2023年、終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築しましたシニアライフビギナーです。先日ご報告しました通り、トイレの自動ドア化は、電動アクチェータのトルク不足で惨敗でした💦
その後、アクチェータを物色していましたが、「これならいけるかも!?」と買ったものが到着しました。日本で発注しましたがタイ到着まで5日でした。現物は、中国から来たようです。
さっそく、日本から持って来た安定化電源を使います。
アクチェータの定格電圧は12Vです。車の電源でも使えるので、キャンピングカーのDIYにも使えそうです!
ロッドの可動範囲(ストローク)は、100mm。
さすがにMax Loadが150N(15.3Kg)ですから、一条工務店の引き戸のソフトクローザーの保持力(約1Kg) には十二分に打ち勝つパワーです。
問題は、ソフトクローザーの領域を脱した後、そのまま引き戸を全開、又は全閉の状態までドアを蹴り出せるか? その決め手となるロッドが動く速度は70mm/秒です。微妙に遅いような気もしますが、これなら何とか行けるか💦
実際にアクチェータを動かしてみて思ったことは『ギアの音が意外とうるさい』。ただ、普通の自動ドアもそれなりに音はするので、『まぁいいかっ・・』て感じです。
アクチェータは、電源の極性+と-を入れ替えることでロッドが出たり入ったりします。
ロッド稼働域の両方にリミットスイッチがあり、電源スイッチを切らなくても自動的にOFFになります。
値段は、4,035円(送料込み)でした。
タイの家でプチ実験です。
うちのみーこが恐る恐る見学に来ました。
アクチェータが動いた瞬間に、みーこ一時退避です(笑)
この扉は、一条工務店の引き戸と同じ吊りタイプですが、かなり重い扉で、しかも摩擦抵抗が大きく惰性ですーっと動きません💦

性懲りもなく、コンセプトは同じです(笑)
こんな仕掛けの自動ドアは世の中にはないと思いますが💦
チャレンジです!
ドアを蹴り終わったら、直ぐにロッドが元の位置に収納されるような仕掛けが必要です。
具備すべき条件ごとに査定してみますと;
- 安く設置できること、
Yes, DIY前提に材料費は1~1.5万円以下 (アクチェータは一台約4000円) - 誰にでも仕組みが理解でき、DIYでも設置可能なシンプルなメカニズム、
Yes,複雑なメカや制御装置を必要としない - ドア周辺の美観をあまり損なわないこと、
Yes,トイレ内側のドアフレームの幅(約6cm)に装着可能。 - 手動並み、又はもっと早く開くこと、
Yes,アクチェータの作動速度は70mm/秒なので、通常の自動ドアと遜色なく開閉可能、 - ドア挟まれ防止等の安全装置が不要なこと、
Yes,蹴り出した後はドアがただ惰性で動いているだけなので安全 - ドアの自動開閉中でも手でその動作を止められること、
Yes,ドアは惰性で動いているので容易に止められる - 今まで通り、手動でも開閉出来る、
Yes,アクチェータとドアとは物理的に繋がっていないので今まで通り手動もOK - 限りなく少ない電力で駆動すること。電池駆動でも長時間使える、
Yes,アクチェータを瞬間的に動かすだけなので消費電力は小さい

また一時帰国の際に実験してみようと思います。
タイにおりますと、思い立った時に”終の棲家”に行けないことだけがストレスです(笑) 5000Kmは遠いです💦

それでは明日も良い日でありますように!
Have a Good Day!