【一条・終の棲家にロフトを採用した訳】シニアライフのワクワク秘密基地!

我が家の仕様

今年の5月、終の棲家にと”一条工務店・グランスマート平屋”を新築しました。(まだタイに駐在しており新居に住んだことはありません💦)
これまで、家が出来上がるまでの記録を残して来ましたが、今日は『終の棲家にロフトを採用した訳』について記録に残そうと思います。
ただ、私は素人ですので誤解もあろうかと思います。予めご容赦下さいm(__)m

【仕様】
我が家が採用したロフト:

  1. 広さ6帖
  2. 天井高さはロフトのほぼ全域で1.4mを確保
  3. 片流れの屋根にそって、5~9マスの間に設置。リビングの真上
  4. ロフトの壁に窓は無し(レイアウト次第でロフトにも窓を取り付けることは可能です)
  5. 昇降は固定式の階段(もし天井高さを+20cmの2.6mに変更したら、階段は1段増えます)
  6. 手摺の高さは700mm (i.e. 開口部の高さ700mmで合計1.4m)
  7. 天井は石膏ボードのみ
    断熱材はロフト天井上ではなく屋根の裏 →【素朴な疑問:ロフト上の屋根裏収納ってあり?】←そこも断熱されています♪
  8. コンセントはロフト4隅に計4ヶ所
    【一条・我が家のコンセント】後々後悔しないギネス級の数?


↑階段の踏面はグレー・ウォルナット。
勾配天井は、一条工務店では最高の5.3mです(@天井2.4m)。


↑壁のクロス:IC-0067, 天井のクロス : IC-1004
【一条・家のカラーコーディネート】我が家のAs-Built公開♪

先ず、ロフトについてのおさらい、

ロフトは建築基準法において「小屋裏物置等」とされ、建築基準法においていくつかの規制が設けられています。

  1. 床面積がロフトがある階の床面積の2分の1未満であること。例えば1階にロフトを設置する場合、1回の床面積の半分未満の広さで作らなければならないということ。
  2. ロフトの天井の高さはもっとも高い部分で1.4m以下にしなければならないこと。
  3. ロフトのある階の床面積に対し、ロフトの床面積が8分の1を超える場合には、構造強度を保つために各階の壁を増やさなければならないこと。

注意:自治体によってロフトの規制を細かく定めているケースもあり、例えば、「ロフトにつながる階段は固定されていてはいけない」などがあるようです。勿論、禁止ではありませんが 階段を固定にするだけで延べ面積に加えられ、固定資産税が加算されるケースがあります💦 HMに要確認です。

ロフトを終の棲家に採用したいと思った理由は?

  1. 家の中にも”隠れ家”が欲しい!秘密基地は男のロマン!
    とにかく、楽しめる家にしたいです!
    具体的にロフトをどう使うかは、これからゆっくり考えますが、歳を重ねるごとに使い方も変化させたいと思います。
  2. 収納が増える
    各部屋の収納不足の懸念もあり、ロフトがあったら収納にも使えると思った。
    またロフトがあると、急な来客があった時でも”散らかり物”の一時避難場所としても便利。
    なお、屋外ですが、庭にはイナバの倉庫(4帖)も設置しましたので、ちゃんと断捨離が出来ていれば収納は十分だ(ろう)と思います。
  3. 来客者の宿泊スペースとして使える
    一階に部屋が少ないので、ここしかないです。
    天井が低くて”せまっ苦しい”ですが、秘密基地感覚を楽しんで貰えると勝手に思っています。

    ↑この写真(イメージ)のように、本当は窓が欲しかったのですが、家の中心にロフトがあることと、一条ルール(勾配屋根7マス以降に窓はダメ)で断念しました。
  4. 家の中を、より広くゆったりと見せることができる
    勾配天井の採用は最初から決めていたので、高い天井とロフトが相まって、なかなかの”広々感”と”抜け感”が演出できています
  5. 趣味のスペースとして活用できる
    家のフリーアドレスの一部としても活用。時にはここに籠りたい?
  6. 階段を使って運動できる
    毎日、階段を使って健康チェック。
    なお、もし階段を登れなくなったら昇降装置の設置も考えています。最近コンパクトで安い機種があります。
  7. 屋根裏収納より快適
    ロフトは全館空調対象区域内。
    最初は、コストを抑える為に3帖ほどの屋根裏収納(一条オプション)を考えましたが、そこは空調外エリアとのことでロフトに変更。
    【素朴な疑問:ロフト上の屋根裏収納ってあり?】←そこも断熱されています♪
  8. 屋根裏収納より安全
    折り畳み式の格納式階段は、角度がきつく荷物を持っての昇降は危険。
    また上がり切ったあたりに手摺がないなど特に高齢者には危険。
  9. 将来、使わなくなったとしても、空き部屋という訳でもなく、そのまま放置でも特に気にならない空間。

ロフトのデメリットに対して!

  1. 費用対効果を得られないのでは?
    天井の高さ制限から、ロフトは決して居心地の良い空間にならない可能性もあり、物を収納する際もサイズに制限が出て来ますので、上手に使わないと価値は下がってしまいます。
    ロフトは極論、必須ではない贅沢品でもあり、費用対効果は敢えて考えなかったです。
  2. 熱気が集まりやすいのでは?(まだ住んでおらず予測です💦)
    確かに暖かい空気は上へ集まって来ますので一階に比べると暑いかも知れませんが、一条工務店の高断熱性能と全館空調システムに期待しています。またロフトの真横は勾配天井の大空間が広がっているのでロフト内にムンムン熱気が籠ることはないと思います。
  3. 1.4mの天井高さは移動が辛いのでは?
    私の身長は1.7mですが、特に苦痛なく歩けました。
    荷物の出し入れを円滑にやれるように小型の台車を設計中ですので人間も乗れるようにします。何と、ジョイスティック付きです(笑)
  4. はしごの上り下りが危険では?
    我が家は、追加の固定資産税無しで階段を設置出来たのでこの問題はなかった。
    高齢になると、はしごの上り下りは困難だと思います。


↑イメージ写真

ロフト設置の費用について

我が家のロフトは6帖で、階段も含めて税抜き約72万円でした。
注意:もし、ロフトを後で増設しようとすると、新築時に施工する場合に比べて制約条件が増え、工事費もかなり高額になるようです。
制約が増える理由は、ロフト増設を想定していなかった部材強度の不足や、電気・換気システムのルートとの干渉などです。また階段を増設する際も床暖のパイプ位置と階段のベース部分が干渉する可能性も出て来ます。


 

 

因みにですが
ロフトと屋根裏収納を横並びに配置して、間に断熱ドアを取り付ければ、水平方向に行き来することは可能だそうです。

 

家全体の仕様はこちらです。

 

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