サワディーカップ!
アイキャッチ画像は、バンコクの街の中でよく見かける、電線工事の光景です。
ほとんどは、通信ケーブル関連の作業で、二人一組でやっていることが多いと思います。
その作業で登場するのが、竹製ハシゴです。
竹製ハシゴを使う理由をタイ人の同僚に聞いてみましたら、
- 感電防止: これはかなり重要なポイントです!
竹は金属より電気を通しにくく、湿気にも強いため、感電リスクが低い。 - 電線に損傷を与えないため:写真をご覧ください。
何と!ハシゴはケーブルの束に直接寄り掛かっています。 - 軽量で運びやすい: 竹は軽いので、狭い場所でもハンドリングが容易。
- コストが低い: 地元で手に入りやすく、経済的。
- 強度と柔軟性: 竹は強度があり、長いハシゴにはもってこい。また加工も容易なので、色々なタイプのMyハシゴが製作できる。
- 伝統的な工法: タイは竹を使う文化が根付いている。
今でも、建築現場の足場に竹が使われることは多い。
等だそうです。
上に登って作業をする人は、ノーヘルで、履物もサンダルっぽいです。
しかも絶縁手袋など使わず素手です。下に居る相棒は、ハシゴが滑らないよう下を支えることもなく、横でのんびりしています(笑)
妻の実家の裏山にはたくさん竹があるので、ハシゴを試作してみようと思います(笑) たぶん、孟宗竹は太過ぎてダメですね?
↓妻の実家の裏山です。
それにしても、バンコクの電線スパゲッティの実態は驚きに値します!
中には、”もはや芸術か!”と言えそうなものもあります!
どうやってこれらの電線が管理されているのかは謎ですが、バンコクは停電は少なく、ネットが落ちることも殆んどありません。バンコクの七不思議です。
ところで、今後タイに、大型のデータセンターが続々と設置される予定です。
昨年末、『Amazon, Google, Microsoftの3社は、タイのデータセンター・インフラ整備に3,000億バーツ(84億6,000万ドル)を投資する予定』との報道がありました。
つい先日もアマゾンが、『新しい AWS Direct Connect ロケーションと拡張機能』を発表しました。
今後は、これらの計画に伴うインフラ整備も必須になって来ますし、電力需要も一気に増えることになります。
『こんな電線で大丈夫か?』と素人は不安にはなりますが(笑)、今後のタイへの期待は増すばかりです!
それでは明日も良い日でありますように!
Have a Good Day!