【一条・インフラが途絶えても自立できる終の棲家】自前でライフラインを確保する!

我が家のポリシー

昨年5月、終の棲家 ”一条工務店のグランスマート平屋” を新築したシニアライフのビギナーです。
耐震性能、気密・断熱性能、太陽光発電、どれをとっても業界最高峰の性能を誇る家を建てたつもりですが、外的要因でその性能を発揮できないこともあろうかと思います。
ZEHを前提にした快適に暮らせる終の棲家を目指し更なるアップグレードを模索中ですが、今日は少し視点を変えて、”インフラが途絶えた際の備え”について検討したいと思います。
何かあった際に、自分の家が自立出来ていれば、外的リソース(救援や避難に関する)の負荷を軽減出来るはずと願っています。

やや漠然とした指標ですが、最低でも1週間を自力で生き延びることが出来る設備を終の棲家に設置しようと思います。今日は先ず10項目ほどリストアップしてみました(To Be Continued)
これらを全部揃えるには、それなりのコストと時間が掛かりますので、我が家では、
. ①”防災資金”として先ずは30万円を予算化(保険と思って投資)
. ②”防災貯金箱”に少しずつお金を貯める。目標は月に5千円~1万円
. ③”リサイクル品”をモニターしたり、DIYで安く防災グッズを揃える
みたいなことを考え始めています。

下の表の写真はいずれもイメージとしてお借りしました。

No 項 目 対 策 備 考
1 飲料水 ①ペットボトルの備蓄;常に30リットル確保をルール化
(注;水の賞味期限とは”内容量を保証する期限”であって飲めなくなる期限ではない。よって長期保存水は容器が分厚く蒸発を抑制し15年や10年の内容量を保証している)
期限切れペットボトル水は飲める?腐らない?長期備蓄水は何が違う?[そなえるTV・高荷智也]
②雨水貯蔵と浄水;雨水タンクの水を浄水して使う
③井戸水と浄水;井戸水を浄水して使う(離れの工房には井戸を完備しています。昔、干ばつの際にご近所にも活用頂きました)

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写真の出典;ミヤサカ工業

↑これはタイで使っている我が家の浄水器です。このタイプを20年以上前から使っていまして、ペットボトルの水を買うことはありません。
断水の備え
飲料・料理
2 生活用水 ①雨水貯蔵;雨水収集器とタンクの設置(最低500L確保)
②井戸水;庭にDIYで掘ってみる(組み上げは手動と電動)
写真出典;セキスイデザインワークス
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↓参考になればと過去記事です。
【一条・自立できる家。雨水だって無駄にしない No.2 】タンクは大きな屋根の下に!
【自立できる家・雨水だって無駄にしない】ガーデニング、洗車、掃除、打ち水、etc.
断水の備え
洗濯・風呂
3 水洗トイレ ①雨水、井戸水;トイレへ直接投入
②水が要らない簡易トイレ;上水・下水共に使えない場合
写真出典;株式会社サンコー
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↓参考になればと過去記事です。
【水が無くても使える簡易トイレ】非常用グッズの備え “Be Prepared !”
断水の備え
4 電気 ①一条の蓄電設備(7KWh)の活用;グランスマート
②追加の太陽光発電・蓄電;車載可能な300Wクラス
③発電機;カセットガスボンベ式、ガソリン式
④自動車から家へ給電(12V→100V)
⑤風力発電;下の過去記事を参照下さい。

出典;ニチネン(ガスボンベ式)
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↓参考になればと過去記事です。風力はちょっとハードル高いですが、風さへあれば24時間発電可能です。
【自立できる家・風力発電で外構電源を確保】ZEHの更なる強化案!
停電の備え
5 防寒対策 ①電気ストーブ;蓄電池から給電
②キャンプ用ストーブ;ガス駆動
③ソーラーウォール;晴れた昼間に限られるが燃料節約に寄与
↓参考になればと過去記事です。
【一条・太陽光発電だけじゃ不満です!】温風が作れるソーラーウォール計画の具体化♪
停電・燃料不測の備え
6 暑さ対策 ①ポータブル冷風機;車のバッテリー又はパワーパックから
②ポータブル扇風機;同上
③ミストによる打ち水効果;下の過去記事を参照下さい。

写真出典;アイリスオーヤマ
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↓参考になればと過去記事です。ミストには雨水や井戸水を使います。
【夏を涼しく過ごしたい】打ち水効果にミストシャワー!こちらもランニングコスト0で (*◡̈)
停電の備え
7 ゴミ処理 ①生ごみ用コンポスト;庭に常時設置
②圧縮装置;ゴミの量(容積)を減らす
写真出典;ライフハンガー
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↓参考になればと過去記事です。
【冬の”生ごみ処理”に太陽熱】キエーロ&ソーラーウォールの協働ってあり!?
町のゴミ収集機能不全の備え
8 移動・運搬 ①自転車;物資の調達に籠付きで物をたくさん運べる仕様
②一輪車;物の移動(ゴミの撤去、いざとなれば買い出しにも)
瓦礫撤去や物資運搬の備え
9 通信設備 ①アマチュア無線(資格必要);車載可能な小型推奨
②特定小電力トランシーバー;短距離内の家族間の連絡
③携帯ラジオ;ニュース、災害状況モニター
写真出典;アルインコ
通信網遮断の備え
10 倉庫 ①屋外倉庫;非情用具の格納や、非常簡易トイレとして

倉庫内に常備しておきたいものとして、
・ロープ
・小型のゴムボートと空気入れ
・ノコギリ、クワ、スコップ、ペンチ、プライヤーなど工具
・塵取り、熊手(ほうき)、ホースなどの掃除用具
・バケツ、一斗缶
・段ボール箱とガムテープ
・ブルーシート、保温シート
・防水タイプの大型ライト
・一輪車と空気入れ
格納場所や非常トイレの確保

 

↓我が家のアップグレード案の一部です。
ZEHで、かつ有事の際も外部インフラへの依存度を軽減できる家作りを目指そうと思います!

 

ライフライン (lifeline) は、
英語では一般的に「命綱」を示す言葉となるが、日本においては地震工学用語としてのライフライン、すなわち、生活に必須なインフラ設備(Critical infrastructure)のうち、主にエネルギー施設、水供給施設、交通施設、情報施設などを指す語として用いられる。一般的に、インフラ設備を示す英語としてはユーティリティ(Utility) / ユーティリティーズ(utilities)が適切であるが、災害発生時のインフラ設備を想定した場合に、専門用語として、ライフラインが使用される。現代社会では、電気・ガス・水道・下水道の公共公益設備や、電話やインターネット等の通信設備、圏内外に各種物品を搬出入する運輸などの物流や人の移動に用いる鉄道等の公共交通機関など、都市機能を維持し人々が日常生活を送る上で必須の諸設備の総称を指す。
出典;ウキペディア
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