サワディーカップ!
シニアライフのビギナー64歳です。シニア雇用の現役サラリーマンでタイ勤務30年になります。
日本への本帰国もそう遠くないと思いまして、ボチボチですが断捨離中です。
大昔、飛行機のメカニックだった父親の影響だと思いますが、小さい頃から飛行機が好きで、家にあった「航空機関士」と表紙に書かれたボロボロの本をよく眺めていました。おやじ本人に直接聞いたことはありませんが、おやじも航空機関士になりたかったのかも知れません。
子供の頃から飛行機に関係するTVは夢中になって見ました。アテンションプリーズ、虹のエアポート、スチュワーデス物語、白い滑走路、グッドラック、ミス・パイロット等々ですね。残念ながら航空機関士を描いた番組はなかったですが、それでも飛行機の世界に浸ることが出来ました。
高校の頃は小遣いもない状況ながら航空雑誌『AIR LINE』を毎月買って眺めていました。
↓これは断捨離で出て来たアルバムの一ページです。昭和56年当時はまだ航空機関士を募集していましたので『今すぐ会社を辞めてJALへ行こう!』なんて思ったこともありました。
結局、何の行動も起こせないまま飛行機の夢は消えることになるのですが、その後航空会社とは全く無縁の今の会社で、”その時の熱い思い”がしっかり生かされることになります。
私は高卒で今の会社に入ったのですが、その後、会社が大学に行かせてくれました。大学に関わる経費は会社持ちで、その上、給料・ボーナスも満額もらえました。
試験は、予備試験+三次までありました。事業所(北海道から九州)によって競争率が少し異なるのですが、私の地区は受験者130名に対し枠は6名の激戦区と後で聞かされました💦
その時の受験勉強を支えてくれた曲が”青春の刻”です!
朝起きたらこれ、眠くなりそうな時はこれ、テスト前もこれ、くじけそうになったらこれ、といつもカセットテープで聞いていました。60分テープにこの曲だけ繰り返し録音してましたので頭出しは不要です(笑)
その後無事に大学に入り卒業したものの、ブルーカラーからホワイトカラーへの職種転換組みですから、社内では色々なハンディを背負ったまま長年苦労しましたが、やがて会社の基幹システムに触れることが出来る、いわば”航空機関士”的な仕事をやらせて頂き、その後プロジェクト運営では4本線のパイロット(Project Manager)もやらせて頂きました。今では操縦できる機種(プロジェクト)も747ジャンボやA380クラスを含め多種に渡ります(多分?)
会社運営の方はコーパイ(COO)で一線から外れましたが、お陰さまで世界中を飛び回ることが出来ました。
大げさではなく、もしこの曲に出会っていなかったら失速していたかも知れない、とさへ思います。
青春の刻は”虹のエアポート”の主題歌で桜木健一が歌っているのですが、実は第一話に録音が間に合わなかったというエピソードがあります。ただその時の女性コーラスの声もなかなかよくて、YouTubeにもあがっていてびっくりです!
何百回も聞いた曲です → 桜木健一/青春の刻(1975)
アップ頂いた方には感謝です_(._.)_
夢破れても、夢を追いかけた熱い思いは、形を変えて成就する。
そのコツは、”思うは招く”です。
「思ったらそうなるよ」と言う意味です。