タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナー66歳です。
今年度一杯で本帰国の予定です。
(大袈裟ですが💦) タイから日本へ引き継ぐ㊙ミッションが残っておりまして、一旦は、32年前の古巣に戻ります。そこでシニア雇用を継続しながら”日本語リハビリ”の予定です(笑)
ただ、その古巣で働くほとんどの人は知らない人ばかり・・
『32年も経ってますから、そりゃ~そうですね(笑)』

さて今日のお話しは、”残りの人生で本当に必要だと思う5つのこと”についてです。
会社勤めも、気づけば半世紀近くになりました💦
何度も言っていますが、本当に『あっという間』でした。
最近は、現役としての生活を続けながらも、ふとした瞬間に「これからの時間」を意識するようになってきました。
最近まで、新しいモノを「得ること」に充実感を感じていましたし、日本への本帰国後もしばらくは、車や家の外構など、生活の基盤を整えるために「得る」ための出費が続きます。
ただ、それが一段落したら 「もうこれで十分」という自分なりの線引きに加え、「少しずつ手放すこと」の中にも人生を豊かにするヒントがあるのではないか。そんな風に、これからの日々を楽しめたらと思っています。

66歳の今、「残りの人生を豊かに生きるために本当に必要だと思う5つのこと」を、まだもや~っとしていますが整理してみました。
ただ、人生は毎日が初体験のぶっつけ本番の旅です!
日々が ”Try and Error”の連続ですから、この5つが、今後どう軌道修正されるかは分かりません_(._.)_
① 健康な体と心(すべての土台)
どんなに夢や目標があっても、健康を失えば何もできません。
今まで、あまり意識しなかったことですが、最近は現実味を帯びて来ました。
「どっこらせ!」と立ち上がる際も、膝がおぼつきません💦
若い頃は無理しても動けましたが、今は「無理をしない工夫」ことこそ最大の知恵です。
私は毎朝、日の出前にウォーキングを続けています。ざっと一時間です。
体を動かすことで気持ちも前向きになり、ストレスもリセットされます。
そして最近気づいたのは、「心の健康」も同じくらい大切だということ。
妻とゆっくり話したり、童心に帰ってどこかに仕舞い込んでいた趣味を復活させたり。
★【リタイア後の趣味⁈】でまた悶絶💦
健康があるうちは、人生の選択肢が広がる。
健康を失うと、すべてが制限される。
② 経済的な安心(足るを知ることで解決できること沢山)
お金は“幸せ”そのものではなく、“心の自由”を守る為の道具だと思います。
老後資金や年金の話題が世間を賑わせていますが、必要なのは「足るを知る」感覚。
贅沢を追わず、無理のない暮らしを続けることで、心にゆとりが生まれます。
一方で、最近は「貯める」よりも「どう使うか」も意識するようになりました。
自分と妻が穏やかに楽しく過ごすため、または自己研鑽の為の投資には躊躇しないことにしています。
消費、浪費、投資、ちゃんと見極めながら、安定した安心な暮らしを目指したいと思います。

③ やること・生きがい(心のエンジン)
現役を続ける一方で、「何のために働くか」を改めて考える時期でもあります。
誰かの役に立ち、自分も学べて、そして楽しい。
この3つの調和が取れたら、生き生きと過ごせるような気がします。
「定年後に何をするか」ではなく、
「今から何を続けておくか」が大切。
④ 自分の居場所(支えとつながり)
退職を機に、人とのつながりは一気に減るはずです。
でも、居場所は“会社”だけではありません。
家庭、地域、趣味仲間、「自分を受け入れてくれる場」は意外とありそうな気もしますし、基本、私も妻もインドア派ですから、メインの居場所は2年前に建てた”終の棲家”になろうかと思います。自慢のZEHですから快適です!
快適な空間で趣味に没頭したり、ブログを通して誰かのお役に立てればと思います。
また、アマチュア無線で同じ価値観の方々と情報交換してみたいです。
人は誰かに必要とされている限り、前を向いて生きられるものです。
⑤ 今を楽しむ心(あるべき幸せの形)
将来の不安を完全に消すことはできません。
でも、「今」を味わうことは、誰にでもできます。
朝のコーヒーの香り、夕焼けの空、妻との会話、下手なブログ執筆💦
これらを「当たり前」と思わずに楽しめるかどうかで、人生の質は変わる気がします。
若い頃は、“未来のため”に働いていましたが、今は“今日を味わうために”働いています。
それが66歳の今、最も自然な生き方ですし、役職定年後のシニアサラリーマンのあり方でよいと思います。

まとめ
人生の後半は、荷物を軽くして歩む旅のようなものかもしれません。
かつて追い求めたポジションやプライドといった荷物を下ろして初めて、本当に価値のあるものが足元に輝いていたことに気づきそうな気がしています。
それは、すべてを支える健康であり、心を自由にする経済的なゆとりだったり。
そして、日々を彩る生きがいと、孤独から守ってくれる人とのつながり。最後に、そのすべてを幸せだと感じるための「今を感謝する心」。
これら5つの本質的な豊かさを胸に、残りの道のりを自分らしく、穏やかに歩んでいきたいと心から願っています。

『もう66歳・・』、いいえ『まだ66歳です』。
これからも“足るを知る”を心得ながら今日を満喫したいと思います。
折角ですので、ここで4つの支出についておさらいしておこうと思います。

私は、”空費”も大事だなぁと思います!
- 消費:日々生活していく上で欠かせないモノの購入や使用料。家賃、食費、交通通信費、水道光熱費など。
- 浪費:必要以上の贅沢や、無駄な出費。特にやりがちなのが計画になかったモノの衝動買い。”本当に必要なもの”と”ただ欲しいもの”をしっかり分けて管理しないといけません。
- 空費:自分を見つめなおしたり、心のゆとりにつながる出費。趣味、旅行などの支出。場合によっては浪費と紙一重だったりするのですが、本当に好きなことには躊躇なくお金も時間も使うべきです!
- 投資:後々リターンが見込まれる投資費用。株式投資や貯蓄、スキルアップのためのセミナー費、書籍費など。途中で投げ出さないよう注意が必要ですが、私は自己研鑽の投資は躊躇なくやります。






