サワディーカップ!
今日のお題は『50肩』です。60代のシニアライフの方々も油断禁物です。
今朝、妻が『夜中、右肩が痛くて眠れなかったぁ💦』と。。
3ヵ月ほど前から肩の痛みを訴えてましたので、『それって50肩じゃないの?』と疑ってはいたものの、症状は軽そうで、私が経験した50肩ともちょっと違うようだし、そもそも58歳で50肩はないよなぁー、、とそのまま放置していました。
ただ、今朝はかなり辛そうなので『やっぱり病院に行った方が!』となり昼からかかりつけのサミティベート病院の整形外科へ。
そして診断結果は、
『50肩になりかけてますねぇ。もう少し早く来てくれたら軽く済んだかなぁ~』
とのこと。
そこで早速、右肩の患部に注射です。
普通の注射器の3倍くらいの注射器で、中には白い液体(一見カルピス)が入っていました。
注射の中身は、ステロイドと局所麻酔だそうです。
患部に針を刺した後は何度か注射器の角度や針の深さを変えながら薬を広範囲に注入していました。なかなかこなれた手つきでした!←プロの匂い!
ただ、本人はけっこう痛かった模様です(´;ω;`)
それにしても、夫の私が診察室にまで同行して様子を伺っているって、ちょっと奇妙ですかね(笑)
その後、病院で軽くランチを済ませた後、1時間ほどのリハビリです。
肩の運動と電気治療だったようですが、こちらはかなり気持ちよかったようです(笑)
二回目のリハビリは来週の水曜日で、合計5回ほどだそうです。
50肩の治療法については、ネットでもたくさん出ていますので、そちらを参照された方がよいと思いますが、私のケース(11年前)はかなり重症でして、服すらもまともに着れない状況で、会社で事故でも起こしたら大変と心配になりまして思い切って手術を選択しました。
以下、その時の記録です。(もしブログをやってなかったら、永久に記録されることはなかったです💦)
- 手術日は、2013年1月5日。
- 入院は一晩だけ。
- 病院は、バンコクのBumrungrad。←我が家の場合、手術を伴うような外科関連はこちらで、それ以外はサミティベート病院です。根拠は定かではありません。
- 掛かった費用は80万円くらい。全額会社に請求しましたが(笑)
- 手術の内容は、
関節鏡(内視鏡)を使用して行う関節包解離術(関節の袋を切開する)。
全身麻酔の状態で施術されました。固くなった関節包をドリルのような器具で剥がし取り、関節の動きをスムーズにする手術です。
下の写真は、手術中の動画のカット写真で、病院から”記念にどうぞ!”ともらったものです。肩が違和感なく、完全に元の状態に戻ったのは、術後3~4ヶ月後だったと思います。
なお、手術の為に開けた3つの穴は、1ヶ月ほどで綺麗に消えてしまいました。
私の場合の症状ですが、
手の可動範囲が炎症により機械的に制限されて無理に動かそうとすると激痛でした。
その結果、
- 胸の前で手が組めない。後ろへも左手がまわせない。
- 左手をシャツや背広などの袖に自力で通せない
- 電車の吊革に手が届かない(あと10cm)
- 棚など、高い所の荷物の上げ下ろしが出来ない
- 転びそうになった時、とっさに手摺を掴んだり出来ない
- 寝返りが打てない(うっかりすると激痛)
みたいな感じでした。
手術を決断するまでの期間は半年くらいだっと思います。
『50肩は、じっと我慢していれば、一年ほど待てば治る』と聞いていたので、その半年間は苦しみながら放置していました。もっと早く病院に行っておけば、注射とリハビリで何とかなったかも知れません。
【まとめ】
40肩、50肩は、特定できる原因はないように思います。何となくは疲れがたまって来る40~50代に発症するもののようですが、例えばスポーツする人、肉体労働に携わる人に多く発症するかと言うと、そうでもなく。また今回のケースのように、60前後になっても起こり得る病気と言うことです。
この症状は放っておけば、いずれは治るようですが、やはり病院に行って治療すべきと思いました。
. ① 自然治癒を待つ(半年~1年)← 私の右肩のケース。
. ほんの少し兆候が出たものの数ヵ月で治癒。55歳ころ。
. ② 注射、飲み薬、リハビリを行う ← 今回の妻のケース
. ③ 手術する ←生活に支障のある重症だった私の左肩のケース53歳頃。
ちなみに、
タイマッサージは、50肩には効果は薄そうです(笑)
それでは明日も良い日でありますよう!
Have a Nice Day!