【平均余命と平均寿命の違いって何?】「あと何年生きられるか」はどっちですか?

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家族

タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナー66歳です。
今日バンコクの空は、早朝から酷いMP2.5で霞んでいます。大気汚染指数(AQI)は”健康によくないレベル”が続いていまして、寿命が縮まりそうです・・・

さて、今日のお話しは、”平均余命と平均寿命の違いって何?”です。
これからの人生設計(終活や趣味、資産計画)に直結する大切なテーマでもありますので、「まだ先のことだ」と横に置かず、ちょっと勉強しておこうと思いました。

先ず先に結論を言っておきますと、「平均寿命という言葉に惑わされて、人生を短く見積もらないで!」です。

今回のまとめ:シニアが知っておくべきこと

  1. 「平均寿命」は、今生まれた赤ちゃんの予測値。
    すでにシニアの私には、あまり関係のない数字です。
  2. 「平均余命」こそが、あなたの「本当の残り時間」。
    今の年齢まで元気に生きてきた人なら、平均寿命よりも長く生きる可能性は高い?
  3. 「平均寿命=人生のゴール」ではない!
    多くの人は、平均寿命を超えてもっと長く生きる準備が必要です!

1. 「平均寿命」と「平均余命」の違い

よくニュースで耳にする「日本の男性の平均寿命は81歳」という言葉。
これを聞いて「俺はあとxx年ちょっとかぁ……」と考えるのは、実は大きな勘違いです。
平均寿命と平均余命の定義を分かりやすく表にまとめました。

項目 平均寿命 平均余命
意味 0歳の赤ちゃんが、あと何年生きられるかの予測。 ある年齢の人が、あと何年生きられるかの予測。
対象 今生まれたばかりの子供。 60歳、70歳など、特定の年齢のすべての人。
シニアへの影響 低めに出ることが多い(参考程度)。 こちらの数字の方が、現実に近い。

「マラソン」の例え

  • 平均寿命:
    スタート地点にいる全員が、平均してどこまで走れるかの予測です。途中でリタイアする人も含めた平均です。
  • 平均余命:
    すでに40km地点まで走り抜いた人(シニア)が、「ここからあと何km走れるか」の予測です。
    すでに40km走れた「体力のある人」だけを数えるので、ゴールは最初より先に延びるのです。

2. シニアが本当に理解すべき3つのポイント

シニアの方が人生設計を考える上で、絶対に外せないポイントを3つに絞りました。

① 「生存者ボーナス」がある!

平均寿命が81歳だとしても、すでに65歳まで生きてきた人は、若くして亡くなるリスクをすべて乗り越えてきた「勝ち残り」です。
厚生労働省のデータ(令和5年)を見ると、驚きの事実がわかります。

  • 男性:
    平均寿命は約81歳ですが、65歳の人の平均余命は約19年。
    つまり、84歳まで生きるのが平均的
    です。
  • 女性:
    平均寿命は約87歳ですが、65歳の人の平均余命は約24年。
    つまり、91歳まで生きるのが平均的
    です。

ポイント: 「平均寿命」よりも「3〜5年」は長く生きると考えておかないと、お金や計画が足りなくなります。

② 「平均」はあくまで真ん中

「平均余命」はあくまで平均です。
実際には、その年齢よりもさらに長生きする人が半分近くいるということです。
例えば、90歳や100歳まで生きる可能性も十分にあります。「平均で終わる」と決めつけず、「もっと長生きしてしまった場合」の準備をしておくのが、本当のシニアの知恵です。

③ 「健康寿命」とのギャップを知る

「あと何年生きられるか」と同じくらい大事なのが、「あと何年元気に動けるか(健康寿命)」です。
一般的に、寿命と健康寿命の間には男性で約9年、女性で約12年の差があります。
「自由に旅行に行ける時間」は、平均余命が示す数字よりも少し短いかもしれません。

繰り返しになりますが、
「平均寿命という言葉に惑わされて、人生を短く見積もらないで!」と言えそうです!
それでは、いい日でありますように!
Have a Nice Day!

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