【タイ⇔カンボジアとの緊張続いてますが】バンコクはいつも通り平和です！

サワデーカップ！
タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナーです。
時々ニュースで流れていると思いますが、タイ東部のカンボジア国境周辺における情勢不安は続いています。。

ただ、私が住んでおりますバンコクとその周辺は、いつも通りで、いたって平和です。私生活、仕事どちらにも影響は出ていません。
時々、『タイは大丈夫なの？』と連絡を頂くことがありますが、ありがとうございます_(._.)_　大丈夫です！
↓こんな感じでバンコクは平和です。

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ただ、カンボジア関連と、バーツ高のダブルパンチを受け、観光にはそれなりに影響が出始めているようです💦
今朝のレートは、31.1 THB/US$、5.02円/THBです！

直近の報道から抜粋です。

2025年12月21日配信；
タイ東部のカンボジア国境周辺における情勢不安を受け、観光業界への影響が懸念されています。特に国境に近いチャンタブリー県とトラート県では宿泊予約のキャンセルが相次ぐ深刻な状況となっています。一方で、パタヤなど主要観光地への直接的な影響は限定的であり、一部の旅行者が行き先をパタヤへ変更する動きも見られますが、バーツ高や海外からの風評被害も懸念材料となっています。

2025年12月23日配信；
★タイとカンボジアの軍事衝突　停戦に向け両軍幹部が24日に協議へ

最新の2025年の動向をまとめました。

要約：プレアビヒア寺院をめぐる現状と紛争の深刻化
プレアビヒア寺院の領有権争いは、100年以上前の植民地時代の地図作成に端を発する根深い問題です。2013年の国際司法裁判所（ICJ）の解釈判決で沈静化したかに見えましたが、2025年に入り、再び大規模な軍事衝突へと発展しました。
現在は寺院周辺のみならず、複数の国境地点で空爆や重火器を用いた戦闘が発生しており、数十万人の避難民が出るなど、近年で最悪の緊張状態にあります。

1. 紛争の背景と歴史的経緯（1962年〜2013年）

紛争の核心は、フランスが作成した**「地図（地形を無視）」と、タイが主張する「分水嶺（自然の境界）」**の乖離にあります。

1962年のICJ判決: 寺院本体はカンボジア領と認められましたが、周辺の**「4.6平方キロメートルの未画定地」**の帰属が曖昧なまま残されました。
2008年の世界遺産登録: カンボジアによる単独登録を機に、タイ国内でナショナリズムが激化。軍事衝突が発生しました。
2013年のICJ解釈判決: ICJは、寺院が位置する「岬（プロモントリー）」の大部分がカンボジアに属すると判断。しかし、タイ側が主張する特定の丘などの境界線については明確な言及を避け、火種を残しました。

2. 2025年の最新状況：紛争の再燃と激化

2025年には単なる「銃撃戦」を超えた深刻な衝突が報告されています。

2025年の主な戦闘経過

7月: ウボンラチャタニ県やシーサケット県付近で大規模な衝突が発生。戦車や多連装ロケット砲（BM-21）が使用され、双方に数十名の死傷者が出ました。
12月（現在）: 12月7日より再び戦闘が激化。タイ軍による空爆（F-16）や、カンボジア軍によるロケット弾攻撃が報じられています。
人道的影響: 両国合わせて90万人以上の住民が避難を余儀なくされており、ASEANや国際社会が即時停戦を呼びかけています。

3. 紛争の主な争点比較

現在の対立軸を整理すると以下の通りです。

争点	カンボジア側の主張	タイ側の主張
境界線の根拠	1907年の「地図（別添1地図）」を重視。	1904年条約の原則である「分水嶺」を重視。
寺院周辺の土地	2013年ICJ判決により、岬全体が自国領である。	判決は一部に限定されており、4.6㎢の多くは自国領。
政治的背景	主権の誇示と国民の団結（フン・マネット政権）。	国内の政情不安（ペートンタン政権への圧力）とナショナリズム。
2025年の衝突原因	タイ軍による領土侵犯と空爆を非難。	カンボジア軍による挑発と地雷敷設への自衛権行使。