【一条・全館冷暖房を誇る家にエアコンを追加した訳】”隠ぺい配管”って何?

ためになる話しメモ

サワディーカップ!
2023年5月、終の棲家にと”一条工務店・グランスマート平屋”を新築しましたシニアライフのビギナー(64歳)です。仕事の都合でまだバンコクにおります。。。
ご存知の方もおられると思いますが、AirJapanが、2024年2月9日(金)から成田⇔バンコク線に就航します。機材はBoing 787-8らしいです。

さて、今日のトピックは”全館冷暖房を誇る家にエアコンを追加した訳”です。

先ずは追加した内容です

  1. 我が家は、二台のエアコン(三菱霧ヶ峰)を追加で設置しました。
    加湿機能などのないシンプルで安い機種です。
  2. 設置した場所は、8帖の洋間 x 2ヵ所です。(アイキャッチは書斎のエアコン)

リビングに”RAYエアコン”と”全館さらぽか空調”がベースの34坪の平屋です。

なぜ追加のエアコンを設置したのか?

  1. “i-Smart”に数年間お住いの方に『夏は暑いです💦人が大勢集まったり、鍋やったら最悪です(笑)』とアドバイスを頂いた、
  2. 私は元々暑がりの汗っかき🥵なので、風呂上りや、ちょっと運動した後など、体に冷風を浴びながら一気に部屋を冷やしてくれるエアコンは必須と考えていました。空気は各部屋に設置されたサーキュレーターによって家中を循環するはずなので、追加のエアコンの設置場所はどこでもよいはずですが、直接冷風を浴びたくなりそうな寝室か書斎/工房になる可能性のある洋間に設置することにしました。
  3. RAYエアコンは、床暖房・床冷房と同時には使えませんが、短時間でもっと暖めるとか冷やした時はRAYエアコンをON。この時、床冷暖房側は自動的にOFFになります。
    ただ、RAYエアコンをOFFにした際、床冷暖システムへの自動復帰機能はありません(多分)💦
    ↓写真は我が家のRAYエアコンですが、どん兵衛食べた後に10分間だけ冷房!
    その後は床暖モードに戻しました。
  4. RAYエアコン(室内機)は最初から採用しない選択肢もありそうです。
    将来のメンテナンスも特殊そうですし、湿度調整等の気の利いた機能もありません。
    ただ、これから30年間のRAyエアコンの総運転時間は1000時間以下のような気もします(笑)
    因みに、200V(単相)を使っているのは、このRAYエアコン、IHレンジ、エコキュート、換気システム、それと電気自動車の充電用電源の5ヶ所です。
    バンコクではずっと200Vの家電でしたので、個人的には全部200Vがいいのですが・・・

家の施工中に追加エアコンを設置するメリット

『ここは焦らず、先ずは一条の家に住んでみてから追加のエアコンを設置するか否か決めたら?』とも考えたのですが、実は、家の施工中のエアコン設置と、家の完成後の設置とでは、コストだけではなく、エアコンの設置場所が制限されたり、外壁の外観にも影響することが判明しました。

ポイントは、隠ぺい配管です
それにしても、もっといいネーミングなかったのかなぁ(笑)

我が家のエアコンは全て”隠ぺい配管”なので、配管(冷媒管) が壁に沿ってニョキニョキ這うようなことはなく室外機から出た配管や電線は直ぐに壁の中に入ってしまいます。
これを家の完成後に後付けでやろうとすると壁を剥がすなどの大工事になります💦

↓洋間①へ、

↓洋間②へ、(奥の室外機は、床冷暖用のヒートポンプです)

特に、我が家のように室内機の設置場所が外壁から離れている場合は、後付け工事は悲惨らしいです。

↓下の写真は、施工中の洋間の天井裏です。
赤い枠内が、室外機と室内機を結ぶ冷媒管(銅管2本)で、天井と断熱材の間を走っています。完成した家の天井裏に敷設するのはかなり面倒そう💦
場所によっては後付け不可のケースもあるようです。

注:但し、加湿機能など高機能を備えたエアコンには対応できないことがあります。

ちなみに一般的な簡易配管の場合は、↓このように冷媒管が外壁に沿ってニョキニョキと延びます!

まとめ

  1. 追加のエアコンは必要。
    RAYエアコン(室内機)は床冷暖運転中は使用できないのでピーク対応※に追加のエアコンは必要だろうと思います。
    (※特に夏。大勢の来客、家の中での力仕事、焼き肉や鍋、家を走り回る汗だくの子供、予想を上回る猛暑など、、)
  2. エアコンは先付けがお勧め。
    追加エアコンは家の施工中に設置した方が”隠ぺい配管”が容易で外観がスッキリする。
    場所によっては、エアコンの後付けが出来ないケースもあるようです。

隠ぺい配管(埋設配管、先行配管)について、
とくならライフさんのブログからお借りした解説図です。エアコンの取り付けで一般的にイメージするのは簡易配管だと思います。
壁を貫通させて配管を通すやり方で、シンプルな分、安価で設置が可能です。
一方で、隠蔽配管というのは壁の中に配管を通し、配管自体を隠してしまうやり方です。
壁の中に配管を通してしまうので施工時にしか設置出来ませんが、外観をスッキリさせられる上、壁の中を伝って室外機を家の裏側にまで持って行く、ということが可能です
出典:とくならライフさん
エアコンはどこに設置する?(簡易 or 隠蔽配管?)【ヘーベルハウス】
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一方で、隠ぺい配管の場合、不具合箇所の特定が困難、外観検査が出来ないなどメンテナンス上のデメリットもありますので、高品質の材料を使って慎重に施工しておくことが重要になります。特に20年、30年後などずっと先に起こる”材料の劣化”によるトラブルです。
冷暖房の仕組み、
圧縮と膨張の向きを逆転させることで、冷房か暖房かに切り替わります。
出典:三菱電機「ビルソリューションジャーナル」さん

色々勉強になりました。

なお”湿度管理”の方は別途スタディーして投稿予定です。
加湿について妙案あります↓。ご笑覧下さい(笑)
【一条・全館床暖に薪ストーブ?】えーーっ、殿ついに御乱心ってか?

明日から出社です!
Have a Good Day !

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