【一条・我が家の屋根の仕様】太陽光パネルを敷き詰めてZEHをコミット!

我が家の仕様

サワディーカップ!
2023年5月に、終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築しましたシニアライフのビギナーです。
今日は、我が家の”屋根”についての記録です。
屋根は、太陽光発電パネル以外はあまり細かく打合せしていませんので、ざっくりした記録になります💦_(._.)_

屋根の種類

我が家は、
南側の屋根;太陽光パネルとダミーパネル
 太陽光発電は、一条工務店にした理由Top3の一つです。
北側の屋根;スレート屋根(コロニアルグラッサ)
です。

南側の屋根。


北側の屋根
右下に、エコキュートと蓄電池(7KW)が並んでいます。


屋根の傾きは、3.5寸勾配です。←太陽光発電の定番。
屋根は、勾配の始点から終点まで9マスでグランスマートでは最高高さです。(勾配天井高さは5.3m)
【一条・勾配天井高さの最大化】+ ロフト高さ1.4m維持

我が家と方位の関係です。
子午線(経線)から11°ほど時計回りに回転しています。
年間を通して太陽光を遮る障害物はありません。
【太陽と日照の関係】家を建てる際、お隣さんとの位置関係は慎重に!

屋根の部位ごとの仕様

  1. 南側;太陽光パネルとダミーパネル
    屋根が、58枚の太陽光パネル13.7KW)と34枚のダミーパネルで覆われています。
    面積比率は、太陽パネル : ダミー = 70 : 30 です。
    平屋の片流れ屋根ですと、余裕で太陽パネルを設置できますが、ダミーパネルが高くつきます💦 ただこれでZEH達成の見込みです!

    一条の屋根は、太陽光パネルと屋根が一体構造ですから薄くてスッキリ感では業界トップだと思います。


    屋根兼用の太陽光発電+蓄電装置は全部で2,282,900円(税抜き)
    ダミーパネルが245,400円
    でした。
    下の写真は、ダミーパネルです。
    将来、ここに太陽熱温水器を設置して、エコキュートと連係させたいと思っています。

    太陽光パネルと屋根一体型は、
    グラン・スマート、・グラン・セゾン、・アイ・スマート、アイ・キューブ、・セゾン、・セゾンA、・ブリアール、
    に採用可能です。

    太陽光パネルのサイズは;
    ・縦型 902x1348mm
    ・横型 1324x926mm(我が家の屋根には71㎡の太陽光パネル)
    ・厚み 40mm
    ・質量 16kg

    ★ 一条の屋根/太陽光発電に関するHPは → こちら
    ★ 太陽光発電の製造元はHRD社(House Research Development) https://www.ichijo.co.jp/corporate/nissan/dream/default.html

  2. 北側;スレート屋根

    一条のスレート屋根の標準は、耐久性が高い順に、
    .  ① フラットルーフ(ガルバリウム鋼板)
    ② スレート材屋根(コロニアルクァッド)
    ③ パラペット屋根(FRP防水)
    だそうです。
    以前から『ガルバリウム鋼板の耐久性は凄い!』と聞いていましたが、『雨が降ったら結構うるさいのかなぁ、、お隣に迷惑だなぁ。。』など勝手な思い込みもあり不採用。
    我が家は、一条さんの薦めで、耐久性・メンテナンス性に優れた、コロニアルグラッサをオプションで採用しました。オプション費用は100,000円でした。(坪単価5100円/坪)
    製造元はケイミュー
    コロニアルグラッサの耐久性は、おおよそ30年間だそうです。

    ハイドロテクトの壁の採用もそうですが、これから迎えるシニアライフを念頭にメンテナンスが少なくて済む仕様選びに心掛けました。
    将来を見据えた”先行投資”です!

    このコロニアルグラッサは、グランセゾンもオプションです。.選択できる色は、5種類とのことでした。(特約上の制限でしょうか?)
    (ケミューさんのカタログには16色出てますが)
    .
    カラーバリエーションは;
    ①グラッサ・ブラック(CC562)← 我が家はこれです。

    ②グラッサ・パールグレイ(CC575P)

    ③グラッサ・ココナッツブラウン(CC521)

    ④グラッサ・アイスシルバー(CC535P)

    ⑤ラスティグリーン(CC527)

まとめ

家の寿命に屋根の性能は大きく影響すると思います。私が小さい頃、雨漏りで家のあちらこちらに洗面器やバケツが置かれていたものです(笑) 結果、家の至る所が腐食でボロボロです(´;ω;`)
一条工務店の屋根は、太陽光パネルと屋根を一体化させることで、コスト削減を達成しつつ、家の軽量化で耐震性能を向上させるなど画期的です。
またメンテナンスフリーとは行かないまでも、家全体を守る壁や屋根の耐用年数は群を抜いていると思います。

 

まさにシニアライフを快適に、そして低ランニングコストで暮らすには持って来いの家だと思います!
『どこまでZEHを極められるか?』引き続きあれこれアイデアを模索したいと思います!

それでは明日も良い日でありますよう!
Have a Nice Day!


