いよいよ2025年も終わりが近づいて来ました。
タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナー66歳です。
今日は、本帰国前の最後の脳検査 (MRI/MRA)でした。
検査は約30~40分です。
脳検査なんて、しょっちゅうやるものではありませんが、3年前に初めてやった脳検査の際に、小さな脳動脈瘤が見つかりまして、それ以降、半年ごとにMRI/MRAによる経過観察を続けて来ました。
今日の検査結果は『動脈瘤のサイズに変化は無さそう』とのことでホッとしました。
動脈瘤が小さくなることはなく、観察のポイントは「サイズが大きくなっていないか?」です。
ドクターの説明では、

左内頸動脈の小さな動脈瘤、古い微小出血の疑い、小血管病変による白質変化、などが観察されるものの、ここ三年間で大きさに変化はなく、今のところ特に心配はない。
ただ、今後も定期的な経過観察を続けることを勧めます!

↑コブの大きさは直径3mm、根本部分は2mmほど(現物です💦)。
とのことでした。
私の場合は、動脈瘤が、内頸動脈の海綿静脈洞部(Cavernous segment)という場所にあることから、万が一破裂しても”くも膜下出血”にはなりにくく、コブの大きさが10mm〜12mm程度になるまで破裂リスクも高くない、などのデータがあるようです。
次の脳検診は日本になりますので、今日はMRI/MRA※の画像データと診断書を貰ってきました。


本帰国後は、直ぐに新しく主治医🧑⚕️を見つけないといけません!
どんな形であれ、脳に障害を持ってしまうと、体の自由度に影響する可能性が大きいです。
高血圧、糖尿病、高脂血症(脂質異常症)、喫煙などの危険因子を持つ人のほうが動脈瘤の保有率は高くなり、生活習慣のあり方が重要なポイントになるようです。
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”脳の健康”は、全ての健康の基盤です!
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血圧が高かった私の父は、47歳の時に脳梗塞で倒れ半身不随に。
私が中二の時(昭和47年)でした。その後17年間に渡り自由を奪われたまま、64歳の若さでこの世を去りました。まだまだやりたいこともあったはず、悔しかったと思いますし、連れ添った母も苦労しました。
当時は、医療に関する情報も少なく、定期健診や予防医学みたいな意識も希薄でしたが、今は、日頃の疾病予防、検診による早期発見、迷わず早期治療が当たり前の時代です。
※ MRIとMRAの違い
- MRI(Magnetic Resonance Imaging):
脳の「全体像」や「組織そのもの」を見る(脳梗塞・腫瘍など)。 - MRA (Magnetic Resonance Angiography) :
「血管」に特化して見る(動脈瘤・狭窄など)。 - 同時に実施:
多くの脳ドックでは、一度の検査でMRIとMRAを同時に行い、脳の組織と血管の両方を包括的にチェックするのが一般的です。

装置の周りには大きな磁石があるため、スピーカーと同じ現象がおこり「ガーガー」とか「ガンガンガン」とかなり大きな音がします。
耳栓はあまり効果ないです💦 ただ私の場合は眠れます(笑)


それでは、どなた様もよい年をお迎えください!
来年もよろしくお願いいたします。
Thank you for your incredible support over the past year.
Wishing you and your family a prosperous and joyful New Year 2026.


