【何事も安全が最優先です!】仕事も暮らしもフェールセーフが重要!

我が家のポリシー

私は、タイでちょうど30年、その前は日本で10年ほど製造・建設現場におりまして、一プロジェクト数百~数万トンの物づくりをやって来ました。
どんな仕事、どんなポジションであれ、その最大の使命は『無災害の達成』でした。
この数日内に、日本(静岡)とタイ(バンコク)で似たような事故が立て続けに起きたことは、とても悲しいことでした。
どちらも2人の方が亡くなっています。静岡の事故で亡くなった方は、まだまだ働き盛りの50代前半とのことですが、これから何十年もある人生が、こんな形で突然断たれてしまったことに大きな憤りを感じます。ご冥福をお祈りいたします。

【原因】
静岡とタイの事故はそれぞれ原因が異なるようですが、どちらも人的ミスによる事故だと思われます。仮に、万が一物が落ちたとしても、人を巻き込まない為の”安全対策”や”フェールセーフ”が機能すべきだった、i.e. 誰も死なずに済んだはずの事故です!
【教訓】
静岡の事故は、1991年にも類似工法で事故が起きていますので、そうした教訓が工事計画や危険予知にしっかり生かされていたのかどうか?
また、バンコクの事故は、崩落の様子を捉えた動画からでは直接的な原因は分かりませんが、一次調査の結果は重機のビームランチャーの倒壊だそうです。架設工事真横の一般道路が交通規制がないまま普通に使われたことも驚きでした。
根本原因分析(RCA:Root Cause Analysis)をしっかりやって再発防止を徹底頂きたいと思います。

静岡市の静清バイパスの工事現場で2023年7月6日未明に発生した橋桁落下事故には、1991年の広島新交通システムの事故と共通点があることが分かった。いずれも横取り架設工法を採用し、橋桁の降下中に事故が起こった。


明日は、気持ちを新たにして現場や自分の暮らしを点検しようと思います!

大昔、
★『安全とコストどっちを取るんだ?』なる議論がありました。
安全が徹底されている現場は、3S, 5Sも浸透しており、安心して仕事が出来るので生産性が高く、ムラ、ムダ、無理がありません。
同じく、
★ 『品質とコストどっちを取るんだ?』なる議論もありましたが、高品質への拘りはその安定に向けた努力が生産性の改善にも連動し、やがて施主の信頼獲得と売上(利益)向上に繋がりました。
同じことは”工程(スケジュール)にも言えます。

 

Safety shall be First Priority!

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