タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナーです。
先日のことです。
最近、あまり会話していなかった後輩(日本人)を飲みに誘いました。
言い出しっぺは『今日は華金だ😁』とひらめいた社長です。←人付き合いいいです😊
その後輩とは、日本での接点はなく、全て海外ばかり。しかも一緒にやったプロジェクトは数える程しかないのですが、私の中では”信頼できるトップ3”の人物です。
本人に直接言ったことはないですが、その信頼は、『いい時だけ集まってくる輩とは対照的に、どん底で皆が散った後も最後までそばで支えてくれた男』の一点です。
一方、私は、今年度一杯でタイ勤務終了の予定でもありますので、そろそろ「これからよろしく頼むぞぉ~」とじんわり伝えておこうとの思いもあっての食事会です。
最初はたわいもない話をしながら、最近の面白い話題で盛り上がって来たあたりで、ちょっと今日の趣旨をジンワリ頭出し。
すると彼が口にした言葉が、
「今日は、”おまえは解任だ!”って言われるのかと思ってました」
「えっ!」
いや~、正直、驚きました。
彼の中では、そんな不安を抱えていたなんて。

「日頃のコミュニケーションが全く足りていなかったんだ💦」
と、痛感しました。
気にかけている“つもり”では届かない
こちらはちゃんと見ていたつもり。
困っていれば声をかけていたつもり。
でも、“つもり”だけでは、相手には届かないんですね。
日々の業務に追われ、「察してくれるだろう」「言わなくてもわかってるだろう」と思ってしまいがちですが、それが一番の落とし穴。
言葉にしてこそ、信頼も、ねぎらいも、安心感も伝わるんだと、あらためて感じました。
たった一言で
後輩の一言が、私にとっての「気づき」になりました。
何も言わないでいることで、相手の中に不安のストーリーが勝手にできてしまう。
逆に、「いつもありがとう」「これからも頼むぞ」といった一言があれば、人は安心し、前向きになれる。
日々のちょっとした言葉の積み重ねが、関係をつくり、信頼を深めていくのだと思います。
最後に
「いやいや、解任なんてとんでもないよ。むしろ、これからが本番だろ!」
私は笑ってそう言いましたが、内心は反省です💦
あれ以来、他の後輩たちにも「最近どう?」「ありがとう」「助かったよ」と、言葉にして伝えることを意識するようになりました。
大切な誰かにも、伝えるべき一言があるかもしれませんね。

その後、3人の飲み会は大いに盛り上がりました🍷
Antipasti misti 650 THB
Pumpkin soup 200 THB
Grilles Lamb Chops (3pcs) 1,050 THB
「今日は、おごちそうさまでした_(._.)_」
「気にするな、割り勘だから」
「・・・」

コミュニケーションギャップって、たった一言で、広がったり、縮まったりしますね。”言葉”大事にしたいものです。
それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!