↓以前の投稿でも紹介しましたが、、

【おまけ】
ところで、
壁や屋根のパネル、太陽光発電システムを製作している一条工務店のフィリピン工場をご存じですか?
そこそこ歴史のある工場ですが、あまり知られていませんね。
位置情報は下の写真にリンクを貼ってます。
フィリピンの首都マニラから南へ約30Kmあたり。
名前は”H.R.D” ← 一条工務店を連想する文字は出て来ないですね。
ただ、工場の屋根のほぼ全てに太陽光パネルがはってありますので、私ら一条ファンにはバレバレですね・笑

フィリピンには仕事で二度行きましたが殆ど記憶がありません💦
唯一、1991年の大噴火で有名なピナツボ山も見に行ったことは覚えています(写真が残ってましたので)
30年以上前に他界した父は、戦争中はフィリピンで飛行機のメカニックをやっていたそうです。私が小学生の頃、子供のくせに”ラバウル小唄”が好きでした。

パネルはフィリピンのH.R.Dでプレファブされ、日本へ海上輸送されます。
↓これは、我が家の上棟の日に撮った写真です。

↓H.R.D関連の情報を見つけました。

シンガポールにある HRD (S) Pte., Ltd.は、1995 年フィリピンのカビテ(Cavite)輸出加工区(経済特区)に、住宅部材の工場を操業した。当初は洗面の三面鏡化粧キャビネットから、さらに欄間、襖、障子など室内建具の製造を始めた。さらにアメリカから米松の丸太材を輸入し、製材からプレカットまでを行った。もちろんプレカットのためのCADのオペレーションもフィリピンで行っている。
HRD 社は、一条工務店の創業者大澄賢次郎の長男がその発行済み株式総数の 99.99%を持つ、会社である。HRD 社が研究開発、営業ツールの作成、設計、部材製造を行い、一条工務店およびフランチャイズ加盟の8社は、その商品の営業、施工を行っている。
1.フィリピンの自社工場でほとんどの住宅部材を一貫生産一条工務店は 2008 年には、2×6 工法の i-cube の発売し、それまでのプレカットによる木造軸組工法に、新たな商品ラインを加えた。2015 年1万 3000 棟のうちその 60%、約 8000 棟が2×6 工法となっている。これらの商品開発は HRD が行う。
そしてアメリカから木材をフィリピンに輸入し、製材し、HRD の自社製の PVC サッシ、EPS 断熱材を組み込み、パネル化し外装タイルまで貼り付けて、日本に輸出される。輸出加工区(経済特区)に工場があるので、輸入関税がかからない。しかも、パネルなどの日本での輸入関税はゼロで、消費税相当分を払うだけでよい。製材から行うので当初は2×4材、2×6 材の乾燥が足りず、パネルとしての形状安定性に欠け、現場での建て方の際にトラブルが起こった。
HRD (S) Pte., Ltd.は、株式会社一条工務店およびフランチャイズ加盟の各地の一条工務店に対して、技術開発、商品開発を行い、パンフレット、カタログ、ビデオなど営業ツールの作成、必要な部材の供給を行い、それらの対価を受け取っている。一条工務店の住宅販売価格は、2450~2800 万円ほどである。
これに対して HRD 社が供給する部材費用は、1000 万円ほどである。日本で住宅を1棟建てるとその価格の 80%程が日本の GDP に加算できるが、一条工務店の住宅は、50~60%ほどしか加算できない。
フィリピンの年間輸出額は 621 億 US ドルで、主要輸出品のバナナが年間 4 億 4000 万 US ドルであるので、年間約 10 億 US ドル輸出する HRD 社は、さまざまな面でフィリピン政府から優遇されている。
さらに 2 万人以上を雇用するフィリピン工場は、アップルの iPhone、iPad を製造する中国の工場労働者が約 3 万 5 千人であること考えると、相当な規模であると言える。
違いは、アップルがここから全世界に輸出するが、HRD は、わずかにアメリカ西海岸とオーストラリアに輸出するが、そのほとんどを日本に輸出しているということである。しかしアメリカ西海岸で最初にHRD が開拓したのは、ワシントン州シアトル近くのイサクア市で、ここにはイチローの住まいがあるということで、イサクアにイチローに加えてイチジョウが加わったという、アメリカンジョークが書かれている。
2.シンガポールに本社を置き、フィリピンに工場を置くメリットHRD(S)PTE 社の前吉田誠社長は、地元テレビの取材の中で、フィリピンを選んだ理由として、第1には輸出加工区(保税地区)であること、第2には立地条件、第3には労働力と言語を挙げている。
一条工務店のホームページでもシンガポールにある HRD 社については、まったく触れられていないし、またニュースリリースも出されていない。しかし一条工務店の社員はみんな知っているので別に秘密にしているわけではない。特別広報しないのは、住宅はユニクロのように人件費の安い国で製造し、販売価格を安くしても大量に売れないからである。人件費の安いフィリピンで製造しているので、これほど安いといっても、販売量は増えない。むしろコストの安さで、将来の競争力を確保する方が賢い。シンガポールは租税回避地であるので、かなりの資金の内部留保があるはずだ。これが第一の将来メリットである。
さらに日本の住宅需要は今後確実に縮小する。すでに進出しているアメリカやオーストラリアだけでなく、1 人当たり GDP が 12 倍の韓国、8 倍の台湾、2.3 倍の中国ならば、まだまだその住宅市場に進出できる可能性がある。これが第二の将来メリットである。
またフィリピンの工場は、普段現場で使う技能を用いて、労働集約型で行っているので、近い将来の日本で、建設業での外国人技能者の受け入れが可能になった場合、フィリピンの工場を技能訓練、労働者派遣の基地として活用できるはずである。これが第三の将来メリットである。
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