるって大変そう)」
✓「割に合わないと感じる(責任に見合わない対価)」
✓「人間関係で悩みそう(特に上下との板挟み)」
が上位だそうです。

私のケースは参考にならないと思いますが、
✓「責任が重くなる」→ 管理職後半は”決定権”が仕事の充実感につながった。
✓「仕事・残業が増える」→ 最初は”自分がやらなきゃ💦”で徹夜続きだったが、後半は優秀な部下の採用/育成と、業務改革に注力したことで5時即ほぼ達成。しかも会社役員でかつタイに居るのにゴルフもしません(笑)
✓「管理職に向いていない」→ 今でも向いているとは思いませんが、”どうせやるなら楽しくやろう”と吹っ切れた頃(50歳位)から”管理職も悪くないかも”と思えた。
✓「割に合わないと感じる」→ これは最近強く感じます。特に日本人管理者の給与は海外の管理者に比べて低過ぎる。なのに日本人シニアは長年世話になった会社と交渉する勇気はない・涙
✓「人間関係で悩みそう」→ パレートの法則 20:80 (or 20:60 :20)を信仰しているので割り切ってました。これは役職やビジネスに関係なく普遍的な法則で回避困難だと思った方がいいです。
また、イノベーションを目指す”リーダー格”となると、保守派や抵抗勢力と対峙することも増えるので、高い志と共に、ステークホルダーマネジメントに対する丁寧な対応、一方で受け流せる”鈍感力”も重要だと思います。

いつ聞いても新しい!→ ベルベットイースター

↓こちらは会社の窓から。15時頃は凄い雨でした。

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