タイ在住32年目になる現役サラリーマン、66歳です。
これから、シニアライフの人生を歩み始めますが、そんな中でふと気になったことが、
「やる気が必要なことって、本当に“やりたいこと”なのかな?」
です。
え?と思われたかもしれませんが、ちょっと視点を変えて考えてみました。
気づけば夢中。やる気なんて関係ない。
たとえば──
ツーリングに出かけるとき、読書に没頭しているとき、庭で土いじりをしているとき、ゲームに熱中しているとき、ピアノを弾いているとき。
「よし!今日は絶対にやるぞ!」と気合を入れなくても、気づけば何時間も過ぎている…しかも食事も忘れ、、そんな経験、ありますよね。
これって、やる気がなくても自然にやってしまう、夢中になってしまう、「自分が本当に好きなこと」に触れている証拠なんです。
やる気を必要とするものは、どこか義務のニオイがする?
逆に、
-
「やらなきゃいけないけど、ちょっと面倒…」
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「どうもモチベーションが上がらない、スイッチが入らない…」
そんな風に感じることって、案外「本当にやりたいこと」じゃなかったりします。
「やる気が出ないんです…」という声、よく聞きます。でも裏を返せばそれって、「無理してでもやらなきゃ」とプレッシャーをかけている状態かもしれません。
もちろん、人生にはやらなければならないこともあります。
仕事、家事、健康管理。
でも、本当にやりたいことなら「やる気を出さなきゃ」と意識しなくても、自然と行動しているものです。
“やる気ゼロでもできること”にこそ、本当の自分がいる。
これからのシニアライフを考えるうえで、無理なく自然体でいられる時間を大切にしたいと思うようになりました。
「頑張る」より、「つい手が伸びてしまう」ことを優先する。
そんな日々は、とても心地よく、ストレスもないと思います。
そして、それが積み重なって、自分らしい生き方になっていくような気がして来ました。
「やる気が必要」なときこそ、自分に問いかけてみる。
もし何かに取り組むとき、「やる気が出ないな」と感じたら、少し立ち止まって、自分に聞いてみることにしました。
時々、誰かのあつ~い言葉や、YouTubeに刺激されて、何かを始めてしまおうとすることがありますが、ちょっと深呼吸です!
- 本当に、これはやりたいことなの?
- 他に、もっと夢中になれることはないのか?
やる気を必要とせず”自然にできること探し”です。
それこそが、“本当にやりたいこと”のはずです。
最後にひとこと。

人生後半戦の今こそ、「やる気に頼らない生き方」を選びたいと思います。
それが、余生を豊かに、そしてストレスフリーに生きるためのヒントになると信じています。

こんな言葉を思い出しました。
『仕事は、好きな者には敵わない。能力でもない、学歴でもない』
『努力は、夢中には勝てない』
今までの経験から、好きになった仕事は、無我夢中になって取り組めて、どんな苦労も楽さが上回っていたと思います。わざわざやる気を出さなくても勝手に!
『好きこそ物の上手なれ』も正しいですね!

もちろん、自己啓発の努力は続けますけどね!
それでは明日もよい日でありますように!
Have a Nice Day!