サワディーカップ!
仕事でバンコクに30年住んでおります、シニアライフのビギナー64歳です。
昨日の続きで、田中角栄が残した言葉です。
『要件は便せん一枚に大きな字で書け。初めに結論を言え。理由は三つまでだ!この世に3つでまとめきれない大事はない』
これも、ビジネスのみならず、あらゆることに通じる普遍的なポイントだと思います。
今日は、年末のISOの”Periodic Review Meeting で、今年の振り返りと来年の計画について報告が行われたのですが、プレゼン資料は40ページを超え、しかも会議は予定を大幅超過の3時間。
勿論、中身のある話しで終わっていたらそれでもいいのですが、残念ながら要領を得ず。『結論のない生煮えの資料が多く、更にそれを補足する資料も未解析のままの生データの羅列』
今日の為に色々準備をしてくれた事務局は、『今回は、Googleスプレッドシートなどちょっと最先端のツールを使ってみました』と自信をのぞかせていたのですが、『この会議の目的はそこじゃないよねぇー』、、、、
『先ず、各Agendaの冒頭にハイレベルな要約版を1ページ用意せよ!大きなフォントで初めは”結論”。そしてその”根拠”を3つだ!それ以上は誰も覚えられない』、、、「あれっ、どっかで聞いたような??そうそう田中角栄の言葉だわこれ」と、ちゃんと頭に刷り込まれ仕事に使ってました(笑)
昔々、12ページほどの報告書を上司に提出した際、上司はそれをちらっと見ただけで「これって3ページになる内容だよねぇ」とポツリ。「そんなに削ったら何にも伝わらんわ~!」と随分カチンと来たのですが、納得が行かないまま渋々上司の指示に従って修正していくと、『何と言うことでしょう!』AfterがBeforeより伝えたいことが明確で分かり易い! その時の先輩の忠告は『おまえのレポートは言い回しがくどくてしつこい。しかも情緒的』。
で、今は、同じことを後輩に対して厳しく言っています(笑)
結局、その時の報告書は5ページに圧縮され、文字数を減らすのにグラフや写真による可視化も有効でした。幹部への報告は要約版のページだけが使われたようです。
その上司は更に『どんなに素晴らしい企画でも10分以内に上層部のハートを掴めなければ終わり』。その先輩も今年3月、67歳でリタイアされました。海外事業の発展に尽力された優秀な方でした!
ただ、難しい内容をシンプルに伝えるって実は一筋縄ではいかない訳でして、それが出来る人とは、たった1ページのレポートを作るために、何冊もの本を読んだり、集めた何種類ものデータを解析したり、愚直に人の意見を聞くことが出来る人だと思います。それと、一度や二度で諦めない不屈のメンタルの持ち主であり、加えて”事前の根回し”がしっかり出来る人ですかね💦
早朝ウォーキング開始時点の動画です。
来年のメモ帳買いました。アマゾン経由で日本からです。
能率手帳、商品番号1211です。これっばかり使っています。
お陰さまで、ショー(20歳)の健康状態は安定しています。
うちの猫様の水の飲み場はいつも水がなみなみと張ってあります。浄水器を通した水で、私らもそのまま飲んでいます。
2ヶ月に一度機材の点検とフィルター交換。料金は1200バーツ/月
明日も良い日でありますよう!
Have a Nice Day!