【ベーゼンドルファー💛一年半ぶりの調律♬】音楽はシニアライフのエッセンス♪

タイでの生活

バンコクからサワディーカップ
今日は、終の棲家を満喫する為の妻の必需品ピアノの調律です!
調律師はタイ人で20年以上のお付合いになる私と同い歳65歳の方です。

我が家のピアノ・ベーゼンドルファー♪

我が家のピアノは、ウィーン生まれの、Bösendorfer 170VC (Vienna Concert)。柔らかくて暖かい音色 ”ウィンナートーン※1” がベーゼンドルファーの特徴です。
買って20年以上経ちますが、この艶消しが何とも言えない風合いを醸し出しています!
買った際に「トロピカル仕様(タイ向け?)」と聞きました。
我が家の猫、みーこ♀は、ピアノの上で昼寝するのが好きです。

本帰国が決まったら、高い遮音性能も自慢の一条工務店のグランスマート※2に引っ越しです。←高価な防音設備が不要で助かります!

ピアノの調律作業

調律作業は、まず調律用アプリでざっと全体の様子を見ます。
ただこれは単なる事前診断!このあと彼の絶対音感を使った真骨頂”プロのTuning”が続きます。
チューニングピンを回すチューニングハンマーの繊細な動きがとても格好いいです💛

下の写真ではちょっと見え辛いですが、フェルトウェッジ(柔らかいクサビ)が弦の間に刺さっていますが、これは音を止める為だそうです。
ピアノの中音、高音部は、1音に対して3本のが張ってありますので、
. ①まずウェッジを使って
2本の音を止め、残りの1本の弦で基準となる音を作る
. ②次にその基準の音に他の2本の
の音を合わせる、
と言うことらしいです。
これらの作業を丁寧に繰り返し、全部で約2時間45分ほどの作業でした。(*´˘`*)オツカレサマ〜♡

楽譜は世界中のどの音楽家が見ても同じように理解できるのですから、世界で最も進化した共通言語と言えそうです!
勿論モールス信号など世界共通のものもありますが知ってる人は僅かですね。しかも『ニイタカヤマクダレ』なんて打電されたら意味不明ですね・笑

無伴奏ヴァイオリン ソナタ1番 BWV1001 の自筆譜(1720年)– J.S. バッハ

右奥に見えているのはKAWAIの電子ピアノです。真夜中の特訓用(笑)?

日本に帰ったらピアノはどこに置く?

実は、日本に帰った際のピアノを置く位置はいくつも案がありまして💦、
① 今現在有力な候補は↓ここです。

② 可能性は低くなってますが、他のアイデアは、↓この洋間です。
この洋間とリビングとはスリットスライダーで仕切られていますので、この扉を全開しますと、
洋間(8帖) + LDK(27帖) の合計35帖の連続した空間が出現しますのでピアノコンサートが出来ます。私は椅子を並べる係り💦

一条工務店・グランスマート平屋、3LDK、34坪です。

スリットスライダーの奥が8帖の洋間です。妻が覗き込んでいるのは和室です。

【床の強度】
ピアノの総重量は315Kg。補強無しでも床が凹んだりすることはないのですが、地震など予期せぬ垂直荷重に備え、床下に鋼製の床束を設置しようと思います。材料費はざっと3000~5000円くらいでしょうか?
↓これは我が家の違う場所ですが、鋼製床束で補強された場所です。リビングの数ヵ所はピアノを置く前提で予め補強済みです。

まとめ

今日は、久しぶりの調律でした。ピアノの使用頻度にもよると思いますが、出来れば年に一度くらいの調律がお勧めだそうです。
調律費用は、前回の調律から一年以内ですと12,000~15,000円くらいでしょうか。タイもほぼ同じくらいです(3000バーツ)。
ただ、長年調律をしてない場合は、清掃、部品の経年劣化による修理交換などにより、追加の作業時間、部品代金、技術料が発生するため、別料金がかかって来ます。
我が家では、ピアノは終の棲家を満喫する為の必須アイテムですのでこれからも大事にしたいと思います。


※1 ウィンナートーンとは?
響板一面だけで音を出すのではなく、側板も含めて箱鳴りさせる=ボディ全体で響く。
これにより、音がゆっくりと側板を一周して、ふわっと空間に放出される。
この構造が、“ウィンナートーン”と呼ばれるベーゼンドルファーだけが持つ特徴ある音を生み出している。
オーストリア製ハンドメイド

※2 一条・グランスマートの遮音能力
【一条のHPから以下抜粋】
音を入れない、漏らさない。
ふたつの中空層で、高い遮音効果を実現。
住宅性能表示制度の遮音対策等級では「最高等級3(JIS遮音等級T-2以上)」を獲得。例えば、約70dBの騒音(幹線道路の騒音)を、約40dB(深夜の郊外レベル)にまで抑制。周囲の音を気にせず安眠できるだけでなく、ピアノなどの楽器や大音量の映画・音楽も気がねなく楽しめます。

4月4日は「ピアノ調律の日」です
調律用の音叉の周波数から来てますね。
通常、アップライトピアノは440Hz(ヘルツ)、グランドピアノは442Hzで合わせます。
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